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Meteor LakeノートPCチップ、リークされたベンチマークでRyzen 7デスクトップPCチップのような性能を発揮 – 次世代16コア Core Ultra 9 185Hは45Wで5.1GHzを誇示

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コア・ウルトラ9 185Hのフラッグシップ・パフォーマンスを少しだけ味わう

あるWeiboユーザーが、インテルのCore Ultra 9 185H Meteor Lake CPUを採用するサムスンの次期Galaxy Book 4の画像とシステム仕様をリークした(via @9550pro on X)。

リークには、Galaxy Book 4(おそらくUltraモデル)の内部レイアウトの鮮明な画像と、CPU-Zのスクリーンショットが含まれている。

残念ながら、リーク者は彼ら自身の言葉を借りれば「ベンチマークを実行するのが億劫」だったため、このリークから多くのベンチマークデータは得られなかった。

彼らはCPU-Zベンチマークの結果を共有しており、性能はAMDのRyzen 7 7700Xとほぼ同等だった。

しかし、CPU-Zの内蔵テストはあまり優秀ではないので、この1つのデータに基づいて早い段階で結論を出すのは、おそらく適切ではないだろう。

このWeiboユーザーは、どのノートPCを披露しているのか明言していないが、このノートPCが12月15日に発表されると噂されているサムスンのGalaxy Book 4であることは間違いない。

リークされたノートPCの内部レイアウトはGalaxy Book 3 Ultraと酷似しており、PCB上の配色、M.2スロットとUSBポートの正確な配置、ケーブルの取り回しまでほぼ同じだ。

リークによると、このGalaxy Book 4はCore Ultra 9 185HとNvidiaのRTX 4070を搭載し、改良されたベーパーチャンバークーラーと組み合わされている。

また、このノートパソコンはPower Delivery 3.1充電に対応し、140ワットの充電器を使用している。

また、HDMI、Micro SD、3.5mmオーディオ、USB Type-Aポート1つ、Thunderbolt 4ポート2つなど、Galaxy Book 3 Ultraと同じポートが搭載されている。

CPU-Zのスクリーンショットを見ると、Core Ultra 9 185HのTDPは45ワットで、これはインテルのHクラスチップの標準である。

また、このCPUはC0ステッピングを採用しており、チップが動作するMeteor Lakeのバージョンを示している。

ステッピングは、アルファベット(明確なバージョン)で整理され、数字で分けられている。

ゲームやGPUドライバーのソフトウェアアップデートに詳しい方なら、C0はバージョン3.0を意味します。

C0のステッピングは、通常よりやや長い開発プロセスを意味する。

比較のため、Ryzen 7000 RaphaelチップはB2ステッピングを使用し、Ryzen 5000 Vermeer CPUは当初B0ステッピングを使用していたが後にB2に移行し、インテルのRaptor LakeプロセッサーはすべてB0である。

Alder Lake CPUはMeteor Lakeと同じくC0ステッピングを採用しており、2つのチップには類似点がある。

Alder Lakeは問題を抱えたIntel 7(旧10nm)ノードで開発され、Meteor Lakeは同じく開発問題を抱えたIntel 4(旧7nm)ノードを使用する最初のCPUとなる。

インテルは12月14日にMeteor Lakeを発表する予定なので、対応するノートパソコンは間近に迫っているはずだ。

ソース:Tom’s Hardware – Meteor Lake laptop chip performs like Ryzen 7 desktop PC chip in leaked benchmark — next-gen 16-core Ultra 9 185H flaunts 5.1 GHz at 45W

 

 

 

 

解説:

CPU-ZのベンチマークでCore Ultra 9 185HがRyzen 7 7700Xと極めて似た成績を収めたとのこと。

ただし、CPU-Zのベンチマークは言ってみればCPUの情報取得ソフトの「オマケ」なのであまり過信するのは禁物です。

これでも近接した性能を持っていることは確かでしょう。

Core Ultra 9 185HのTDPは45Wだったそうなので、ほぼデスクトップと同等の性能を発揮できると思います。

最近はCPUもGPUもギリギリまでファクトリーOCされていますが、OCと言うのは消費電力の割には性能向上率がイマイチで、バカみたいに爆熱でもTDPの低いCPUと比較してあまり差が無かったりします。

OCとは絶対性能と引き換えに電力効率を大きく損なうものだと認識してください。

半導体には電力効率が最大になるスポット(スイートスポット)があり、そこを外すと絶対性能が上がったとしても電力効率が落ちていきます。

(そうでないと冷却さえすれば無限に性能が上がっていくことになってしまう。)

現代のエンスー向けCPU、GPUはギリギリまでファクトリーOCされていますので、出荷時からこのポイントを大きく外しています。

ですから、その上からさらにOCしようとしてもあまり意味はありません。

最近OCが下火になってしまったのはメーカーが最初からOCしているからです。

私は最近のCPUの大ぐらいっぷりを見ていると65WくらいのモデルがゲーミングPCには一番適切ではないかと感じます。

ユーザーに与えられている電力と言うのは一定で、そこを超えることは現実的でない以上、限られた電力はCPUに振り向けるよりGPUに振り向けた方がより適切であると思うからです。

 

 

 

 

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