インテルのArrow Lake 「Core Ultra 200 」デスクトップCPUとZ890マザーボードが10月17日に発売される。
インテルの次世代Z890マザーボードとCore Ultra 200 「Arrow Lake 」CPUが10月17日に店頭に並ぶ
インテルは、次世代Arrow LakeデスクトップCPUプラットフォームの発売を間もなく控えている。
10月10日に正式な発表が行われる予定と聞いていたが、発表から1週間後の10月17日に正式な発表が行われるという新たな報道があった。
最近、AMDプラットフォームソリューションの販売は比較的活発で、消費者からの問い合わせも増えている。残念ながら、AMD 9000 CPUの供給が不足している。INTELはI7I9の問題に対処するために努力するしかない。上流はまだ問題を解決していない。CPUの保証期間を2年から5年に延長し、マザーボードメーカーと13、14世代CPUの不安定問題を共同で解決するよう交渉している。
したがって、今後、INTELシリーズのマザーボードがCPU問題を完全に解決し、失ったものを取り戻そうとするならば、新世代のCPUと新プラットフォームのマザーボード製品に頼るしかなく、その優位性を取り戻し、再出発することはできないと推測される。
同時に、インテルの新世代マザーボードプラットフォームZ890シリーズの新製品が10月17日に正式に発売されることも確認されている。
ChannelGate (QQ)より
インテルのArrow Lake-SデスクトップCPUは、Core Ultra 200のネーミングスキームで登場し、当初はCore Ultra 9 285K、Core Ultra 7 265K、Core Ultra 5 245Kの3つのチップが含まれる。
これらのCPUはエンスージアスト向けで、チップのiGPU部分を除いた「F」フレーバーも用意される。
この3つのチップはすべて、新しいLion Cove P-Core、Skymont E-Core、Xe-LPG（Alchemist）iGPUアーキテクチャをベースにしており、以前の報道ではTSMCのN3Bプロセスノードの使用が強調されていた。
仕様に関しては、インテルCore Ultra 200 「Arrow Lake 」デスクトップCPUは、24コア、20コア、14コアのフレーバーが用意され、クロックは最大5.7GHz、最大36MBのL3キャッシュ、TDP範囲は125W（PL1）からで、4つのXe-LPGコアを搭載する。このチップはまた、Raptor Lake製品よりも低温で動作し、消費電力が100ワット低くなります。
- ASUS Z890マザーボード（Computex 2024）
- MSI Z890マザーボード（Computex 2024）
- Gigabyte Z890マザーボード (Computex 2024)
- ASRock Z890マザーボード (Computex 2024)
- Biostar Z890マザーボード (Computex 2024)
- カラフルなZ890マザーボード (Computex 2024)
- Maxsun Z890マザーボード (Computex 2024)
インテルCore Ultra 200 「Arrow Lake 」デスクトップCPUに加え、ASUS、MSI、Gigabyte、ASRock、Biostar、Colorfulなどのマザーボードベンダーも、最新のLGA 1851ソケットを採用したZ890ボードをリリースする。
このプラットフォームは、DDR5-6000メモリのネイティブサポート、アップグレードされたIO機能と強化された設計を特徴とする。
インテルはまた、2025年のCESまでにNon-Kおよび 「T 」シリーズのラインナップを用意し、残りの800シリーズチップセットとともに発表する予定だ。
インテルArrow Lake-SデスクトップCPUラインナップ（暫定）：
| CPU 名 | アーキテクチャー (P/E) |
コア数/ スレッド数 |
ベースクロック (P/E コア) |
最大ブースト (P/E コア) |
全コアブースト (P/E コア) |
キャッシュ (L3) | TDP (PL1) |
| Core Ultra 9 285K |
Lion Cove / Skymont |
24/24 (8+16) | 3.7 / 3.2 GHz | 5.7 / 4.6 GHz | 5.4 / 4.6 GHz | 36 MB | 125W |
| Core Ultra 9 285 |
Lion Cove / Skymont |
