RTX 4060 TiのGPUの写真が公開されました。
AD106-350は、今後発売されるRTX 4060 Tiグラフィックスカードを搭載するものです。
ミドルレンジセグメントをめぐる戦いが熱を帯びてきています。
AMDとNVIDIAの両社は、RDNA3またはAda Lovelaceアーキテクチャを採用した新しいグラフィックスカードを間もなく発売し、500ドル以下のセグメントに最高の性能を提供する予定です。
もちろん、現時点では価格設定は不明ですが、GPUメーカーが高価なカードの販売に不利な現在の市場状況を再評価する必要があることは明らかです。
今回のリークは、NVIDIA Adaのリークに関しては最前線に立つ、最も評判の良いハードウェアリーカーの一人「MEGAsizeGPU」からのものです。
同じ人物がRTX 4060 Tiのパッケージをリークし、このモデルのスペックを以前から伝えていた。
NVIDIA RTX 4060 Tiは、4352個のCUDAコア(フルチップは4608個)を搭載したAD106-350 GPUを搭載することが目下確認されており、カットダウンバリエーションである。
このGPUは、128ビットのメモリバスで8GBのGDDR6メモリと組み合わされ、256ビットバスのRTX 3060 Tiからダウングレードすることは否定できない。
また、このカードは、ローエンドGPUで一般的に見られるPCIe Gen4x8に制限されていると言われています。
これは、短いメモリバスと相まって、高忠実度ゲームでのパフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性がある。
それが本当にそうなのかどうかは、すぐにわかるはずだ。
NVIDIAはこのカードを5月に発売すると伝えられているが、まだ日付は確定していない。
噂のNVIDIA GeForce RTX 4000シリーズのスペック
RTX 4060 Ti | RTX 4060 | RTX 3060 Ti | RTX 3060 | |
アーキテクチャー | Ada (TSMC 4N) |
Ada (TSMC 4N) |
Ampere (SAMSUNG 8N) |
Ampere (SAMSUNG 8N) |
GPU | AD106-350 | AD107-400 | ||
CUDAコア数 | 4,352 | 3,072 | 4,864 | 3,584 |
ベースクロック | 2310 MHz | 不明 | 1410 MHz | 1320 MHz |
ブーストクロック | 2535 MHz | 不明 | 1665 MHz | 1777 MHz |
最大FP32 演算性能 |
22 TFLOPS | 不明 | 16.2 TFLOPS | 12.7 TFLOPS |
メモリ容量 ・種類 |
8 GB G6 | 8 GB G6 | 8 GB G6 | 12 GB G6 |
メモリバス幅 | 128-bit | 128-bit | 256-bit | 192-bit |
メモリ帯域幅 | 288 GB/s | 288 GB/s | 448 GB/s | 360 GB/s |
TDP | 160W | 115W | 200W | 170W |
インター フェイス |
PCIe Gen4 x8 | PCIe Gen4 x8 | PCIe Gen4 x16 | PCIe Gen4 x16 |
発売時期 | 2023/5 | 2023/5 | 2020/12 | 2021/1 |
ソース:Videocardz.com – NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti “AD106-350” GPU has been pictured
解説:
RTX4060/Tiはメモリバス128bit、PCIe4.0x8になる。
L2キャッシュが大きくなりましたので、これでも性能に影響は出ないと思います。
ただし、4Kの性能はかなりガクンと落ちると思います。
WQHDも状況によっては落ちるかもしれません。
キャッシュと言うのは徐々に性能が落ちるのではなく、一定の状況を超えるとガクンと性能が落ちるので巨大なデータ量が必要とされる高解像度でのゲームを非常に苦手としています。
恐らく、RTX4060/TiはFullHDやWQHDまでのGPUになるでしょう。
RTX4050メモリ6GBと言うことですので、メモリバス幅は96bitでしょう。
メモリ周りに関してはRTX3050の仕様がそのままRTX4060/Tiの仕様になったという感じです。
RTX4050はそれ以下ということになります。
L2キャッシュが大きいのでこれでも問題ないと言えばないです。
しかし、なんだかとっても損した気分になるのは私だけでしょうか。(苦笑。