自作PCユーザーがゲーム用PCの解説をします

自作ユーザーが解説するゲーミングPCガイド

NVIDIA GeForce RTX 4070のスペックと599ドルの価格が決定、平均ゲーミングパワーは186W

投稿日:

 

NVIDIAは、GeForce RTX 4070のゲーム時の平均消費電力が186Wであると主張している。

数日前、Ada Lovelaceデスクトップ・グラフィックス・カード第4弾となるGeForce RTX 4070 GPUの最終小売価格を明らかにしました。

今日、私たちは「公式」な確認をしました。

RTX 4070がどのようなGPUを使用するのか疑問があったため、NVIDIAはAD104 GPUを確認した。

仕様スライドでは、CUDAコア数には触れていませんが、このカードが36MBのL2キャッシュを搭載することが分かっています(4070 Tiは48MB)。

これは、4MBしかなかった前世代のRTX 3070 TiとRTX 3070 GPUと比べると、まだずっと多い。

一方、メモリ帯域幅は3070 Tiと比較して低下します(504GB/s対608GB/s)。RTX 4070 non-Tiは、メモリのクロックが21Gbpsで、192-bitインターフェイスにわたって12GB GDDR6Xメモリを搭載する予定です。

バスが狭くなったにもかかわらず、3070から4070へのアップグレードパスは、より高い帯域幅をもたらすことになるのだが。

ご存知のように、RTX GPUの新しいTDPの数値は、現実のゲームシナリオに対応する可能性が低く、これらの数値は通常より低くなります。

4070 non-Tiも例外ではなく、ゲーム中の平均消費電力は186Wで、まもなく「宣伝」される200WのTDPよりも低くなります。

この数字は、RTX 3070 Tiおよび3070 non-TiのSKUの平均消費電力よりも低くなっています。

RTX 4070の価格は公式には599ドルであり、変更されることはないでしょう。

これはRTX 3070 Tiと同じ価格ですが、それでも前世代の非Ti SKUと比較すると100ドルの上昇です。

このために、ゲーマーは4GB多いメモリ、より新しいRTコアとTensorコア、DLSS3技術のサポート、より高度なビデオエンコーディング(AV1)を得ることができます。

NVIDIA RTX X070 CLASS GPUについて

RTX 4070 Ti RTX 4070 RTX 3070 Ti RTX 3070
ボードSKU PG141-SKU331 PG141-SKU34X PG143-SKU15 PG142-SKU10
アーキテクチャー Ada
(TSMC 4N)
Ada
(TSMC 4N)
Ampere
(SAMSUNG 8N)
Ampere
(SAMSUNG 8N)
GPU AD104-400 AD104-250 GA104-400 GA104-30X
CUDAコア数 7,680 5,888 6,144 5,888
ベースクロック  2310 MHz  1920 MHz  1575 MHz  1500 MHz
ブーストクロック  2610 MHz  2475 MHz  1770 MHz  1725 MHz
最大FP32
演算性能
 40 TFLOPS  29 TFLOPS  22 TFLOPS  20 TFLOPS
Memory  12 GB G6X  12 GB G6X  8 GB G6X  8 GB G6
メモリバス幅  192-bit  192-bit  256-bit  256-bit
メモリ速度  21 Gbps  21 Gbps  19 Gbps  14 Gbps
メモリ帯域幅  504 GB/s  504 GB/s  608 GB/s  448 GB/s
TDP  285W  200W  290W  220W
インターフェイス PCIe Gen4 x16 PCIe Gen4 x16 PCIe Gen4 x16 PCIe Gen4 x16
希望小売価格  799 USD  599 USD  599 USD  499 USD
発売日 2023/01/05 2023/04/13 2021/06/10 2021/05/08

ソース:Videocardz.com – NVIDIA GeForce RTX 4070 specs and $599 pricing confirmed, 186W average gaming power

 

 

 

解説:

RTX4070は599ドルであることが確定

149,800円で$799だったRTX4070Tiから逆算すると112,303円となります。

数字を日本の商習慣に従って丸めると109,800円(約11万円)となります。

「高いなあ」と思いますが、一時期の$749と言う価格に比べると多少はマシになったと言ったところでしょうか。

正直、$749は$599と言うRTX3070からの$100の値上げを肯定せざるを得ないように観測気球を上げたように見えなくもないです。

私は何でも疑ってかかるたちなので、こういうものの見方をしてしまいますが、皆さんはこんな風に人を疑わない方がいいです。(苦笑。

最低でもクロック分約1.5倍の性能向上は保証されていますが、それでもRTX4070Tiの7680CUDAに対して、無印は5,888と1792CUDAの差があり、それなりに性能差があることになります。

価格分の性能差は存在するでしょう。

29TFLOPSはAmpereで言うとRTX3080相当になります。

丁度ワングレード上がったという理解で良いと思います。

RTX3080はメーカー・モデルによっては新品が10万以下で販売されており、実際の販売状況によってはそちらの方が得かもしれません。

RTX3080はメモリが10GB、RTX4070はメモリが12GBなので、メモリの搭載量は4070の方が多いです。

DLSSの性能は確かに飛躍的に上がっているのでしょう。しかし、アップスケーラー無しの実力で考えるとコスパは全く上がってないということになります。

恐らく、RTX4000以降の世代もコスパは全く上がらないのでしょう。

RTX4000はコスパが上がらなくなった最初の世代となるかもしれません。

 

 

 

 

  • B!