Intelは、BattlemageディスクリートGPUの追加を公式には確認していないものの、「Arc B750」についての言及は、Intelが別のGPUの発売を準備している「かもしれない」ことを示している。
Intelジャパン、ウェブサイトでArc B750グラフィックスに言及、しかしURLはB570を指す
ユーザー@Haze2K1は、Intelの公式サイトでIntel Arc B750が言及されているのを発見した。
このページは現在Intelジャパンのウェブサイトでアクティブになっており、これはIntelが新しいBattlemage GPUを準備している可能性が高いことを示しているのかもしれない。
これまでにも、Intel Arc B580よりも強力なBattlemage GPUに関する噂はあったが、そのほとんどはArc B770に関するものだった。
Arc B750はほとんど話題になっておらず、公式サイトに初めて登場した。
このページでは、名前以外にGPUに関する記述はなく、URLはArc B570を指している。
スペックタブを選択すると、Arc B570のスペックページにリダイレクトされる。
これは、「B570 」であるはずの 「B750 」がタイプミスである可能性を示している。
この間違いは、Intelの日本語版サイトにのみ表示される。Haze氏もこれを指摘している。
それでも、IntelがArc B580/B570以降、Battlemageラインナップを完全に捨てたというわけではない。
同社は最新のBMG-G21ベースのArc Pro 60 GPUをComputexで発表しており、一部の報道ではすでにArc B580の24GB版があるとされている。
また、Intelは最近、より強力なBattlemage GPUの投入にやや関心を示しているが、まだ明確には確認していない。
万が一、Intelが別のGPUをラインナップに加えることを決定した場合、それはArc B750またはArc B770、あるいはその両方となる可能性がある。
これらは、Alchemistアーキテクチャに基づくArc A750およびA770 GPUの後継となる。
これらのGPUには、256ビットのメモリバスを介して少なくとも16GBのVRAM容量が搭載され、より多くのコアを収容するためにGPUダイが大きくなると予想される。
いくつかのリークによれば、B770はBMG-G31 GPUダイを利用し、B580の20コアに対して32 Xe2コアを搭載する可能性がある。
また、Intelが、Panther Lakeチップにも搭載される予定のXe3ベースのCelestial GPUに完全に焦点を移す可能性もある。
Intelはすでにプレシリコン検証段階に達しており、Xe4ベースのDruidプロジェクトに取り組んでいると言われている。
解説:
Intelの日本HPにB750の記述が登場して混乱しているようです。
リンク先にはB570のページに飛んでおり、これはB570をB750と書き間違えただけではないかといわれています。
B580/B570はBMG-G21チップを使っており、B770/B750があるとしたら未搭乗のBMG-G31チップが使われるでしょうから、これは正解だと思います。
Intelは日本ではあまり販売に積極的ではありません。
ARC B580/B570は海外では思い切った価格政策をとっていましたが、日本ではかなり割高でした。
ARC Aシリーズが発売された時も日本はキャンペーンの対象外でしたから、日本での売り上げはあまり期待していないであろうことは確定的に明らかでしょう。
通常だとB770/750から発売されて、順次B580/570だと思うのですが、今回はB580/570のみが先に発売され、あとは音沙汰がありません。
おそらく、ゲルシンガー政権からリップ・ブー・タン政権に代わる時に判断を先送りにした部分があったのだと思います。
今から単体GPUの事業をやめるというのはあり得ないと思うのですが、それでも新CEOが就任するまでは新しい判断は保留にせざるを得なかったのでしょう。
将来性から行ってもCPUよりはかなり未来があるでしょうから、さすがに事業中止の判断はあり得ません。
dGPUはそれのみならずiGPUやAIアクラレーターなどとも直接つながっていますので、一番力を入れるべき事業ではないかと思います。
Intel ARCとAIに関して
Intelは独自のAIアプリAI Playgroundもありますし、Windows用のPytorchも出ていますので、普通に動かせるのではないかと思います。
ただ、今、Stability Matrixを見たら明確にIntelのdGPUに対応しているかいないかは記述がありませんでした。
他のいろいろなことを検索しても出てこないので、Intel ARCで画像生成がどのくらいできるのか不明です。
たしか、AI PlaygroundでStable Diffusionのextentionが使えるとかどこかで見たことがあると思うのですが、今検索したら出てきませんでした。
情報がなさ過ぎてびっくりですね。
現時点でIntel ARCを個人向けAIアクセラレーターにしようという奇人変人はあまり存在しないようです。
お金があったらテストしてみたいところですが、そんな金があったらRadeonのテスト機が欲しいのでさすがに嫌ですね。
公式のAIアプリAI Playgroundでモデルデータ、Extention、LoRAなどの豊富な3rd Party製のデータが使えないならば、わたくしが配布しているバッチファイルのようなものをIntelファンの方が作って配布したらどうですかね(苦笑。
いずれにしてもAI用途では今の状況だとIntel公式がもう少しコミットしてくれないと怖くて導入しようという人が増えないのではないかと思います。
[st_af id=”28818″]