マイクロソフト、GeForce NOWユーザーにPC Game Passの全ポートフォリオを有効化へ
PC Game Passのライブラリは、今年後半にすべてのNVIDIA GeForce NOWユーザーに対して使用可能となります。
マイクロソフトは、PC Game Passライブラリの一部のゲーム(おそらく一部のEA Playタイトルを含む)が、NVIDIAストリーミングサービスを通じて利用できるようになることを発表しました。
NVIDIAのゲームストリーミングサービスは、1時間無料で利用できるため、短時間のセッションであれば、追加料金なしで多くの新しいデバイスのサポートを拡大することができるはずです。
より長いゲームセッションやより高品質なストリーミングを好む人は、新しいRTX 4080の階層へのアップグレードを検討することができます。
GeForce NOWサービスは、PC、Mac、Chromebook、テレビはもちろん、Androidベースのセットアップボックス、タブレット、スマートフォンでも動作します。
これらのデバイスをリモートPCゲームストリーミングデバイスに変えるには、近いうちに、良好なインターネット接続とキーボード/マウスまたはゲームパッドが必要なだけとなるかもしれません。
本日、Game Passのメンバーは、近々、Nvidia GeForce NOWを通じて、ライブラリの一部のPCゲームをストリーミングできるようになることをお伝えしました。これにより、PC Game Passのカタログは、低スペックのPC、Mac、Chromebook、モバイル機器、テレビなど、GeForce NOWがストリーミングするあらゆるデバイスでプレイできるようになり、今後数ヶ月でこのサービスを展開する予定です。業界を成長させ、毎年素晴らしいファーストパーティタイトルを提供し、パートナーにゲームを配信しアクセスする方法を提供し、プレイヤーがプレイしたい場所ですべてのゲームをプレイする複数の方法を提供すること、私たちの未来に興奮しています。私たちは、コミュニティと一緒にこの旅に出ることを楽しみにしています。
– マイクロソフト
注目すべきは、Microsoftが「一部の」ゲームが利用可能になると言っているだけで、100以上のゲームを特徴とする完全なライブラリではないことです。
投稿によると、(Game Passの)GeForce NOWのサポートは今後数ヶ月以内に行われる予定ですが、MicrosoftもNVIDIAも正確な有効日を確認したわけではありません。
ソース:Videocardz.com – Microsoft PC Game Pass is coming to NVIDIA GeForce NOW later this year
解説:
相互開放が進む海外のゲームサブスクサービス。
マイクロソフトのゲームパスの一部がGeofrce Nowに解放されるようです。
ゲーム業界に限らず勝者は脱共有化戦略を行い、その他は共有化戦略を行います。
この場合、勝者は任天堂とソニーなどの日本勢、その他はマイクロソフトやその他のゲームサービスプロバイダーでしょう。
残念ですが、これらの相互開放により各サブスクサービスのコスパが上がっていけば遠からず日本勢もその波にさらされてしまうことになると思います。
任天堂は低年齢層向けの独自IPを数多く保有していますのでしばらくは独自の立ち位置を確保できる可能性が高いですが、キラータイトルを洋ゲーに頼ってしまったPS5はなかなか厳しい状況ではないかと思います。
ここからは余談ですが、FF16の予約数が伸び悩んでいるようですね。
私はこれに関する推論として、国内で販売されているPS5は半数くらい中国に持ち出されているのではないかと考えています。
中国に持っていかれているならば既にセキュリティが突破されているのでゲームが売れなくてもおかしくはないです。
思ったよりFF16が予約されない背景としてはこのような理由があるのではないかと思います。