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64 Zen 4コアを搭載したAMD Ryzen Threadripper 7000 “Storm Peak “CPUが目撃される

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AMDのRyzen Threadripper 7000 CPUのコードネーム「Storm Peak」がEinstein @Homeデータベース内に登場、最大64個のZen 4コアを搭載することがBenchleaksにより発見される。

AMD Ryzen Threadripper 7000 “Storm Peak” CPUが登場、5nm Zen 4アーキテクチャベースの64コア&128スレッドを搭載

データベースには、OPNコード「100-000000454-20_Y」のチップが新たに登録されており、このチップは「ファミリー25モデル24ステッピング1」に該当し、Zen 4コアアーキテクチャをベースにしていることが示されています。

OPNコードとテストされたプラットフォームによると、これはZen 4コアアーキテクチャを採用したAMD Ryzen Threadripper 7000 CPUの最初のエントリとなるようだ。

スペックの記載はありませんが、CPUは128の「Number of Processors」を搭載すると記載されています。

これまでの記載からすると、これはスレッド数のようなので、実際には合計64個のZen 4コアを搭載したCPUとなります。

これは、EPYC Genoaチップの96コアよりも低い値です。これは、いくつかのバリエーションの1つに過ぎないかもしれませんが、次世代Threadripperが、GenoaとBergamoが利用するSP5/TR5ソケットで発売されるか、EPYC Siena CPUを中心に設計されているSP6ソケットで発売されるかについては、明確に指摘することはできません。

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AMD EPYC Siena CPUは、より低いTCOと高いワットあたりの性能に最適化されており、32コアの「Zen 4」または64コアの「Zen 4C」フレーバーが用意されている。

しかし、今回のチップは64コアで、5nmノードを利用しているため、SP6やZen 4Cのデザインである可能性は低い。

再び、AMDは、次世代 “Storm Peak” Ryzen Threadripper 7000 CPUを “PRO “の名でブランド化する予定ですが、これは、Intelが来年発売予定のXeon Workstationチップで市場の転換を図らない限り、DIYでの入手が制限されることを意味しています。

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以下は、AMDが確認したデスクトップ用CPUのリストである

  • Ryzen 7000「Raphael」(Zen 4) – 2022年
  • Ryzen 7000X「Raphael-X」(Zen 4 V-Cache)-2023年
  • Ryzen Threadripper 7000(Zen 4) – 2023年
  • Ryzen 8000「Granite Ridge」(Zen 5) – 2024年

AMD Ryzen Threadripper 7000デスクトップCPUは、来年発売予定で、5nmプロセスノードを利用します

ソース:wccftech – AMD Ryzen Threadripper 7000 “Storm Peak” CPU With 64 Zen 4 Cores Spotted

 

 

 

解説:

HEDT及び個人向けワークステーションのThreadripper7000がEinstein @Homeデータベース内で発見されています。

どうやら、Zen4のThreadripperも準備されているようです。

しかし、Zen3のThreadripperはAMDが長く使えるとアナウンスしていたにも関わらず、sTRX4向けには発売されず、実質Zen2の一世代のみで打ち切りとなっています。

AMDがこうした大きな方針転換をした背景にはこれ以上シェアを取るにはニッチな自作市場ではなくねOEM向けのノートやサーバーに力を入れるべきであると気が付いたからでしょう。

残念ながら、この方針は正鵠を射ており、間違いではありません。

デスクトップ市場ではAlderLakeにコテンパンにやられましたが、サーバーやoemではそれほどダメージはありませんでした。

Threadripper7000シリーズもPROが付き、ワークステーション向けとなり、自作市場には極めて限定的にしか流通してこないと予想されています。

こうした状況を考えると、もうThreadripperで自作するのは難しいと考えていいでしょう。

流通してもかなり高いと思いますし、数もかなり限定的になると思います。

 

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