AMD Ryzen 5000 CPUが欧州で安くなり、8コアのRyzen 7 5800Xが165ユーロに – 自作ユーザーが解説するゲーミングPCガイド

AMD Ryzen 5000がより安くなったとHardware.infoが報じる。

AMDは、Ryzen 7000シリーズ・プロセッサーの最初の発表以来、一貫して価格を引き下げており、従来のZen3アーキテクチャをベースとするRyzen 5000シリーズにも影響を与えている。

5000シリーズはAM4ソケット時代の終わりを告げるもので、現在は最新のAM5プラットフォームに引き継がれており、DDR5とPCIe Gen5標準をサポートしている。

DDR5メモリとGen5ストレージがより手頃な価格になるにつれて、ゲーマーはサポートを確保し、当面のアップグレードパスを維持するために、Zen4ベースのCPUを選択する傾向が強まっている。

AMDはAM4サポートを継続し、いくつかのCPUを後日リリースする意向を確認したが、この点に関しては過去1年ほど大きな進展はなかった。

最新リリースのRyzen 5 5600X3Dは、3D V-Cacheを搭載した6コア設計が特徴だが、残念ながら世界では発売されていない。

人気の高いZen3 CPUである5800X3Dを含むX3Dシリーズは、AM4プラットフォームでパフォーマンスを最大化するための最適な選択であり、特にゲーマーにとって最適な選択であると思われる。

しかし、すべての人のニーズがゲームに集中しているわけではなく、より多くのコアを好む人や、ワークロードに3D V-Cacheを必要としない人もいるでしょう。

欧州におけるAMD Ryzen 5000の価格

解説：

欧州でRyzen 7 5800Xが165ユーロに

日本のamazonだと上の通り記事執筆時点で37,980円なので、日本円換算で考えると1.3万円ほど安いということになります。

ユーロの価格は代理店を通した価格だと思いますので、なかなか安いなと思います。

AM4のCPUはジャンカーや中古PCerにとっては今が一番おいしい時期かもしれません。

あと少し経つと動作が厳しくなって普通には使えなくなってきたりマザーボードが故障したりなどあります。

陳腐化する直前の一番コスパがいいのが今かもしれません。

誰しもが最新の製品を使えるというわけではありません。

中でも5800Xは今でも一線級の性能はあると思います。

X3Dはかなり高いですが、Xはお買い得価格と言えます。

世界では格差が広がって、最新のプラットフォームが購入できる層は減っているのではないかと思います。

現在のAM4はそう言った層にはありがたいプラットフォームだと思います。

DDR6が出るのは20206年、普及価格帯にかかるのは2027年以降だと思います。

そのため、AM5の次のソケットの変更までは4-5年の猶予がありますので、それを考えてもAM4の地位はしばらく安泰でしょう。