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AMD Ryzen 9000 「Zen 5 」デスクトップCPUがリーク、クロックは5.8GHz、シングルスレッドベンチマークで7950Xより最大19%速い

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AMDの「Zen 5」アーキテクチャ搭載CPU「Ryzen 9000 「Granite Ridge」」がリークされ、「Zen 4」に対してシングルスレッドで最大19%高速であるとされている。

AMD Zen 5 CPUリークによると、Ryzen 9000 「Granite Ridge 」は3D V-キャッシュを搭載し、Zen 4よりも高速で、動作周波数は5.8GHzである。

Zen 5コア・アーキテクチャを採用したAMDの次世代Ryzen CPUがリークされ始めたようだ。

最新のデータはBaidu Forumsからのもので、OPN IDが 「100-0000001290 」であるプロセッサのサンプルとされるものがリークされている。

これはまだ初期のエンジニアリング・サンプルだが、Infinity Fabricが大きく変更され、CPUの動作周波数がRyzen 9 7950Xより100MHz速い最大5.8GHzになったことが報告されている。

このRyzen 9000デスクトップCPUとされるCPUのCPU-zのスクリーンショットでは、TDPが170Wとなっており、16コアまたは12コアの構成になる可能性がある。このCPUはCPU-zでもテストされており、約910ポイントを記録している。

これは、Zen 4ベースのRyzen 9 7950Xの平均スコアが767点であることを上回る驚異的なもので、性能は+19%向上している。

 

 

このリークで言及された他の詳細には、CCD-to-CCDとIOD通信に良い影響を与える真新しいインフィニティ・ファブリック・インターコネクトが含まれている。

また、IMC(メモリー・コントローラー)がアップグレードされるという報告もあり、最後に、標準的なZen 5 CPUの性能は、ゲームにおいてZen 4の3D V-Cacheチップを上回るはずだと述べられている。

AMDは、Zen 5アーキテクチャを採用したRyzen 9000「Granite Ridge」CPUを、16、12、8、6コアの4つのSKUで発売すると予想されている。

さらに、IPCが10%近く向上し、特定のワークロードでは40%も性能が向上するという噂もある。

また、いくつかのエンジニアリング・サンプルもリークされている。現時点では、AMDのZen 5コア・アーキテクチャについて多くのことは分かっていないが、公式に分かっているのは以下のようなハイライトだ:

  • パフォーマンスと効率の向上
  • フロントエンドとワイドイシューの再パイプライン化
  • 統合されたAIと機械学習の最適化

AMD Ryzen 9000「Zen 5」デスクトップCPUは、7月までに小売店頭に並ぶと噂されている。

AMDの基調講演まであと数日なので、さらなる情報に期待したい。また、新しいStrixデザインから始まるRyzen AI 300モバイルAPUも発表される予定だ。

AMD Ryzen 9000 「Granite Ridge 」デスクトップCPUの暫定スペック:

CPU 名 アーキテクチャー コア数/
スレッド数
ベース/ブースト
クロック
L3 キャッシュ グラフィックス
(内臓)
サポート
メモリ
TDP
Ryzen 9
9950X
Zen 5 16/32 TBD 64 MB 2 x RDNA 2 CU 未定 170W?
Ryzen 9
9900X
Zen 5 12/24 未定 64 MB 2 x RDNA 2 CU 未定 170W?
Ryzen 7
9700X
Zen 5 8/16 TBD 32 MB 2 x RDNA 2 CU 未定 105W?
Ryzen 5
9600X
Zen 5 6/12 未定 32 MB 2 x RDNA 2 CU 未定 105W?

ソース:wccftech – AMD Ryzen 9000 “Zen 5” Desktop CPU Leaks Out, 5.8 GHz Clock & Up To 19% Faster Than 7950X In Single-Thread Benchmark

 

 

 

解説:

Zen5の情報がリーク 7月に発売へ

え!?、デスクトップはNPU無しなんですか?

ちょっとびっくり。

あれだけ大々的に発表したCopilot+PCですが、デスクトップは対応無しのようです。

少なくとも上の情報を見るとそのように見えます。

内臓するとしたらIODだと思いますが、IODにはNPUが入っているようには見えないですね。

これから続報があるかもしれませんが、ちょっと驚きです。

単体GPU側で何か対応があるのでしょうか?

それでもAMDの場合はそもそもROCmがWindowsに対応していないわけで、なんだかなあと思います。

肝心の性能はシングルスレッドで14900K相当とかなり頑張っています。

ArrowLakeでまた引き離されると思いますが、とりあえず差をつけられていたRaptorlakeのレベルまでは行っています。

NPUの内臓はいつからになるのでしょうか?

AI機能がこれからのウリと思っていただけにNPUがないかもしれないというのはちょっと衝撃を受けました。

今後の情報でぜひともあるということになってほしいですね。

 

 

 

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