AsusとASRockは、AMDの最新のZen 2 CPUは現在の300シリーズおよび400シリーズのAM4マザーボードと下位互換性があることを確認しています。
AMDの次世代Ryzen 3000シリーズプロセッサファミリの登場から1ヶ月もかかりません。
発売がすぐに近づいているので、私達は何人かのマザーボードメーカーがあなたが新しいチップの1つを楽しむために新しいボードを買わなければならないだろうと宣言するのを見ました。
しかし幸いなことに、Asusは先月これが当てはまらないことを確認した。
Asusマザーボードの既存の名簿上のRyzen 3000シリーズプロセッサの下位互換性を保証するために彼らは新しいBIOSアップデートを準備しているので。 Asrockは、同社の現在のAM4マザーボードファミリとの後方互換性を保証する、今後のBIOSアップデートの同様の発表でAsusに加わった。
AMD Ryzen 3000シリーズはAsrockからの新しいBIOSアップデートで既存のAM4ボードへの移行をサポート
新しいBIOSバージョンは5月に着陸する予定で、Asrockのマザーボードのほとんどすべてが含まれる予定です。
「台湾,台北、2019年5月6日 – ASRockは、AMD X470 / B450 / X370 / B350およびA320シリーズマザーボードのBIOSアップデートを発表し、まもなく発売される新しいAMD Ryzenプロセッサをサポートします。 最新のBIOSアップデートは、当社のWebサイトからダウンロードすることも、ASRock APPショップから簡単にアップデートすることもできます。」
X470 Chipset | BIOS Version |
X470 Taichi Ultimate | P3.30 |
X470 Taichi | P3.40 |
Fatal1ty X470 Gaming K4 | P3.40 |
X470 Master SLI/ac | P3.40 |
X470 Master SLI | P3.40 |
Fatal1ty X470 Gaming-ITX/ac | P3.30 |
B450 Chipset | BIOS Version |
Fatal1ty B450 Gaming K4 | P3.30 |
B450 Steel Legend | P2.10 |
B450 Pro4 | P3.30 |
B450M Steel Legend | P2.10 |
B450M Pro4-F | P1.40 |
B450M Pro4 | P3.30 |
B450M-HDV R4.0 | P2.30 |
B450M-HDV | P1.80 |
Fatal1ty B450 Gaming-ITX/ac | P3.40 |
X370 Chipset | BIOS Version |
X370 Taichi | P5.60 |
Fatal1ty X370 Professional Gaming | P5.40 |
Fatal1ty X370 Gaming K4 | P5.40 |
Fatal1ty X370 Gaming X | P5.50 |
X370 Killer SLI/ac | P5.40 |
X370 Killer SLI | P5.40 |
X370 Pro4 | P5.80 |
X370M Pro4 R2.0 | P1.30 |
X370M Pro4 | P5.80 |
X370M-HDV R4.0 | P2.00 |
X370M-HDV | P1.80 |
Fatal1ty X370 Gaming-ITX/ac | P5.70 |
B350 Chipset | BIOS Version |
Fatal1ty AB350 Gaming K4 | P5.80 |
AB350 Pro4 | P5.80 |
AB350M Pro4 | P5.90 |
AB350M Pro4-F | P1.20 |
AB350M Pro4 R2.0 | P1.40 |
AB350M-HDV R4.0 | P2.00 |
AB350M-HDV R3.0 | P3.10 |
AB350M-HDV | P5.90 |
AB350M | P5.10 |
Fatal1ty AB350 Gaming-ITX/ac | P5.70 |
A320 Chipset* *Supports AMD Next-Gen Ryzen series APU only. |
BIOS Version |
A320M Pro4 R2.0 | P1.30 |
A320M Pro4-F | P1.10 |
A320M Pro4 | P5.90 |
A320M-DVS R4.0 | P1.70 |
A320M-DVS R3.0 | P3.10 |
A320M-DGS | P5.80 |
A320M-HDV R4.0 | P1.90 |
A320M-HDV R3.0 | P3.10 |
A320M-HDV | P5.80 |
A320M-ITX | P5.60 |
A320TM-ITX | P3.10 |
Ryzen 3000シリーズ用AMDの真新しいX570チップセット
それでも、AMDはあなたの新しく煌々たるRyzen 3000シリーズCPUと並んで新しく煌々たるマザーボードを購入する十分な理由をあなたに与えるでしょう。
そしてその理由は、同社のまったく新しいX570チップセットです。
新しいチップセットは、PCIe Gen4のサポートを市場に提供する最初のものとなり、現在のPCIe Gen3の2倍の帯域幅を提供することを約束します。
これは、Naviのような次世代グラフィックスカードでの同社のCrossfireX技術を使ったマルチGPU性能の向上につながります。
AMDはNaviがPCIe Gen4をサポートすることをまだ発表していないが。
しかし、同社が次世代の主流のAM4プラットフォームで技術を展開しているという事実は、Naviが非常にうまくできたことを示しています。
私達はまだ新しいX570チップセットについてあまり知らない。 しかし、X470やPrecision Boost2.0のようなよりスマートな周波数ブースト機能と同様に、新しい電力効率機能、最大16コアのSKUを含むRyzen 3000シリーズCPUの増設に備えた電力供給の改善が期待できます。
どのような切り口でも、この次のComputexは非常にエキサイティングになるでしょう、そして5月27日が来るのが待ちきれないです。
AMD Ryzen 3000 シリーズ噂のスペックと価格
製品名 | コア数/スレッド数 | ベースクロック | ブーストクロック | TDP | 価格(USドル) | 発表 |
