NVIDIAのフラッグシップモデルであるRTX Blackwell SKUは、世界中で大量の需要があり、最終的に価格が途方もないレベルまで上昇した。現在、台湾では、GeForce RTX 5090が最大9,100ドルもすると言われており、それも転売屋の出品によってだ。
NVIDIAのGeForce RTX 5090は、世界的に衝撃的な価格で入手可能であり、転売屋は現在、SKUの初期出荷分を掌握している。
我々は、GeForce RTX 5090とRTX 5080の初期ロットのSKUがかなり限られていたことを考慮すると、供給がかなり少なくなるという事実を確かに認識していた。
このような状況では、転売屋が最も利益を得ようとする。
そのため、台湾では、GeForce RTX 5090が30万元(約9,100円)まで売れ、正規販売店の在庫はほぼなくなっていると(CNA経由で)報告されている。
台湾はNVIDIAの消費者向けGPU市場にとって重要な地域と考えられており、そこでの供給状況を考えると、他の市場ではもっとがっかりするような大失敗が起きているとしか考えられない。
台湾での初期SKUの供給は「一桁」であったと主張されており、旧正月も進行中であることを考えると、次の在庫向け出荷はもっと後になるだろう。
米国のような地域でも状況は同様で、eBayでは転売屋出品が横行している。
eコマース・プラットフォームを閲覧すると、NVIDIAのGeForce RTX 5090が9,000ドルという高値で販売されており、その多くが「予約注文」枠を販売している。
これに伴い、GPUを希望小売価格で販売する多くの怪しいリストが存在するが、これは現代の市場ではほとんど不可能である。
このような状況では、消費者は慎重に行動し、eBayやCraigslistのようなプラットフォームではなく、公式小売チャネルからSKUを入手することを期待する。
正式な発売から数週間後、おそらく2月末から3月中旬までには供給が改善されると予想されるが、今のところ確実ではない。
AMDのRX 9070シリーズの発売が目前に迫っていることを考えると、市場は間違いなく競争が激化し、在庫切れが長期化する可能性がある。
解説:
転売屋はRTX5090の初期出荷分のすべてを把握しているようです。
組織力とはこういうものであり、普通の転売屋がこういった情報にアクセスすることはできないです。
どの配送ナンバーがどこに行ったかを把握しているということは流通にかかわる人間に情報提供者がいるということであり、内部情報を握っている人間は普通の人も普通の転売屋も勝つことは難しいでしょう。
私のアカウントでもツイートしましたが、プロ転売屋はすでにこういったインサイダー(?)情報を握っている人間がすべてをかっさらっていく世界になっています。
今から普通の転売屋が参入しても絶対に勝利できないレベルになっていますので、今から転売をやろうとしている人は早めに諦めたほうがいいです。
金になるものには亡者のように人が群がりますが、最後は暴力が出てくるので、そこも注意した方がいいです。
暴力が出てくる例は上です。
上はボケカの転売に並んだ転売屋間のトラブルです。
「いい大人がカードゲームを買うためにケンカなんてみっともない」彼らにとっては単なるカードゲームではなくメシの種ですから、真剣です。
「失敗したら1週間後にメシが食えなくなる」としたら誰でも必死になるでしょう。
こうやって少しずつ倫理や道徳観が壊れて行って最終的には普通の人もマフィア化していくのだと思います。
眉を顰める転売屋が跋扈するのは国民総マフィア化の前兆だと思います。
海外で転売が批判されないのはすでに道徳や倫理がぶっ壊れいて麻痺しているからでしょう。
アメリカの950ドル(約10万円)未満の万引きや窃盗を重罪に問わないというカリフォルニア州の州法によって万引きが横行しています。
無罪なんで当然堂々と店から盗んでいきます。
国民がマフィア化するというのはこういうことです。
日本もここに近づきつつあるのでしょう。
ちょっと話が横道にそれましたが、RTX5090は当面、手に入らないものとあきらめましょう。
説教しても誰も言うことは聞かないでしょう。
なぜなら、国会議員や取り締まりに当たる機関が屁理屈をこねてルールを捻じ曲げ社会をハックしているにも関わらず、弱者や子供や若者に倫理や道徳を説いても効果がないからです。
「じゃあ奴らは何なんだ」と言われたら誰も答えられないと思います。
本来ルールを率先して守るべき人間が平気でルールを破り社会に混乱をもたらすことを社会学の用語で「アノミー」といいます。