ベトナムに拠点を置く小売業者は、来週発表されるNVIDIAの次期グラフィックスカードGeForce RTX 4090の予約注文をすでに受け付けています。
NVIDIA GeForce RTX 4090がベトナムで2000USドル超で予約可能
問題の小売業者は、主にワークステーションのアウトレットであるAZPCで、現在、NVIDIA GeForce RTX 4090グラフィックスカードの予約注文をユーザーに提供しています。
この小売業者によると、このカードには、ユーザーが注文できる2つのバリエーションがあり、約5000万VNDまたは2100USドルのベーシックバージョンと、約6000万VNDまたは2520USドルのプレミアムバージョンがあるとのことです。
https://twitter.com/I_Leak_VN/status/1569866165966753792?ref_src=twsrc%5Etfw
この小売業者が今実際にカードを持っているかどうかの証拠はありませんが、Twitterの友人であるI_Leak_VNによると、この小売業者はRTX 3090の予約価格も同じにしていたので、NVIDIA GeForce RTX 4090の最終価格は約1500USドルになるような気がしています。
また、小売業者は、カードの性能は現在不明であること、最初のバッチは限定的であるため、発売時にユーザーを満たすことは難しいかもしれないと言及している。
これは、このカードの予約注文をするために多くのバイヤーを誘い込むための戦術かもしれないと私は考えています。
最終的なベトナム価格はもう少し安くなりますが、同国のグラフィックスカードには付加価値税などの関税がかかることを考えると、希望小売価格は米国と同じにはならないでしょう。
NVIDIA GeForce RTX 4090の「予想される」仕様
NVIDIA GeForce RTX 4090は、144個のSMのうち128個のSMを使用し、合計16,384個のCUDAコアを搭載する予定です。
96MBのL2キャッシュと合計384個のROPを搭載し、まさに狂気のGPUとなるが、RTX 4090がカットダウンデザインであることを考えると、L2やROP数が若干少なくなる可能性がある。
クロックはまだ確定していないが、TSMC 4Nプロセスが採用されていることを考えると、2.0~3.0GHz台のクロックを想定している。
メモリのスペックとしては、GeForce RTX 4090は24GBのGDDR6Xを搭載し、384-bitバスインターフェイスで21Gbpsの速度で動作すると予想される。
これは、最大1TB/sの帯域幅を提供することになります。これは既存のRTX 3090 Tiグラフィックスカードと同じ帯域幅で、消費電力に関しては、TBPは450Wと言われており、TGPはそれよりも低くなる可能性があるということです。
このカードは、最大600Wの電力を供給する1つの16ピンコネクタで駆動する予定です。
RTX 3090 Tiで見られたような500W以上のカスタム設計が登場する可能性もある
RTX 4080とRTX 4070グラフィックスカードを含むNVIDIA GeForce RTX 40シリーズグラフィックスカードは、RTX 4090以外の最初のグラフィックスカードとして、ゲーマーに発売される予定です。
RTX 4090は、今のところ10月22日に発売される予定ですが、今月末のNVIDIAのGTCキーノートで発表されると予想されています。
各ベンダーはGeForce RTX 4090のデザインを準備しており、こちらでもすでにいくつかのGigabyteモデルのリークとリストアップを確認しました。
ソース:wccftech – Vietnamese Retailer Asking Over $2000 US For NVIDIA GeForce RTX 4090 Pre-Orders
解説:
ベトナムでRTX4090の予約受付
- 通常版 2100USD
- OC版 2520USD
とのことです。
ベトナムと言えば、ASUSのコラボ商品をマイナー向けに大量に引っ張っていったり、アメリカで盗まれたAmpereが何時の間にか売られていたりと、かなりアンダーグラウンドな業者が跋扈しているようですが、今度はRTX4090の予約販売が始まった様です。
通常版が2100USDと言うことで、マイニング特需が終わった現在ではなかなか強烈な価格です。
生産が追い付いてくれば普通に価格は下がると思いますが、未だにこんな商売をしてるのはちょっと腹が立ちますね。
マイニング特需が始まっていなかった頃のRTX3090の販売も同じ価格だったらしいので、最終的には1500USDになるのではないかとされていますが、RTX3090TiのFE版価格は1999ドルでした。
ここからRTX3090並に値段を下げるのかどうかと言うところですね。
nVidia曰くRTX3090Tiよりは安くなると言ってましたが、果たして500ドルも下げるのかどうかといったところです。
数を調整して価格を上げるのか?それともRTX3090無印程度の価格で売るつもりなのか?このあたりはかなり注目です。
あのカットダウン率でRTX3090Ti並みの価格はちと高いと個人的には思います。
RTX4090TiやTitanが用意されているとすればもっと高くなるということですからね。
RTX4090はAmpere世代で言うとRTX3080相当です。(GA102のカットダウン率から判断すると)
そのRTX3080相当のモデルにどのくらいのプライスタグをつけるのか?といったところです。
2000USD程度の価格を付けるのであれば今後ついてこれるユーザーと言うのはかなり少なくなるのかなと個人的には思います。