最初のRyzen 7000 CPU
Userbenchmarkのウェブサイトでは、未発表のAMD Ryzen 3 7320Uプロセッサをフィーチャーした新しいエントリを見つけることができます。
このRyzen 7000 CPUは、Zen4マイクロアーキテクチャをベースにしていない可能性が高く、実際にはZen3でない可能性さえあります。
Ryzen 3 7320Uは、FT6ソケットをベースとし、クアッドコア構成であると伝えられている。
これは、発表されたばかりのモバイル機器向け低価格・低消費電力APU「Mendocino(メンドシーノ)」を正確に確認することができる。
このクアッドコアCPUは、ベースクロックが2.4GHzで、ブーストは4.1GHz以上となるようだ。Mendocinoが低消費電力市場をターゲットにしていることを考えると、このブーストはそれほど高くする必要はないだろう。
しかし、驚くべきは、最初のRyzen 7000 APUが、Zen2アーキテクチャをベースにしていることだ。
したがって、AMDは、再び、1つのシリーズでアーキテクチャを混在させることになる。
AMD Ryzen 3 7320Uプロセッサー、ソース:ユーザーベンチマーク
FT6ソケットは、2週間前に表面化したリークスライドでMendocinoのためにリストアップされていた。
このスライドでは、Mendocino(つまりRyzen 3 7320U)が最大2個のRDNA2 Compute Unitsを搭載することも確認されている。
上記のDevice ID(1002-0123)は、既知の統合GPUとは一致しない。
AMD Mendocinoのスペック、ソース:Chiphell / @Olrak29_
AMD Mendocinoは、今年の第4四半期に発売されるはずです。
したがって、Ryzen 7000シリーズは、すでに2022年に発売されるはずだと言えるかもしれない。
解説:
Ryzen7000シリーズのベンチマークがリーク
ただし、Mendocino(Zen2+RDNA2)です。
こちらはChromebookのような省電力低価格モバイル向けのAPUです。
残念ながら、Raphaelではありません。
Mendocinoと言うとOld PCファンにとってはデュアルソケット対応のCeleronを思い浮かべると思いますが、今後はAMDのAPUのことになりますね。
何とも紛らわしい話ですが、こういったものもRyzen7000シリーズ世代のファミリーになるようです。