AMDの最安値の8コア3D V-Cache CPU、Ryzen 7 5700X3Dがさらにお求めやすくなり、AM4ユーザーに最適な選択肢となりました。
AMDのAM4プラットフォームが引き続きお買い得 8コアRyzen 7 5700X3D 3D V-Cache CPUが204ドルで登場
AMD Ryzen 7 5700X3D CPUは、今年の初めに249ドルで発売された。このチップはAM4プラットフォーム向けに設計されているため、古いチップを使用しているユーザーでパフォーマンスのアップグレードを望んでいるユーザーにとってはお買い得な製品となっている。
Ryzen 7 5700X3Dは、8つのハイエンドコアを提供するだけでなく、3D V-Cacheも提供し、インテルのよりメインストリームのオプションよりも高速になった。
AMD Ryzen 7 5700X3D CPUは、8コア&16スレッドと5800X3Dと非常によく似た仕様だ。
クロックはベースが3.0GHz、ブーストが4.1GHzに低下しているが、TDPは105Wを維持し、100MBのキャッシュ(96MB L3 + 4MB L2)を搭載している。
このチップはまだオーバークロックをサポートしていないが、主なセールスポイントはその価格であり、ゲーマーにとっては非常に破壊的であると見られていた。
現在、複数の小売業者がこのチップを希望小売価格より最大44ドル安い価格で販売している。
AmazonとWalmartは現在このCPUを204.99ドルで販売しており、他の小売店も価格を下げている。
AMD Ryzen 7 5800X3Dは249ドルまで値引きが行われたが、最新のリストでは299ドルとなっている。
- Ryzen 7 5700X3D CPU – 204.99ドル(-18%オフ@アマゾンUS)
- Ryzen 7 5700X3D CPU – 218.00ドル(-12%オフ@Newegg US)
- Ryzen 7 5700X3D CPU – 204.99 米ドル (-18% オフ @ Microcenter)
- Ryzen 7 5700X3D CPU – 209.99米ドル(-16%オフ @ B&H Photo)
- Ryzen 7 5700X3D CPU – 204.99米ドル(-18%オフ@ Walmart US)
AMDは現在、ハイエンドのデスクトップとノートパソコンのラインナップに3D V-Cacheスタックを組み込んでいる唯一のCPUメーカーである。
最初のチップは2022年に登場し、これまでにAM4世代で3つ、AM5世代で3つの計6つの新型がリリースされている。
Ryzen 7 5700X3Dは、ゲーム性能を大幅に向上させることができる素晴らしい小型チップで、さらに優れたものをお探しなら、Ryzen 7 7800X3Dが常に存在し、最高のゲーム用チップの1つとみなされ、市場で最も効率的なチップの1つでもある。
AMD 3D V-Cache CPU
CPU 名 | アーキテクチャー | コア数/ スレッド数 |
クロック | キャッシュ | TDP |
Ryzen 9 7950X3D |
Zen 4 | 16/32 | 4.2/5.7 GHz | 128 MB L3 | 120W |
Ryzen 9 7900X3D |
Zen 4 | 12/24 | 4.4/5.6 GHz | 128 MB L3 | 120W |
Ryzen 7 7800X3D |
Zen 4 | 8/16 | 4.2/5.0 GHz | 96 MB L3 | 120W |
Ryzen 7 5800X3D |
Zen 3 | 8/16 | 3.4/4.5 GHz | 96 MB L3 | 105W |
Ryzen 7 5700X3D |
Zen 3 | 8/16 | 3.0/4.1 GHz | 96 MB L3 | 105W |
Ryzen 5 5600X3D |
Zen 3 | 6/12 | 3.3/4.4 GHz | 96 MB L3 | 105W |
ソース:wccftech – AMD Ryzen 7 5700X3D 8-Core AM4 CPU With 3D V-Cache Now Available For $204
解説:
アメリカで5700X3Dが204ドル
アメリカ人にとっては1ドル100円くらいの感覚でしょうから日本でいえば20,400円で売られているようなものです。
この価格だったらバカ売れするでしょうね。
残念ながら日本のamazonでは以下の価格で売っています。
この記事を書いている時点で、最安36,970円ということであまりお買い得とはいいがたい状態になっています。
AMDのゲーミングCPUの切り札ともいえるX3Dモデルがこのの価格ですから、かなりお買い得といってもよいでしょう。
この価格には当然理由があります。
次期モデルであるZen5がQ3かQ4に発売されるといわれており、それもあってAM4のモデルがバーゲンセールされているといってもよいでしょう。
現行モデルであるZen4ですらも安売りされていますので、モデル最終末期のAM4だと投げ売り状態です。
残念ながら、日本は極端な円安の進行で全くお買い得感はありません。
日本では、この価格ならば、Zen4の安売りモデルを狙ったほうが将来性もあって満足感は高いのではないかと思います。