NVIDIA GeForce RTX 2060 12GB、フランスで発売開始
RTX 2060 12GBの正式な発売は明日ですが、最初の小売店ではすでに新カードのリストアップが始まっています。
MSI RTX 2060 Ventus 12G OCのリストは、プレースホルダーかもしれません。
そのうちの1つは、製品タイトルに反して6GBのRAMに言及しており、オリジナルの6GBモデルからスペックをコピーしただけではないかと思われます。
MSI RTX 2060 12GB Ventus OC、ソース:PC21
その理由は明らかではありませんが、同じカードがPC21のウェブサイトに2回掲載されており、両方の掲載で異なる価格になっています。
このカードはすでに予約販売されており、VAT込みで528~645ユーロとなっています。
ちなみにMSIのRTX 2060 SUPER VENTUSは同店でそれぞれ536ユーロと652ユーロで掲載されているので、推測するに新モデルはSUPERよりも「安い」ということになるだろう。
MSIはすでにVentusシリーズをベースにしたRTX 2060 6GBモデルを、オリジナルの「Ventus」と「Ventus XS」の2種類用意しているが、どちらも冷却設計が若干異なっている。
さらに混乱を招くのが、SUPERのリフレッシュモデルにGPのバリエーションがあることだ。
MSI RTX 2060 Ventus XS&Ventus、ソース:MSI
NVIDIA GeForce RTX 2060 12GBは、明日、正式に発売されます。
NVIDIAはこのカードの希望小売価格を伝えていませんが、公式声明から判断すると、NVIDIAは何も提供しないかもしれません – それは完全にAIBと小売店次第です。
解説:
Turing続報
2年前からタイムスリップしてきたあまりうれしくないコイツですが、フランスの小売店で価格が出ました。
何か2種類あるようですが、店が管理する番号では高い方が数字が大きくなっているので、価格がすぐに改訂されたというように「見えます」
価格は番号が若いほうが440.16ユーロと番号が大きい方が537.71ユーロです。
TTCはフランの消費税(付加価値税)込みのことですから、HTの価格を採用しています。
現在の為替レートでは1ユーロ127.99円ですから、単純に為替換算すると
番号が若いほうが56,336円
番号が大きい方が68,821円
と言うことになります。(端数は切り捨て)
コメントでも戴いていたのですが、正直2年前の型落ちにしてはあまりに高すぎてかなりのがっかり価格と言うことになります。
このあまり歓迎されない旧式の冴えないコイツに関してはnVidiaは希望小売価格を提示することは無く、現場で勝手に決めてくれと言うスタンスのようです。
ゲームの世界ではTensorコアやRTコアもそれなりに使用されています。
その性能が最新型と比較してぱっとしないコイツにこれだけの価格を出すというゲーマーはあまり多くはないのでは?と思います。
どっちかと言うとマイニング専用と言った感じですね。
戦闘機で言えば、戦力が足りないからジェット戦闘機が飛び回っている戦場に型落ちのプロペラ機を引っ張ってきたという感じです。
空飛ぶ棺桶ですね。
こんなゴミに5-7万円の価格をつけて売るのは一種の詐欺ではないかと思います。
もちろんですが、Turingも出た当時は良いGPUだったと思います。
しかし、Ampereの出た現在、コイツの評価は、一度死んだ死体を墓場から引っ張ってきて銃を持たせて案山子にしているような感じで、あまり関心しません。
ゲームではゾンビシューターが大人気ですが、まさかGPUまで墓場から蘇ってくるとは思いませんでした。
「マイニングやる人はこいつを使ってもろてー」とも思いますが、やはりマイナーも人の子、型落ちの冴えないコイツは要らない子なのかもしれません。
マイニングの電力効率で言うとどうなんですかね。
LHR搭載モデルと比較すると、コイツの方がナンボかマシと言う評価だと、ゲーム界からは全く望まれていない困ったチャンのコイツも少しは浮かばれるのかもしれません。