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AMD、Radeon RX 7650 GRE 「RDNA 3 」グラフィックスカードをCES 2025での発表に向けて準備中

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AMDは、Golden Rabbit Editionシリーズに該当する全く新しいRDNA 3 GPU「Radeon RX 7650 GRE」の発売を計画していると報じられている。

AMD、新GRE「RDNA 3」GPU「Radeon RX 7650 GRE」をCES 2025での発表に向けて準備中

Hoang Anh Phu氏のレポートによると、AMD Radeon RX 7650 GRE(Golden Rabbit Edition)グラフィックスカードは2025年のCESで発表されるとのことです。

これは、2025年の第1四半期に発売される予定のRDNA 4ラインナップの導入前の、RDNA 3ファミリーの最新かつおそらく最後の追加となる。

仕様の詳細は明らかにされていないが、AMDはRadeon RX 7600シリーズをすでに2種類発売している。

Radeon RX 7600とRadeon RX 7600 XTは、どちらも32個のコンピュートユニット、2048個のストリームプロセッサー、64個のAIアクセラレーター、18Gbpsモジュールの128ビットメモリーインターフェースを備えたNavi 33 GPUコアを搭載している。

XTモデルは16GBメモリで構成され、最大2.76GHzの高クロックで動作する一方、XT以外のモデルは8GBメモリで、クロック速度はピーク周波数2.66GHzとなっている。XTモデルの消費電力は190W、非XTモデルの消費電力は165Wです。

RX 7600「Navi 33」シリーズには、3回目のリフレッシュを行う余地はほとんどないが、AMDはエントリーレベルのソリューションとして何かを行うかもしれない。

これまでの「GRE」の発売はアジア太平洋地域に限定されていたが、最近ではAMDが米国やEUを含むさまざまな地域に発売を拡大する意欲を見せている。

RX 7900 GREもその一例である。可能性としては、Radeon RX 7650 GREがNavi 32 GPUをカットダウンして使用していることが考えられ、同じNavi 33チップ、同じスペックだがマイナー・バリエーションの第3のGPUをリリースするよりも賢明な選択となるだろう。

Radeon RX 7600とRX 7600 XTがすでに300ドル以下で販売されていることを考えると、RX 7650 GREも同様の価格帯に収まるはずだ。

レッドチームはすでに次世代RDNA 4アーキテクチャで低価格とメインストリームのラインナップを計画していることから、これは間違いなく異例の発表となるだろう。

AMD Radeon RX 7600シリーズ:

グラフィックス
カード
AMD Radeon
RX 7650 GRE
AMD Radeon
RX 7600 XT
AMD Radeon
RX 7600
GPU 未定 Navi 33 XT Navi 33 XT
製造プロセス 未定 6nm 6nm
ダイサイズ 未定 204mm2 204mm2
トランジスタ数 未定 133億 133億
GPU WGPs 未定 16 16
ストリーム
プロセッサ数
未定 2,048 2,048
TMU数/ROP数 未定 128 / 32 128 / 32
ゲームクロック 未定 2.47 2.2 GHz
ブーストクロック 未定 2.76 2.6 GHz
FP32 TFLOPs 未定 23 TFLOPs 22 TFLOPs
メモリサイズ 未定 16 GB
GDDR6
8 GB
GDDR6
インフィニティ
キャッシュ
未定 32 MB 32 MB
メモリバス幅 未定 128-bit 128-bit
メモリクロック 未定 18 Gbps 18 Gbps
メモリ帯域幅 未定 288 GB/s 288 GB/s
実効メモリ帯域 未定 476.9 GB/s 476.9 GB/s
TBP 未定 190W 165W
PCIe
インターフェイス
未定 PCIe 4.0 x8 PCIe 4.0 x8
米ドル価格 未定 $329 US $269 US
発売時期 2025/01 2024/01 2023/05

ソース:wccftech – AMD Preps Radeon RX 7650 GRE “RDNA 3” Graphics Card For CES 2025 Launch

 

 

 

 

解説:

RX7650GREが予定されている・・・らしい。

一番最後の表を見て笑ってしまいました。

名前と発売時期以外は何もわかってないと言ってるに等しいです。

さて、RX7650GREですが、元記事の通り可能性としては

  • RX7600XTのリネーム
  • RX7700XTのリネーム

2つのパターンが挙げられています。

この可能性は高いと思います。

RX7900GREを考えるとRX7600XTのモンキーモデルのようにも見えますし、3D V-Cache化したしたようにも見えます。

RX7700XTのリネームという線はコスト的になかなか厳しいのではないかとわたくしは思います。

次世代のRX8000シリーズはミドルレンジのみではSamsung4nmでの生産ということになります。

Navi33をSamsung4nmに移植したものだとうれしいなあという感じですかねえ。

TSMCはMI300シリーズの全力生産に使うはずですから、もともとあまり余裕はないと思います。

それを考えると6nmでリネームか、Samsung4nmで生産かのどちらかになるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

  • B!