AMD HYPR-RXは6月に公開されるはずだ。
昨年11月、AMDはFSR 3.0とHYPR-RXの技術を2023年に公開すると発表した。
AMDは、この2つの技術のどちらについても、発売日の共有には消極的でしたが、HYPR-RXは今年の前半に発売されることを確認しました。
HYPR-RXを忘れている人がいるかもしれないが、この技術はNVIDIA Reflexに対するAMDの回答であるが、もう少し踏み込んだものである。
主なアイデアは、ゲームのレイテンシーと入力ラグを下げることですが、Reflexとは異なり、HYPR-RXはRSR(Radeon Super Resolution)を有効にすることでパフォーマンスも向上させることができます。
ドライバーレベルで多くのゲームに渡って機能するような、使いやすいワンクリックのソリューションを提供することです。
HYPR-RXはRSRに依存しており、FSR 2よりも低品質の古いFSR 1アップスケーリングアルゴリズムを使用しています。
RSRを使うメリットは、ゲームとの連携が必要ないことです。
このアルゴリズムはフレーム全体をアップスケーリングしますが、同時にこれはユーザーインターフェイスまでアップスケーリングされることを意味し、これは望まれていないかもしれません。
AMDはHYPR-RXを2023年前半に発売すると約束しており、残り28日足らずとなった。
AMDが今年、主要なドライバアップデートを行わなかったことを考えると、これは何か新しいものを導入する絶好の機会であるだろう。
さらに、AMDはまだRadeon RX 7600 GPUをメインブランチに統合する必要があるが、これは意外にもそうではないようだ。
残念ながら、AMDはFidelityFX Super Resolution 3.0の公開時期について確認しなかった。
RDNA3アーキテクチャとともに導入された重要な機能の1つが、7カ月以上にわたって言及すらされていない。
ソース:Videocardz.com – AMD now has less than a month to launch HYPR-RX
解説:
HYPR-RXの情報が出てきました。
NVIDIA Reflexに相当するもので、
ゲームのレイテンシーと入力ラグを下げることですが、Reflexとは異なり、HYPR-RXはRSR(Radeon Super Resolution)を有効にすることでパフォーマンスも向上させる
と本文中にあります。
ただし、一緒にUIまで拡大されてしまうようで、ちょっとオマヌケなソリューションになりそうです。
便利といえば便利ですね。
AMDのドライバなどのソフト周りはあまり大きなリリースなどがなく、「何か」のためにリソースを取られているような印象を受けますね。
私が公開しているRDNA3でROCm5.5を使ってStable diffusion WebUIを動かすという記事もAMDがあまりに対応しないのでしびれを切らして自前でやったわけですが、AMDが何にリソースを取られているのか興味があるところです。
HYPR-RXは6月中に公開されるということでしたので、もう1か月を切っているということになります。
最近のAMDの動向を見ていると、予定通りにリリースされるのかどうかちょっと心配になってきます。