AMD RDNA2 refreshは5月10日販売される
次期フラッグシップRadeon RX 6950XTにリファレンスモデルの「新色」が採用されるという噂を確認しました。
このモデルは、確かにRX 6800XT Midnight Black Editionのデザインを踏襲して販売される(恐らく全く同じものであるはず)。
しかし、最初の噂で触れられなかったのは、RX 6X50XTの全モデルがブラックであるということです。
ほぼ完璧な実績を持つ情報源であるDisclosuzenから、リフレッシュされた新ファミリーの全モデルをフィーチャーした写真が送られてきた。
この情報によると、3つの新型モデルは、以前報道された4月20日ではなく、5月10日に発売されることになったようです。
そのため、日付は延期されましたが、ソースからは理由は述べられていません。
さらに、DIY市場向けのRX 6400も同日に正式発売される予定です。
これらのカードに共通しているのは、18Gbpsという新しいメモリスペックですが、これらの新しいSKUに適用された正確な変更点はまだ確認されていない段階です。
さらに高いブーストクロックとボードパワーは、まだ決まっているわけではありません。
また、RX 6650XTではクーラーのデザインが変更されているのも注目すべき点です。
もはやシングルファン設計ではなく、デュアルファンです。
そのため、ほぼすべてのRX 6600 XTのカスタムモデルの構成と一致しているが、これはこのSKUの新しい電力と性能の要件を満たすために必要だったのかもしれません。
RX 6750XTも同様で、現在は第3ファンを追加しています。
いずれのMBA(AMD製)モデルも、同社の公式ストアで販売される可能性が非常に高いでしょう。
RX 6500XTのシングルファン・リファレンスデザインでは、このようなことはありません。
RX 6X50XTシリーズについては、今後数週間のうちに詳細な情報が得られるでしょう(なにしろ発売までまだ1ヶ月あります)。
スペック、価格、カスタムデザインの可用性に関するさらなる情報を期待しているでしょう。
5月10日までには、すべてが明らかになるはずです。
AMD Radeon RX600シリーズ
GPU | ストリーム プロセッサー数 |
メモリ容量 ・種類 |
メモリ速度 | TBP | |
Radeon RX 6950 XT |
7nm Navi 21 XTXH |
5120 | 16GB G6 256b |
18 Gbps | 350W |
Radeon RX 6900 XT LC |
7nm Navi 21 XTXH |
5120 | 16GB G6 256b |
18 Gbps | 330W |
Radeon RX 6900 XT |
7nm Navi 21 XTX |
5120 | 16GB G6 256b |
16 Gbps | 300W |
Radeon RX 6800 XT |
7nm Navi 21 XT |
4608 | 16GB G6 256b |
16 Gbps | 300W |
Radeon RX 6800 |
7nm Navi 21 XL |
3840 | 16GB G6 256b |
16 Gbps | 250W |
Radeon RX 6750 XT |
7nm Navi 22 XT (?) |
2560 | 12GB G6 192b |
18 Gbps | 不明 |
Radeon RX 6700 XT |
7nm Navi 22 XT | 2560 | 12GB G6 192b |
16 Gbps | 230W |
Radeon RX 6650 XT |
7nm Navi 23 XT (?) |
2048 | 8GB G6 192b |
18 Gbps | 不明 |
Radeon RX 6600 XT |
7nm Navi 23 XT |
2048 | 8GB G6 128b |
16 Gbps | 160W |
Radeon RX 6600 |
7nm Navi 23 XL |
1792 | 8GB G6 128b |
14 Gbps | 132W |
Radeon RX 6500 XT |
6nm Navi 24 XT |
1024 | 4GB G6 64b |
18 Gbps | 107W |
Radeon RX 6500/6400 |
6nm Navi 24 XL (?) |
768 | 4GB G6 64b |
不明 | 不明 |
Radeon RX 6400 (OEM) |
6nm Navi 24 XL |
768 | 4GB G6 64b |
16 Gbps | 53W |
解説:
RX6X50シリーズの発売日が後退
RX6950XTをフラッグシップとする新RDNA2ラインナップがリークされましたが、4/20発売予定だったところを5/10に発売が延期になったようです。
延期の理由は定かではないようですが、コロナ禍や半導体不足など、延期される要素は満載の状況のため、何れかなのでしょう。
また、外観に関しても銀色や白をフィーチャーしてきたAMDのリファレンスもでるですが、今回は黒を基調としたデザインになるようです。
これが今後出るかもしれないモデル全てに対してなのか、それとも今回だけなのか、リフレッシュモデル全てになるのかは定かではありません。
しかし、TuringでSUPERリフレッシュが当たり前になったように、AMDもSUPERリフレッシュのような1年経過後の新モデルと言うのは常態化する可能性はあるのではないかと思います。
nVidiaの方は半導体不足やコロナ禍、マイニング需要による猛烈なGPU不足などが原因でAmpere世代のSUPERリフレッシュはままなりませんでしたが、Turingのようにきれいに更新できるならば、わかりやすくて私は悪くないと思います。
元々、マイニングの需要が無ければ、GPUの価格はどんどん下落していくものでした。
そのため、価格が落ち切ってしまう前に新しいモデルを出して実質的に値下げするのは悪くない売り方だと思います。
今年からイーサリアムにPoSが導入される予定で、GPUマイニングは消滅する方向に舵を切ったと私は思っています。
早いところ正常化してほしいと思っています。
以前にも記事に取り上げましたが、Steamの使用率調査を見るとゲーム用として販売されているGPUがゲーム用として使われていない状況にはいかがなものかと思います。
どんなに素晴らしい技術を公開しても、使われなかったら意味がありません。