AMDがNavi 31の小型パッケージを開発
AMDは、Navi 31ダイをより小型のパッケージに収めたグラフィックス・プロセッサを開発したと報じられている。
40x40mmのパッケージには、1つのNavi 31 GDCと6つのMCD(うち2つはダミーダイ)が含まれる。
このような魅力的なデザインは、AMDがNavi 32の発売に向けてボードパートナーを支援するために作成したと考えられている。
同社はこのようなプロトタイプ、つまり暫定的な代替GPUを数カ月前からボードパートナーに出荷していると、Moore’s Law is Deadは主張している。
こうすることで、AIBはその時点で実際のNavi 32 GPUを入手することなく、今後発売されるアッパーミッドレンジのRadeon RX 7800シリーズを開発することができる。
ご存知のように、Navi 32は長い間、後に登場すると予想されていた。
このような噂はすでに昨年から出始めており、すでにリリースされたNavi31とNavi33の前にNavi32は登場しないだろうことを示していた。
上の写真に写っているNavi 31は、6つのMCDダイを搭載しているが、GPUは256ビットのメモリバスしかサポートできない。
このようなバス幅により、4/8/16/32GBのメモリ構成が可能になり、ASRockのような一部のAIBはすでにRX 7800 XTが16GBのメモリを搭載することを確認している。
AMDはすでに小型版のNavi 31を作成しているため、このタイプのプロセッサーがラップトップマザーボードなどの小型プラットフォームに搭載される可能性はある。
技術的には、AMDがこのタイプのダイを、NVIDIA RTX 4080 Laptop GPUと競合する可能性のある、さらに強力なRadeon RX 7900Mシリーズに使用しないはずは無いだろう。
このリーカーは、そのような設計はすでにラボにあると主張しているが、ゲーマーがその威力を知ることができるかどうかは不明である。
解説:
Navi32と同じパッケージサイズのNavi31?
あくまでも同一パッケージの中に収めたというだけの話のようですね。
一見すると同じダイサイズに収めたように見えますがねどうもそうではないようです。
同一パッケージにするとNavi31のままメモリのバス幅を減らしメモリの搭載量を変更することができますのでより柔軟なメモリ構成をとることができます。
主にモバイル用とのことですがデスクトップには降りてこないでしょうね。