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噂:最大2048個のストリームプロセッサと8GB GDDR6メモリを搭載したAMD Navi 23が4月に発売?

更新日:

AMD Navi 23は4月に発売されるかもしれない

コードネーム「Dimgrey」と呼ばれるグラフィックプロセッサの最初のフルスペックが発表されました。

本日、AMDはアッパーミッドレンジのRadeon RX 6700 XTシリーズ向けにNavi 22 XT GPUをリリースしたばかりですが、すでにNavi 23とNavi 24の詳細を耳にしています。

リーカーとして知られている@KittyYYuko(以前はKittyCorgiとして知られていた)が、このチップのフルスペックを投稿しました。

https://twitter.com/KittyYYuko/status/1372609049942913025?ref_src=twsrc%5Etfw

Dimgrey Cavefish」は、AMDが社内で使用しているコードネームです。LinuxやmacOSのリーク情報で初めて確認されました。

このツイートによると、Navi 23 GPUは32のCompute Units、つまり2048のStream Processorsを提供するとされており、Navi 22と比較して1/4に減少しています。

メモリバスは128ビットで、最大8GBのGDDR6メモリを搭載し、クロックは16Gbpsとなります。キティさんが明らかにしたのは、Infinity Cacheのサイズが64MBであることと、ダイサイズが236mm2で、Navi 22に比べてちょうど100mm2少ないことです。

AMD Navi 23は “Premium 1080p gaming “を提供すると言われていますが、Navi 21が4Kゲーミング向けであり、Navi 22が1440pに最適なGPUとして宣伝されていることを考えると、これは予想されたことでした。

最後に@KittyYYukoは、このGPUの目標価格が2499人民元(約384米ドル)であることにも言及しています。

新しいGPUに関する最初の詳細は、12月にIgor’sLABによって発表されています。

新しい情報は、Navi 23が4月に発売されるというものです。

現時点では、Navi 23がRadeon RX 6600シリーズで発売されるのか、それともRX 6500シリーズで発売されるのかは不明ですが、以前のリーク情報では、6600 XTが192ビットバスを採用していたことから、Navi 23は後者のシリーズに採用されるのではないかと考えられます。

また、Navi 23はモバイルゲームのエントリーモデルにも採用されるでしょう。

AMD Navi 23 GPUレイアウト、ソース:Igor’sLAB

 

AMD Radeon RX6000 GPU

Navi 21 Navi 22 Navi 23 Navi 24
演算ユニット数 最大80 最大40 最大32 不明
コア数 最大5120 最大2560 最大2048 不明
トランジスタ数 268億 172億 不明 不明
ダイサイズ 536 mm2 336 mm2 236 mm2 不明
モデル名 RX 6900/6800 RX 6700 不明 不明
インフィニティ
キャッシュ
128MB 96MB 64MB 不明
メモリ容量
・種類
最大16GB
GDDR6
最大12GB
GDDR6
最大8GB
GDDR6
不明
メモリバス幅 256-bit 192-bit 128-bit 64-bit?

ソース:Videocardz.com – AMD Navi 23 with up to 2048 Stream Processors and 8GB GDDR6 memory to launch in April?

 

 

解説:

Navi23を搭載したGPUのリークが出る

RX6700XTが発売されたばかりですが、Navi23の情報が出てきました。

RX6600かRX6500の型番が与えられると思われるこのGPUは仕様としてはNavi23とあまり差が付いていません。

Navi21とNavi22がSP数で2倍の差が付いているのとは対照的です。

SP数2048と言うことですから、Navi14よりは高性能と言うことになります。

RX6700XTは2424MHzと言う猛烈な高クロックで回して性能を稼いでおり、IPC(?)はRX5700XTとほとんど変わりませんでした。

Navi23がその特性を引きついているとすれば、どのくらいのクロックで回すかによって性能がかなり変わってくる可能性はあるのかなと思います。

搭載メモリは8GBと言う話ですので、AMDは4GBや6GBと言うメモリ容量はミドルローくらいまでは無くして8GBが最低にするつもりなのかもしれません。

Navi22のカットダウンモデルがあるとしたら(多分あると思います)2304SP程度になります。

RX6600XTがメモリ12GB搭載モデルがあることがEECの型番のリークから判明しているのでそちらに使われるのではないかと思います。

Navi24は1536SPでインフィニティキャッシュ無しくらいになるんですかね。

 

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