PCメーカーのAcerは、AMDのRadeon RX 7900シリーズグラフィックスカードをベースにしたカスタムGPUの第2弾ラインアップを市場に投入する予定です。
Acer、IntelとAMDのカスタムグラフィックスカードの両方を提供、Radeon RX 7900 DIYラインアップを間もなく発売する予定です。
日本エイサー株式会社 (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:詹 國良(ボブ・セン)) は、最新の第3世代インテル Core プロセッサーを搭載したノートPC Aspire V5を6月22日(金)より全国量販店にて順次販売開始いたします。
Acer社は、主にOEM PCとノートPCビジネスで知られていますが、Predatorブランドの新製品で、よりプレミアムでカスタムなDIYセグメントへの進出を図りたいと考えています。
先日、IntelのArc alchemist GPUを利用した初のカスタムDIYグラフィックスカード「Arc A770 Predator Bifrost」が発売された。
Predator Bifrostは、間違いなく1つのユニークなGPUデザインで、プレミアムなデザインを誇っています。
このカード自体は予想外の追加でしたが、Acerはカスタムグラフィックカードのポートフォリオをさらに拡大したいと考えているようです。
中国ボードチャンネルからの報告によると、Acerは現在、AMDと協力してカスタムRadeon RX 7900シリーズグラフィックスカードを提供しているようです。
情報筋によると、Acerは、NVIDIA GeForce RTX 4080およびRTX 4070 Tiグラフィックスカードに対して非常に有効であるはずの、非常に競争力のある価格設定でプレミアムデザインを提供したいと考えているとのことです。
さらに、Acerは今のところNVIDIAのカスタムデザインを計画していないものの、ロードマップをオープンにしており、Acerが3社すべてのベンダーのカスタムグラフィックスカードを実際に提供する最初のグラフィックスカードメーカーになるのを見るかもしれないとも伝えられています。
デザインについては、Acerが新しいAMD Radeon RX 7900シリーズカード用に既存のBifrostクーラーを再採用するのか、それとも全く新しい冷却システムを作るのかは、明らかにされていない。
しかし、AcerがNVIDIAカードを一切製造していないわけではないことを明確にしておきたいと思います。
このメーカーは、同社のOrion PC向けにRTX 3090 Predatorを含むカスタムRTX 30デザインを製造しています。
ただ、Acerが製造したRTX 4000オプションをまだ見たことがなく、これらのRTX 30シリーズのカードはDIY市場には出回っていないのです。
ソース:wccftech – Acer Planning To Bring Custom AMD Radeon RX 7900 Graphics Card To The DIY Market
解説:
エイサーが自作PC向け単体GPU市場の製品を発売するようですね。
AMDとIntelで、nVidiaの製品も発売する予定であるようです。
そのため、AMD、Intel、nVidiaとすべての製品を発売する世界初のメーカーになる可能性があるようです。
エイサーはグループ企業であったAopenが昔で単体GPU製品を発売していました。
RIVA TNTとかGeforce GTSとかそのあたりの時代だったと思います。
覚えている方もいるのではないでしょうか。
ただ、市場規模が小さい日本にPCパーツメーカーとしてのエイサー製品が入ってくるのか同課は微妙だと思います。
ノートPCなどで一定のブランドはあるものの圧倒的と言うほどの知名度がなく、取り扱いするところが出るのかなあと言うのが正直な感想です。
日本はやはりASUS、MSI、GIGABYTE、Asrockの4大メーカーが強すぎですね。
後から入ってきてもシェアを伸ばすのはなかなか難しいと思います。
私はエイサーと聞くとAopenを思い出してしまい、ノスタルジックな気持ちになってしまいます。