Intel、第12世代Core Alder Lake-Sを9月に発表するとの噂

9月のintel・Alder Lake-S

Uniko’s Hardwareのツイートによると、Intelは9月にAlder Lake-Sシリーズを発表する見込みだという。

Intelの第11世代Coreシリーズ、別名Rocket Lake-Sは、今年3月にデビューすると予想されている。

そのわずか半年後には、Intelがまったく新しいソケットを搭載したAlder Lake-Sプロセッサシリーズを発表する可能性がある。

Uniko’s Hardwareから得た情報によると、Intelはマザーボードを先に発表し、同時にAlder Lake CPUを発表する予定だという。

歴史は繰り返すかもしれないが、IntelはCES 2021で非常に似たような発表をしたばかりだ。

2月に出荷が予定されているZ590マザーボードはすでにプレオーダーが可能だが、第11世代プロセッサシリーズは3月まで発売にならないと予想されている。

9月には、IntelはLGA1700ベースのマザーボード向けに600シリーズのチップセットを発売する。

これは、PCI Gen5と並んでDDR5メモリのサポートが期待されていることから、Intelプラットフォームにとっては大きなシフトとなる。

AMDはこれまでのところ、AM5ソケットベースのZen4 CPUを期待するタイミングを確認していないため、Intelは競合他社に先駆けて全く新しいアーキテクチャを発表するかもしれない。

Intel Alder Lakeは、「強化された」10nm SuperFinアーキテクチャを採用する。

このアーキテクチャをベースにしたCPUは、ARMのbig.LITTLEアプローチと同様に、1つのチップの下に高効率と高性能のコアをペアリングするIntelのハイブリッド技術を利用する。

すでに、新しいAlder Lake-S CPUの画像を独占的に共有している。

Intel 12th Gen Core (Alder Lake-S CPU)　ソース：VideoCardz.com

噂：Intel次世代コア・アーキテクチャ

ソース：Videocardz.com – Intel rumored to announce 12th Gen Core Alder Lake-S in September

解説：

一度もクリスマスシーズンを経ないで寿命を終えるのはRocket Lakeか？

Intelの予定と実際のスケジュールには一年から半年ほどのずれがあり、そのズレを修正しようとすると、一度もクリスマスシーズンを経ないで終売するモデルが出てくるわけですが、ここにきて、Alder Lake-Sが今年の9月に発売されるという噂が出たことによって、その(不運の)モデルはRocket Lakeになるのではないかと言う話が出てきました。

ここにきて、こういう話が出てきたのは、Intelの10nmがSuperFinの登場によって、ようやくデスクトップで戦えるレベルの品質になったからと言うのがあるのだと思います。

元々14nmの増産計画は「簡単に10nmに転用可能だから」と言う理由もあったので、それを考えると、Rocket Lakeを早めに打ち切って次世代に行くのも納得できるのかなと思います。

まだ噂の段階ですからどうなるのかは分かりませんが、早ければ今年中にRyzen5000シリーズと同レベルの製造技術に追いつくということになります。

一応その次の7nmも順調と公式に発表していますが、大本営発表なのでどうなのかなとは思います。

このような急速なシングルスレッド性能の向上を見ていると、やはり競争が無い世界は死んだ世界だなと思います。