日本エイサー「Predator A770」が再び安くなった
インテルのボードパートナー、AMDに反論。
先週、AMDは、16GBのRadeonグラフィックスカードが、NVIDIA GeForce GPUよりも明らかに安い、わずか499ドルで購入できるようになったと主張しました。
しかし、GPU分野における第3のプレーヤーであるインテルの存在も忘れてはならない。
同社は、最も手頃な価格の16GB GPUオプションを提供するリーダーであることに疑いを残したくないのです。
Acer Arc A770 Predator BiFrostは、フルACM-G10 GPUと16GB VRAMを搭載した最も強力なSKUをベースにした数少ないIntel Arcモデルの1つです。
このモデルは以前、わずか350ドルで販売されていましたが、その販売は2月にすぐに終了しました。
3月には、このカードが339ドルで販売されているのを見ましたが、すぐに元の400ドルの価格設定に戻り、1ヶ月以上経ちました。現在、かつての価格が復活しており、Intel独自のLimited Edition A770 16GBを10ドル下回る価格で販売しているようです。
今日、AcerはPredator GPUの新しいセールを開始し、価格は339.99ドルでした。
これは、現在、Arc GPUおよび市場で販売されている最新の16GBグラフィックスカードの中で最も安い価格です。
Acer Predator GPUは、デュアル8ピン電源コネクタを備えたカスタム設計で、TDPを250W(+25W)に高め、ベースクロックを2.2GHz(+100MHz)に高めた。
このカードは、オープンエア(Aero Blade 3D)とブロア型(FrostBlade)のハイブリッド冷却設計で、2つのファンを備えたデュアルスロットデザインです。さらに、このカードにはベーパーチャンバーが搭載されています。
このディールはNeweggとAmazonでライブですが、Neweggの出品が考慮されるべきで、20時間程度で終了する可能性があります。
解説:
ARC A770 16GBがアメリカでセール中
nVidiaやAMDも新世代製品の販売に苦戦していますので仕方ないのかなと思います。
Ada LovelaceやRDNA3もなかなか販売に苦戦し、価格が下がっています。
既に周回遅れになったARC Aシリーズだともう価格しかアピールする点が無いでしょう。
今月末にRTX4060/Tiが出れば投げ売りするしかなくなるのでは?と思います。
問題なのは次世代のBattlemageがいつ出せるかですね。
今年中に出すつもりならば6月のComputexで発表しないと間に合いません。
もし今年中に出すことが出来なかったらARC Aシリーズで2年戦うことになり、これだとブランドが崩壊してしまう恐れすらありますね。
一応、BattlemageのFP32演算コア数は10240になるという噂は流れてきましたが、それ以降音沙汰はありません。
さて、2022年、2023年と新製品を投入するのはなかなか大変だと思いますが、Intelはこのスケジュールを守って次世代のGPUを発売し、GPU製品の評価を覆すことが出来るでしょうか?
全く新しい製品なので仕方ないですが、この辺が正念場だと思います。
第一世代の製品だから仕方ないねと言ってもらえるのはAシリーズまでだと思います。
BシリーズではきちんとまともにGeforceやRadeonと戦える製品に仕上げることができるのかどうか注目です。