NVIDIA、AI人気で1兆ドルのマイルストーンを達成
NVIDIAは、時価総額1兆ドルを達成し、前例のないマイルストーンに到達しました。
この達成は、NVIDIAがハイテク業界の強者としての地位を固めただけでなく、ゲーム、人工知能(AI)、データセンターなど、さまざまな分野でGPUの重要性が増していることを示すものです。
エヌビディアの記念すべき時価総額の主な原動力の1つは、ゲーム業界における優位性とAIの人気の高まりです。
同社はゲーム用グラフィックスカードで成功を収めたが、その後、データセンター、AIアクセラレーション、ソフトウェア開発など、より収益性の高い市場に進出している。
エヌビディアの時価総額急増は、AIの世界やデータセンター市場で同社が強い存在感を示していることが直接の理由です。
GPUは、AIの計算を加速させるための重要なコンポーネントとして登場した。
このため、AIの研究、トレーニング、推論においてNVIDIA GPUが広く採用されるようになりました。さらに、生成AIへの大きな関心が、NVIDIA GPUの需要増につながっています。
1兆ドルがどれほどのものかを例えると、6億台以上のRTX 4090 GPU、NVIDIA CEOのレザージャケットでいっぱいになったワードローブに相当します。
ソース:Videocardz.com – NVIDIA is now worth 1 trillion dollars
解説:
ちなみに1兆ドル日本円に直すと139兆円になります。
日本の令和5年度の国家予算が114兆3812億円ですから、日本の国家予算以上の価値になったということになります。
今のnVidiaの勢いがどれほど凄いのか理解できるのではないでしょうか。
正直、元記事にある6億台以上のRTX4090の例えは分かりにくすぎます。
nvidiaはジェネレーティブAIの活況でサーバー向けのGPUを生産しまくっていますから、もうコンシュマーの方は見てないのではないかと思います。
「嫌なら買うな」状態でしょうね。
我々のような個人ユーザーや木っ端メディアがいくら喚いてももうnvidiaの耳には届いていなさそうです。
残念ですが、もう今後Geforceの価格には期待しない方がよいでしょう。
買うときは札束を握りしめろと言うことです。
AMDやIntelが今のGeforceを脅かすほどの製品を作り出せるかと言ったら難しいと思います。
私もROCm5.5向けのPytorchのビルドをしましたが、OSがLinuxでは反応が1件しか返ってこなかったので、やはり差が大きいなあと言うことを実感しています。
ゲーマー受難の時代はまだまだ続きそうです。