ZLUDAは過去に “コード・ポーティング “ライブラリで大きな話題となり、ここ数カ月は有効性が低下していたが、開発者たちは再び準備を整えているようだ。
ZLUDAは、NVIDIAのCUDAと他のGPUメーカーのハードウェアとの間の排他性の境界を壊すかもしれない。
ご存じない方のために説明すると、ZLUDAライブラリは昨年話題になり、当初はNVIDIAのソフトウェア・スタック上でIntel GPUをサポートするために設計されましたが、最終的にAMDがこのプロジェクトを担当し、複数の開発者とともに、境界を打ち破り、自社のAIハードウェア上でNVIDIAのCUDAにアクセスできるように成型しました。
しかし、AMDは法的な懸念からプロジェクトの中止を決定した。Phoronixのレポートによると、ZLUDAは、NVIDIAのCUDAコードを他のメーカーのGPU上で実行するために移植したいユーザーのための「マルチベンダー」ソリューションを開発しており、特にここ数ヶ月の間、開発者はZLUDAを次のステージに進めるためにより積極的であることが明らかになった。
現在、2人の開発者がこのプロジェクトに取り組んでおり、これは、より迅速な開発と展開、そして最終的には、NVIDIAのCUDAをより普遍的なプラットフォームにするチャンスを意味しています。
解説:
ZLUDAが他社製GPUへのCUDA互換の扉を開くかも・・・
こういう話を聞くと微妙な気持ちになります。
ZLUDAの限界というのはある程度分かっていますので、過剰な期待を抱くのは禁物かな。
HIPのラッパーとしてのZLUDAは
- cu118の互換しかない
- キャッシュを生成して使う都合上複数のアプリを使用できない
- ライセンス上の問題
- 仕組み的に性能でオリジナルを上回ることが難しい
とざっと思いつくだけでもこれだけの問題があります。
ですから、「とりあえず動く」以上の意味はあまりないですね。
CUDAにとって代わるにはハード側でよほど強力にアクセラレートする仕組みが必要になるんじゃないかと思います。
開発側はそこまで考えているのかな?
いないんじゃないかと思います。
ですから、現状だと「とりあえず動く」以上の意味はないです。
あんまり夢のない話ですが、ZLUDAに過剰な期待を抱くのは禁物ですよ。
Radeonをお使いの方はROCm7に期待した方がよいのではないかと思います。
Intel ARCはすでにWindows用のPytorchバイナリが出ているので、あまり必要性はないんじゃないかと思います。
その他マイナーなGPUやNPUなどで動くならまあ多少意味があるのではないでしょうか。
結局、一通り触ってみると、NVIDIAが一番無難という結論になるんですよね。