Ryzen 3 3300 | 6/12 | 3.2GHz | 4.0GHz | 50W | $99 | CES |
Ryzen 3 3300X | 6/12 | 3.5GHz | 4.3GHz | 65W | $129 | CES |
Ryzen 3 3300G | 6/12 | 3.0GHz | 3.8GHz | 65W | $129 | Q3 2019 |
Ryzen 5 3600 | 8/16 | 3.6GHz | 4.4GHz | 65W | $178 | CES |
Ryzen 5 3600X | 8/16 | 4.0GHz | 4.8GHz | 95W | $229 | CES |
Ryzen 5 3600G | 8/16 | 3.2GHz | 4.0GHz | 95W | $199 | Q3 2019 |
Ryzen 7 3700 | 12/24 | 3.8GHz | 4.6GHz | 95W | $299 | CES |
Ryzen 7 3700X | 12/24 | 4.2GHz | 5.0GHz | 105W | $329 | CES |
Ryzen 9 3800X | 16/32 | 3.9GHz | 4.7GHz | 125W | $449 | CES |
Ryzen 9 3850X | 16/32 | 不明 | 不明 | 135W | $499 | 不明 |
ソース:wccftech – AMD Ryzen 3000 Series Support on Existing AM4 Boards Confirmed by Asus & Asrock
解説:
ASUSとAsrockの既存のマザーボードのRyzen3000シリーズ対応BIOSの一覧が出ました。
表にまとめていますので、Ryzen3000シリーズを購入予定の方は今から対応BIOSに変更しておきましょう。
売るとPCが使えなくなる方もいると思いますが、サブ機をお持ちの方は価格が下がる前にCPUをメルカリやヤフオクなどで処分しておくとよいかもしれません。
ただし、いくつかのマザーボードのBIOSのページを見てみましたが、まだアップロードされてませんでしたのですべてのモデルでアップロードされているわけではないようです。
またこれらの旧モデルではRyzen3000シリーズから対応してくる新機能は当然ながら使えません。
表の注釈にもありますが、A320などのA300系列マザーの対応はAPUだけで、いわゆるZen2コアのデスクトップRyzenシリーズには対応していませんのでその点注意してください。
来年発売されると思われるRyzen4000系のAPUにも多分対応していると思いますが、発売は1年後くらいでしょうから何とも言えないところです。
その点ご注意ください。
しかし、旧モデルのマザーでも使えるというのはコスト的にはかなり嬉しい状況なのではないかと思います。
X370/B350/X470/B450特殊機能対応状況
X370 | B350 | X470 | B450 | |
SenseMI(動的クロック変更) | Precision Boost | Precision Boost | Precision Boost 2.0 | Precision Boost 2.0 |
Precision Boost Overdrive | ||||
XFR | XFR | XFR2 | XFR2 | |
StoreMI | 有料 | 有料 | 〇 | 〇 |
上の表はAMDマザーボードの特殊機能の対応状況です。
大きく分けて、動的なクロック調整・OC機能とストレージを強化する機能の二つに分かれています。
SenseMIが動的なオーバークロックを行う機能、StroeMIがSSDをキャッシュに使い、HDDを高速化する機能です。
StoreMIについては説明しなくてもわかると思いますので、SenseMIについてい見てみましょう。
SeseMIの各機能説明
Precision Boost・・・同じ電力の範囲内で25MHz単位でクロックを上下する機能(2コアまで)
XFR・・・CPUの冷却が十分であれば、定格を超えるクロックで動作させる機能(自動OC)
Precision Boost2.0・・・同じ電力の範囲内で25MHz単位でクロックを上下する機能(コア数制限なし)
XFR2・・・XFRをPrecision Boost2.0に対応させた強化版
Precision Boost OverDrive・・・Precision Boost2.0の電力制限を解除したもの
上のようになっており、Ryzenはマニュアルで無理にOCしなくても、TDPに余裕があれば自動でOCしてくれる機能が充実しています。
※ただし、最近の機能に対応させるには第二世代Ryzenと400系のマザーボードが必要です。特にPrecision Boost OverDriveにはX470と末尾X付きのCPUが必要です。
Ryzen2000シリーズまではintelのCPUにシングルスレッド性能で負けていたので、それに対抗するための苦肉の策といったところでしょうか。
そのため、Ryzen5/7はヒートスプレッダの熱伝導材もソルダリングが使われています。
特にPrecision Boost OverDriveはOCする際の電力制限すらも取り払っていますので、かなり危ない感じのすることを公式で比較的安全に対応してくれているということです。
これらの機能はRyzen3000シリーズでも拡張されると思われますので-ただし、見た感じ、拡張する余地が残されてないように見えますが・・・-例えば、Ryzenマザーではこれらの機能をオンにして水冷化したり、排熱能力の高いCPUクーラーに変更すれば、排熱能力の範囲内で動的にOCしてくれることになります。
ただし、CPUに限らず、プロセッサというものは、適正な動作クロックというものがありますので、それを超えると電力消費量が極端に増えます。
消費電力は気にしないから、少しでも速くしたいという人や、常用はしないけど、常用できる瞬間最大風速的な性能を測定したいという人向けの機能です。
当然ですが、これの機能の効果はCPUクーラーやケースなどの総合的な排熱能力や室温などの環境によっても違いが出ます。
人によって評価が分かれるところで、これらの機能をかなり嫌ってる人もいるので、よいと思うかどうかは個人差があるでしょう。
私のように検証をしていると助かる機能です。
X570では、これら(もしくはその拡張版)に加えて、PCI-express4.0、DDR4-5000までのメモリに対応という機能が付くことになります。