TSMCは米国でもスポットライトを浴びているようだ。大手ハイテク企業がTSMCの米国工場への発注を急ぎ、大規模なボトルネックを生み出しているからだ。
TSMCの米国工場は、台湾でのビジネスに代わる有力な選択肢であることを証明するように、ハイテク大手によって完全に予約されている。
グローバル・サプライチェーンが緊張状態にある中、企業は貿易を確保する方法として米国産業に頼っており、これを踏まえて、この地域での生産に対する需要が急増している。
TSMCはこれに乗じて1,000億ドル以上を投資し、アリゾナ工場の生産能力と最先端ノードの生産能力を増強した。
現在、台湾経済日報の報道によると、TSMCの米国施設は、アップルとNVIDIAによって、能力を拡張した後でも完全に予約されていると主張されている。
TSMCの米国事業がこれほど注目されている背景には、ハイテク企業が地政学的な緊張を避けたいと考えているため、台湾のような国に比べて米国に発注する方がはるかに現実的だと考えていることがある。
その上、米国で生産することで、企業は最終的にトランプ政権から影響力を得ることができる。
これが、NVIDIAやアップルが米国への数十億ドルの投資を発表した理由である。
NVIDIAとアップルが米国への数十億ドルの投資を発表したのはそのためだ。
台湾の大手企業は、四半期利益が好調なため、この誇大広告を大いに利用しており、今後もその勢いは止まりそうにない。
TSMCは、最先端ノードの 「技術移転 」を含め、米国事業に大きな計画を持っている。
同社はA16(1.6nm)プロセスを米国で生産する意向を表明しており、2nm供給の最大30%を米国で生産する見込みであることから、長期的には米国が優先されることに変わりはない。
台湾の巨大企業は、米国に専用の研究開発センターと先端パッケージ施設を開設する計画も持っており、米国は台湾に代わる役割を果たすことになる。
米国のチップ産業はインテルだけのものであり、同社が国内生産の基調を決めるというのが一般的な認識だった。
しかし、TSMCとトランプとの取引によって、事態は予想通りの展開を見せ、インテルのチップ事業は、当初は自分たちのものだと思われていた市場で競争しなければならなくなったようだ。
しかし、チーム・ブルーの今後のノード、特に18Aプロセスには楽観的な見方が多いため、流れは彼らに有利に傾くだろうが、それには時間がかかるだろう。
解説:
TSMC絶好調、2nmの予約はすべて埋まる。ナントカ18A?何それウマイの?
というわけです。
一人で勝手にライバル視しているナントカ18Aは話にも出てきません。
半導体製造の世界はあまりに差が付くとGlobal Foundiresのように莫大な投資をすることをあきらめて競争から降りるか、投資するなら倒産まで一直線かの二択しかありません。
他社と協業して生き残るなどとという選択肢は政治的圧力をかけられなければトップのFabには何らメリットがありませんから、要求を呑むメリットがありません。
関税攻撃があっても2nmはすべて予約で埋まっているということですから、やはり半導体Fabナンバーワンの肩書は伊達ではありません。
ここに今更ナントカ18Aが素晴らしい性能を引っ提げて参入してきても本来なら発注する企業はないでしょう。
信頼と実績と要求にこたえられるだけの容量を提供してくれるFabというのはそれほど多くないということになります。
TSMCはA16も計画しているようですから、ロードマップを作っても計画通りに進められない某社と違ってこちらもきちんと予約がすべて埋まる状況でしょう。
実力は嘘をつきませんから、プレスに飛ばし記事を書かせても結果は動きません。
半導体Fabの勝者はこれではっきりしたということです。
某社のライフはもう0ですね(苦笑。