Twitterで有名なリーカーKOMACHI_ENSAKA氏が、新型AMD Mendocino APUはRDNA 2 Compute Unitsを2基しか提供しないという情報を発掘した。
このリークは、WeiboのリーカーであるGolden Pig Upgrade Packが投稿し、ITHomeが発見したものです。
このリークは、新型APUを搭載した「AYANEO Air Plus」コンソールの発表に続くものです。
AMD Mendocino APUはRDNA 2コンピュートユニットを2基しか搭載しないかもしれないと噂される
デジタルと直接の両方で開催された「Computex 2022」において、AMD Mendocino APUの発表を配信した。
AMDの新しいAPUは、Zen 2 CPUコアをベースにRDNA 2グラフィックスでファッション化した低消費電力チップだ。
AYANEO Air PlusコンソールとValve Steam Deckの類似点は、前者が同じ独自の構成を利用しているため、ほとんど見分けがつかないほどです。
今回もAMDはMendocinoのRDNA2 GPU構成の詳細を明らかにしておらず、Raphaelの時と同様に、直接的な性能は重視されていない。Angstronomicsは、コードネームTeal Grouperと呼ばれるMendocinoのグラフィックスには、1つのRDNA2 WGPが含まれていることを明らかにすることができます。
Angstronomicsより
日々多くの情報が掲載される中、同じ会社の新しいクアッドコアAPUであるMendocinoとVan Goghシリーズ間のアーキテクチャは、同じアーキテクチャを使用している可能性があり、それ以上の可能性もある。
読者は、AMDがすでにMendocinoとVan Goughが、各プロセッサに2つの異なるシリコンを使っていることを確認していることに注目するだろう。
しかし、AMDは、両者とも同じ4コア&8スレッドのZen 2 CPU構成でありながら、RDNA 2アーキテクチャを採用したMendocinoグラフィックスサブシステムの完全な仕様をまだ示していない。
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WeiboのGolden Pig Upgrade Packは、やはり筆者が思うに最高のユーザーネームで、Mendocinoがチップ上に2つのCompute Unitしか搭載していないことを示唆する情報を探し当てました。
参考までに、Van Goghは、Mendocino APUの噂されているコア数と同数のRDNA 2 Compute Unitを提供しています。
AMD Raphaelは、4つのRDNA 2 Compute Unitを提供する見込みで、このことから、Mendocinoに搭載される構成は、ゲーミングには向かないだろうと考えられます。
AMDもこれと同じ結論を宣言しています。
ただし、AYANEO Air Plusでは、ゲーム機のディスプレイの解像度は1080pとなり、低レベルの統合グラフィックスでも許容されるようになるとのことです。
AYANEOもAMDも、Mendocino APUのCompute Unitの構成を公然と明示していないので、我々が見ていることの多くは推測に過ぎます。
Golden Pig Upgrade Packは、各社が完全な確認を行う前に、以前から議論の余地のない情報を提供しているので、推測のレベルは低くなっています。
AMD Mendocinoは、主に軽量ノートPC向けに発表されたものなので、APUのCompute Unitが2つあるという噂は、衝撃的なものではありません。
ソース:wccftech – AMD Mendocino APUs Might Feature Just Two RDNA 2 Compute Units
解説:
Mendocin APUは
これはMendocino=Van Gophという解釈でよいのでしょうかね。
参考までに、Van Goghは、Mendocino APUの噂されているコア数と同数のRDNA 2 Compute Unitを提供しています。
とありますが、SteamDeckに使われているAPUは8CUであることが明らかになっていますので、SteamDeck APU=Van Gophではないということになります。
AYANEO Air PlusコンソールとValve Steam Deckの類似点は、前者が同じ独自の構成を利用しているため、ほとんど見分けがつかないほどです。
と記事中にありますので、この結論はちょっとおかしいのではないかと思います。
この前提が間違っているということであれば
Mendocino≠Van Goghであり、SteamDeck APU=Van Goghと言う図式も成り立ちますが・・・・。
何か少しややこしい話になっていますが、いずれにしてもモバイル向けZen2+RDNA2と言う構成のAPUで2CUのMendocinoとゲーム向けの8CUのAPUが存在することは確かです。
Ryzenの超低消費電力向けモバイルAPUの存在によって、個性的なモバイルゲーミング携帯マシンが増えたのは面白いところです。
これもRyzenが開拓した新しい市場と言えるかもしれません。
今後Phoenixから派生した新しい高性能APUが携帯ゲーム機にまた新しい性能をもたらすかもしれません。