AMDは、最新のレポートが正確であれば、来年に向けて1つではなく2つの第3世代Ryzen Threadripper CPUを搭載しているようです。
IntelのHEDTを今後何年も破壊する64コアのRyzen Threadripper 3990Xについては既に知っていますが、TechPowerUpによって報告されているように、CPU-Zの最新のサポートリストで発見された48コアSKUもあるようです 。
AMDの48コア、Ryzen Threadripper 3980Xの存在の種類はCPU-Zサポートリストで確認済み
レポートによると、AMDは4番目の第3世代Ryzen Threadripper SKUを導入する計画があるかもしれません。
このチップはRyzen Threadripper 3980Xとして知られ、48個のコアと96個のスレッドを備え、Ryzen Threadripper 3970XとRyzen Threadripper 3990Xの間に配置する必要があります。
チップはCPU-Z v1.91サポートコード内で発見されたように見えますが、そのようなコードに関する情報や証拠は投稿されていません。
たとえプロセッサが発見されたとしても、それはエンジニアリングサンプルであり、AMDは消費者スペースでそれを起動する場合もしない場合もあります。
現在利用可能なThreadripper 3000パーツとは異なり、来年発売予定の新しいSKUには合計9個のチップレットが搭載され、そのうち8個はZen 2ダイと単一のI / Oダイです。
48個のコアを取得するには、AMDは各Zen 2ダイで8個のうち6個のコアを有効にします。
それ以外に、このチップは最大280 MBのキャッシュと、これまでにリリースおよび発表されたすべての第3世代Threadripperに類似した280WのTDPを備えています。
AMD第3世代Ryzen ThreadripperプロセッサーSKU:
CPU名 | コア数 | スレッド数 | 旧モデル | ベース クロック |
ブースト クロック |
キャッシュ | TDP | 価格 (USドル) |
発売 |
AMD Ryzen Threadripper 3990X/WX |
64 Core | 128 Thread | AMD Ryzen Threadripper 2990WX (32 Core / 64 Thread) |
不明 | 不明 | 不明 | -280W | $3499 – 3999 US? | 2020年1月 |
AMD Ryzen Threadripper 3980X/WX |
48 Core | 96 Thread | N/A | 不明 | 不明 | 不明 | -280W | $2499 – 2999 US? | 2020年1月 |
AMD Ryzen Threadripper 3970X/WX |
32 Core | 64 Thread | AMD Ryzen Threadripper 2970WX (24 Core / 48 Thread) |
3.7GHz | 4.5GHz | L2 16MB +L3 128MB |
-250W | $1999 US | 2019年11月25日 |
AMD Ryzen Threadripper 3960X |
24 Core | 48 Thread | N/A | 3.8GHz | 4.5GHz | L2 12MB +L3 128MB |
-250W | $1399 US | 2019年11月25日 |
とはいえ、極端なコア数のSKUのクロック速度はまだわかりませんが、Threadripperパーツの熱狂的な性質を考慮すると、EPYC Romeの製品よりも高いでしょう。
Ryzen Threadripper 3970Xの価格はすでに1999年米国なので、価格設定も考慮すべき重要な要素です。
AMDは破壊的なルートに進み、チップの価格を2499ドルから2999ドルに設定できます。これは、Xeon W-3175Xを休めるのに十分なはずです。
また、Ryzen Threadripper 3990Xは、価格が3499ドルから3999ドルの範囲に収まる可能性があるという点で、はるかに優れている可能性があります。
AMDがCES 2020で64コアフラッグシップチップのヴェール公式に外すことは間違いなく期待できます。また、48コア製品が実際に存在する場合は、発表されることもあります。
CESのすべての側から多くの新しい発表がありますので、来週の報道にご期待ください。
解説:
ついに姿をあらわし始めた48コア96スレッド
techpowreupにも同じ記事があったのですが、ソースが明示されていなく、twitterでツイートするにとどめていたのですが、どうもCPU-Zのデータベースの中に3980Xの情報が登録されたようです。
Intelの側に準備ができてなくても、予定に従って淡々と製品が発売される – 生きたまま蛇に呑まれるカエルというのはこんな感じなのでしょうか。
泣こうが喚こうが差は全く縮まらず、淡々とした現実が流れ続けるだけです。
これが今まで、Intelが他社を圧倒してきた方法ですが、逆に自社がそのような立場になるとは想像していなかったのではないでしょうか。
2020年はRocketLakeがどのような製品になるかによって、Intelの運命がある程度決まってしまうかもしれません。
Zen3のIPC向上が17%というのが本当であれば、RocketLakeがTigerLakeの14nm移植版であったとしても厳しいと言わざるを得ません。
Threadripper 3980/3990の発売をこのような状況を象徴するものです。
2020年から大きく世の中が変わると言われていますが、PCの世界にもその波はやってくるものと思います。