2月19日のNVIDIA GeForce RTX 3060レビュー
近日発売予定のRTX 3060のグラフィックカードに関する最新の情報解禁措置情報が届きました。
NVIDIA GeForce RTX 3060の公式レンダリング画像 ソース:NVIDIA
NVIDIAはRTX 3060 SKUについて複数の情報公開禁止措置をとっており、そのうちのいくつかはすでに期限切れとなっている。
我々が入手した情報によると、NVIDIAは現在、2月19日にパートナーを通じて最初のレビューサンプルを提供する予定だという。
NVIDIAは、我々が持っている連絡先にはまだ最終的な日程を伝えていないようだ。
RTX 3060はまだ2月末の予定。NVIDIAは、GA106の生産に遅れが出た場合に備えて、無難なカードを出しているだけかもしれない。
結局のところ、このグラフィックスプロセッサをベースにした製品を見るのは初めてのことになる。
NVIDIA GeForce RTX 3060情報公開禁止措置一覧
日 付 | 解禁措置の内容 | 詳 細 |
2020年12月30日 | 情報提供するプレス&インフルエンサー一覧 | AICは、RTX 3060のサンプルを受け取るレビュアーとインフルエンサーのリストを提供する必要があります。 |
2021年1月5日 | プレスとの接触開始 | AICがNDAに基づいて報道機関との接触を開始できる日 |
2021年1月12日 | チャネル禁輸 | AICはチャネルパートナーとのコンタクトを開始することができます。 |
2021年1月12日 | 製品の案内 | NVIDIA、AIC、OEMが新しいSKUを発表できる日 |
2021年2月19日 | サンプル配布 | AIC は、プレスやインフルエンサーにサンプルを配布することができます。 |
2021年2月末 | レビュー | マスコミがレビューを公開して、インフルエンサーの制限が解除される日 |
2021年2月末 | 店頭発売日 | 小売業者、OEM、再販業者が販売を開始したり、RTX 3060カードの予約注文を取ることができる日付 |
読者の中には興味深いと思う人もいるかもしれませんが、NVIDIAの発売日に関するガイドラインでは、小売業者は「初期製品の品揃え」の中にMSRPでの製品を含まなければならないとされています。
これが意味するのは、AICカードは、技術的には発売時にこの価格で入手できるはずだということです。
NVIDIAには、小売店に価格設定を強制する法的手段がないため、後になって価格設定がどうなるかについてのガイドラインはありません。
以前の噂では、NVIDIAは2月22日頃にRTX 3060を発売するかもしれないと示唆していたが、レビューのシードは19日に始まるので、レビューの準備には少なくとも1週間はかかると予想するのが妥当なようだ。
したがって、RTX 3060は確かに2月の最終週に発売されることになります。
情報解禁措置に何か変化があれば、またお知らせします。
NVIDIA GeForce RTX 3060 シリーズ
GeForce RTX 3060 Ti | GeForce RTX 3060 | |
アーキテクチャー | NVIDIA Ampere | NVIDIA Ampere |
GPU | 8nm GA104-200 | 8nm GA106-300 |
ベースクロック | 1410 MHz | 1320 MHz |
ブーストクロック | 1665 MHz | 1777 MHz |
CUDA : RT : Tensor | 4864:40:32 | 3584:29:52 |
メモリ容量・種類 | 8GB GDDR6 | 12GB GDDR6 |
メモリクロック | 14 Gbps | 15 Gbps |
メモリバス幅 | 256-bit | 192-bit |
メモリ帯域幅 | 448 GB/s | 360 GB/s |
TGP/TBP | 200W | 170W |
小売価格 | 399 USD | 329 USD |
発売日 | 2020年12月2日 | 2021年2月下旬 |
ソース:Videocradz.com – NVIDIA to start seeding GeForce RTX 3060 review samples on February 19th
解説:
RTX3060の情報公開スケジュールがリーク
2021年2月の下旬(恐らく末日)に発売となるようです。
同時期に発売されると言われていたRTX3080Tiの名前は無く、RTX3060のみの情報となっています。
ここから判断するならば、RTX3080TiはTechpowerupの情報通り、発売が無期限に延期になったとみてよいでしょう。(恐らく出るのは今年の9月以降だと思います。つまり、発売から1年後以降)
参考:NVIDIA RTX 3080 Ti、最終的なSUPERモデルチェンジは供給問題のため、無期限延期と言われている
RTX3060は12GBのメモリ容量となっていますが、当サイトの下の参考記事通り、192bitバスのGPUは3GB/6GB/12GBの何れかのVRAM容量となりますが、6GBでは少ないと考えているのでしょう。
参考:RTX3080の10GBと言うメモリ容量は本当に不足しているのか?
予定が変更になったのは恐らくRX6000シリーズに対抗するためでしょうが、nVidiaが次世代GPUのメモリ容量は8GBが最低ラインと考えていることがはっきりわかる仕様です。