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TrendForceの市場調査データによると、世界のSSD出荷台数は昨年10%以上減少した。

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そして、今年も素晴らしい年になるとは期待されていない。

IT業界の市場調査会社TrendForceは、世界のSSD出荷に関する最新レポートを発表した。

同レポートは、2022年の世界のSSD出荷台数が前年比10.7%減であったという興味深い見解を見出しに掲げている。

また、世界ランキングで最も多くの台数を販売しようとしのぎを削っているブランドと、出荷台数減少の背景にあるいくつかの理由についても考察している。

レポートでは、SSD業界を悩ませていた様々な需給問題は、2022年にはほぼ解決されたとしている。

特に、SSDコントローラの供給制約の問題は昨年解決されたとTrendForceは述べている。

もう1つの主要部品であるNANDフラッシュの供給も問題なく流れていたと考えなければならない。

SSDの主要コンポーネントの供給は一見自由に流れているように見えるが、TrednForceはこの割合を2022年中に出荷される1億1,400万台のSSDという数字に基づいている。

もちろん、2023年通年の数字はまだ出ていない。

では、昨年のSSD出荷台数の大幅な減少の原因は何だったのだろうか?TrendForceはその質問には直接触れていないが、2023年の世界経済がまだ苦戦していることには触れている。

実際、2022年にはパンデミックに触発されたIT販売バブルが崩壊し(その結果、PC販売台数が減少した)、インフレやレイオフといった不況の力が頻繁にニュースになっていた。

ロシアとウクライナの戦争も、この地域をはるかに超えて影響を及ぼしている。

TrendForceの分析の大部分は、市場シェアの推移からわかるように、上位SSDメーカー間の競争についてである。

上位5つのSSDブランドは、2021年から22年にかけて、合計市場シェアを53%から59%に伸ばした。

一方、キングストンは明らかに優勢で、単独で市場の3分の1近くを支配するに迫っている。

TrendForceによると、キングストンは産業用制御機器とOEM市場に根を下ろし、その支配力を拡大・強化している。

もう1つ興味深いのは、世界的な出荷台数が減少する一方で、キングストンとアダタは市場支配力を固めることができたという点である。

2023年について、TrendForceは、世界経済は引き続き苦戦を強いられ、大手企業は成長のために力を使い続けるという構図を描いている。

我々は以前、より良い価格を求めてNANDサプライヤーが積極的な減産を行っていることを報告した。

しかし、中国のNANDとコントローラーのサプライヤーは、より確立されたブランドによって残されたギャップに対処することに熱心かもしれない。

市場価格を押し上げるために人為的な希少性を作り出そうとしても、真の競争市場ではめったに報われない。

TrendForceは、中国のLongsysがブラジルでの買収など、より国際的になっている証拠がすでにあると指摘している。

システムにSSDストレージを増設したい人にとっては、今が好機であることに変わりはないようだ。

しかし、消費者向けSSDの価格が横ばい、あるいは上昇に転じるという警告の兆候もある。

ソース:Tom’s Hardware – Global SSD shipments fell by more than 10% last year, according to TrendForce market research data

 

 

 

 

解説:

2022年の世界のSSD出荷台数が前年比10.7%減

コロナでの外出自粛からの需要増がなくなり、PC需要そのものが減退していることに加えて、ロシア-ウクライナ戦争での燃料価格高騰など様々な要因で需要が弱くなっているのだと思います。

ここから、フラッシュメモリ製品の価格は横ばいもしくは上昇に転じるのではないかとか結論づけています。

 

本筋の他に面白いデータが乗っていますので、取り上げてみます。

世界のSSDシェアメーカー上位10社です。

この実際に売れているメーカーと言うのは以前にお伝えした私が信用度の高いメーカーとして挙げた基準と比較すると、許せるレベルの信頼性があるメーカーと言うことでしょう。

1位はKingston、2位はADATA、3位はLexarとなっています。

KingstonとADATAは日本では嫌っている人が多い印象がありますが、世界的にはかなりのシェアがあります。

半導体製品は当たりはずれと言うのは必ずあるのでKingstonとADATAは許容範囲内と言うことなのでしょうね。

一方で中国のメーカーとして上位に名をつられているのがLexar、Kimtigo、Netac、Colorful、Teclastです。

このうちLexarはアメリカ資本のLongsysに買収され、今は本社はアメリカにあります。

また、KimtigoとColorfulは日本ではあまり製品を見ません。

NetacとTeclastは日本での知名度や信用はあまりないですが世界ではそれなりに売れているということになります。

中華メーカーは当りを探すのが非常に難しいですが、世界上位シェアは選択するときの一つの指標にはなりえると思います。

ちなみにNetacは同じ製品でもロットが変更になると中身が変わることがあるようです。

当りを引くのが少し難しいメーカーの一つではあるのでしょう。

 

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