24/24 (8+16) | 2.5 / 1.9 GHz | 5.6 / 4.6 GHz | 4.6 / 4.6 GHz | 36 MB | 65W |
| Core Ultra 9 285T |
Lion Cove / Skymont |
24/24 (8+16) | 1.4 / 1.2 GHz | 5.4 / 4.6 GHz | 4.7 / 4.5 GHz | 36 MB | 35W |
| Core Ultra 7 265K |
Lion Cove / Skymont |
20/20 (8+12) | 3.9 / 3.3 GHz | 5.5 / 4.6 GHz | 5.2 / 4.6 GHz | 33 MB | 125W |
| Core Ultra 7 265KF |
Lion Cove / Skymont |
20/20 (8+12) | 3.9 / 3.3 GHz | 5.5 / 4.6 GHz | 5.2 / 4.6 GHz | 33 MB | 65W |
| Core Ultra 7 265 |
Lion Cove / Skymont |
20/20 (8+12) | 2.4 / 1.8 GHz | 5.3 / 4.6 GHz | 5.1 / 4.6 GHz | 33 MB | 65W |
| Core Ultra 7 265F |
Lion Cove / Skymont |
20/20 (8+12) | 2.4 / 1.8 GHz | 5.3 / 4.6 GHz | 5.1 / 4.6 GHz | 33 MB | 35W |
| Core Ultra 7 265T |
Lion Cove / Skymont |
20/20 (8+12) | 1.5 / 1.2 GHz | 5.2 / 4.6 GHz | 4.6 / 4.5 GHz | 33 MB | 65W |
| Core Ultra 5 245K |
Lion Cove / Skymont |
14/14 (6+8) | 4.2 / 3.6 GHz | 5.2 / 4.6 GHz | 5.0 / 4.6 GHz | 24 MB | 125W |
| Core Ultra 5 245KF |
Lion Cove / Skymont |
14/14 (6+8) | 4.2 / 3.6 GHz | 5.2 / 4.6 GHz | 5.0 / 4.6 GHz | 24 MB | 65W |
| Core Ultra 5 245 |
Lion Cove / Skymont |
14/14 (6+8) | 未定 | 未定 | 未定 | 24 MB | 65W |
| Core Ultra 5 235 |
Lion Cove / Skymont |
14/14 (6+8) | 未定 | 未定 | 未定 | 24 MB | 65W |
| Core Ultra 5 225 |
Lion Cove / Skymont |
10/10 (6+4) | 3.3 / 2.7 GHz | 4.9 / 4.4 GHz | 4.7 / 4.4 GHz | 21 MB | 65W |
| Core Ultra 5 225F |
Lion Cove / Skymont |
10/10 (6+4) | 3.3 / 2.7 GHz | 4.9 / 4.4 GHz | 4.7 / 4.4 GHz | 21 MB | 65W |
| Core Ultra 3 205/215 |
Lion Cove / Skymont |
8/8 (4+4) | 未定 | 未定 | 未定 | 15 MB | 65W |
ソース：wccftech – Intel Arrow Lake “Core Ultra 200” CPUs & Z890 Motherboards To Launch On 17th October
解説：
ArrowLake-Sの発売日が10/17に決定したようです。
不具合問題を受けて世界的には売り上げがいまいちになるのではないかといわれていますが、日本ではこの問題はあまり報道されておらず、amazonのランキングを見た限りではあまり大きな影響を受けているようには見えません。
そのため、日本では普通に売れるのではないかとわたくしは思います。
商業メディアの影響力が大きいのか、それともIntelに忠誠心を誓っているユーザーが多いのかはわかりませんが、なんとも言えない微妙な気分です。
不具合問題を抜きにして考えるなら、この次のRefleshでNPUを搭載するといわれており、どうせ買うなら次世代の方が良いと思います。
Copilot+がどうなるのかは今のところ海のものとも山のものともつきませんが、MSが一番力を入れていますので、期待はできるのではないかと思います。