原因不明のまま1週間近く遅れてしまいましたが、2022年1月のSteamハードウェア・ソフトウェア調査結果がようやく出揃いました。
先月のトップは、AMD、Microsoft Windows 11、Oculus Quest 2(Meta Quest)でした。
しかし、AMDのCPUとともにNVIDIAのGPU「GeForce RTX 30 モバイル」が出足で大きく伸びている。
1月のSteamハードウェア調査では、AMDがCPUで首位を獲得し、モバイルのNVIDIA GeForce RTX 30シリーズがDesktop Ampereの失敗を成功させるなど、弾みがついている
昨年12月にユーザーの急減を見たAMDは、コンピュータ・プロセッサーのカテゴリーで反発し、昨年8月以来、インテルからステータスを奪うことができなかったのである。
先月、AMDのプロセッサを利用する調査参加者が0.25%増加し、同社の全体シェアは30.96%に達した。
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AmpereのノートPCシリーズでは、モバイルRTX 3060と3080が先月の2位と3位を占め、それぞれ0.32%と0.16%の増加でした。
しかし、NVIDIAのGTX 1650は0.39%の増加により、このラインの中で最も良い月となった。
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グラフィックスカードでは、RTX 3000デスクトップカードは、以前はユーザーシェアが増加していたが、先月は良い数字が出なかった。
NVIDIA RTX 3070、3060、3060 Tiグラフィックカードは、ユーザー数が減少していることが分かる。
RTX 3090と3070 Tiは影響を受けないまま、RTX 3080は0.01%の微増、RTX 3080 Tiは0.04%の微増にとどまった。
RTX 3050 Tiは0.06%の騰落率でなんとか僅差で利益を上げているが、デスクトップ用Ampereカードで注目すべき改善は標準のRTX 3050のみで、0.14%の上昇を示した。
グラフィックスカードのトップ10リストでは、ラップトップRTX 3060 GPUが上位に移動した以外、変化はなかった。
AMDのRadeon RX 6700 XTは、依然として唯一のRDNA 2グラフィックス・カード・リストとなっています。
Windows 11 は、その前身である Windows 10 と比べても粘り強く、先月は Microsoft の現行オペレーティング システムを選択する参加者が 3.41% 増え、合計で 13.56% となりました。
また、システム RAM が 8GB のユーザーが 4 分の 1 以上となり、16GB のユーザーは前月より減少しています。
最後に、1月のSteam調査では、調査対象者全体の2.14%がバーチャルリアリティ(VR)ヘッドセットを所有しており、約半数のユーザー(46.02%)がOculus Quest 2(またはMeta Quest)の所有者であることが判明しています。
解説:
Steamハードウェア調査の惨めな結果
私も別の記事中でAmpereが全くゲーマーに売れてないことを書きましたが、1月に入っても売れてないようですね。
私がデータを使ったのは全シェアですが、こちらは先月からの増分も使っています。
2位と3位にはモバイルAmpereがランクインしており、外付けのビデオカードを買うくらいなら少しお金を足せばゲーム用のモバイルノートが変えてしまう状況がはっきり出ています。
1位がGTX1650と言うのも無残な結果で、nVidiaはAmpere世代でレイトレーシングとDLSSを普及させたい腹積もりだったと思いますが、Turingの最安モデルであるGTX1650が一番売れている(使われている)と言う皮肉な状態になっています。
現在日本のamazonで最安のGTX1650は上の製品で一時期と比較するとかなりマシな価格になっています。
それでもマイニングブームが起きる前と比較すると4000円くらい上がっています。
一方でRTX3050、RTX3060は53,000円と75,000円からと、ローエンドのビデオカードとはとても呼べない価格になっています。
これではエントリー層のユーザーはそうそう手が出せないでしょう。
また、RTX3050の性能はGTX1660SUPER程度のため、そのために5万円以上もだせるか?と言われると、かなり難しいだろうなと思います。
TSMC5nmを使うLovelaceはまた価格が上がるのではないかと予告されており、もはやゲーミングPCは貴族の持ち物と言ってもよい状態になっています。
モバイルGPUの方が売れているというのは本当に異常な状態だと思います。
GPUのシェアを上げるには価格を上げずにジャストインでゲーマーに届ける方法を模索するのか一番効果があるとおもうのですが、難しいのでしょうね。