AMD Ryzen 5 7530U “Barcelo Refresh” CPU、6 Zen 3 コア & 12 Vega コンピュートユニットを搭載しているのが発見される

Barcelo RefreshファミリーのZen 3アーキテクチャを採用した、全く新しいRyzen 7000 Laptop CPU「AMD Ryzen 5 7530U」が目撃された。

CezanneファミリーのリフレッシュであるBarceloラインナップのリフレッシュであることから、Zen 3コアをベースにしていることは間違いない。

AMD Ryzen 5 7530U “Barcelo Refresh “のリークから、次世代CPU「Ryzen 7000」のネーミング基準の混乱が確認される

先月、AMDはRyzen 7000ファミリーのモバイルCPUの新しいブランディングプランを明らかにした。

記事を要約すると、AMDのモバイルプロセッサは、7020、7030、7035、7040、7045というシリーズ番号でラベル付けされることになります。これらの様々なモデル番号は重要です。

これらは、今年リリースされる7000シリーズのCPUだけでなく、市場セグメント、アーキテクチャ、市場セグメント内で下位モデルとみなされるか上位モデルとみなされるか(AMDはこれを「feature isolation」と呼んでいる)、フォームファクタとそれに対応するTDPも表している。

つまり、今後、AMDの各プロセッサにどのような技術が採用されるかは、安心して述べることができる。

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Ryzen 5市場にフォーカスした本シリーズに登場するのは、AMD Ryzen 5 7530U CPUだ。搭載するアーキテクチャは同社のZen 3アーキテクチャで、TDPは15～28Wを提供する下位モデルとなる。

SiSoftwareのスクリーンショットを見ると、CPUは6コア、12スレッド、クロック2.0GHz、Vegaアーキテクチャに基づく12のCompute Units（CU）を提供していることがわかる。

プロセッサーの正式名称は「AMD Ryzen 5 7530U with Radeon Graphics」で、その後に以下のような仕様が記載されている。

このプロセッサが登場する前に、AMDはモバイルライン向けに他のローレベルマーケットセグメントプロセッサを確認していた。

それは以下の通りである。

さて、今回の新AMDモバイルCPUの5番目の追加で、最下位のモバイルプロセッサの真ん中に配置されることがわかった。

それでも、新モバイルCPUのアーキテクチャが、Mendocino、Barcelo、Raphaelの各シリーズで構成されるようになったことも分かる。

また、このニュースにより、Ryzen 5000、3000、2000シリーズのCPUは2種類のアーキテクチャのみ、Ryzen 6000、4000、1000は単一アーキテクチャを採用しており、AMDから初めて3種類のアーキテクチャを搭載したRyzen 7000シリーズであることが確認されるでしょう。

AMD Ryzen モバイル CPU：

解説：

6コア12スレッドのZen3+Vega12CUのRyzen 5 7530Uが発見される。

CezanneのダイはZen3コア8/16、Vega8CUでフルシリコンだったはずですが、今回話題に出ているBarcelo Refleshは随分アンバランスなスペックになっているのがちょっと驚きです。

ソフト側の検出がうまくいっていないのか、それともこういう仕様に再設計したのか・・・。

再設計する線は無いと思いますので、ソフト側の検出ミスでしょうか。

AMDのモバイルファミリブランディングは

このようになるようですね。

7×30と7×35の差がイマイチはっきりしません。

性能から言ってもCezanneの焼き直しであるBalceroリフレッシュよりはRembrandtの方が上位ですので、表中では7X30となっていますが、恐らく7X35ではないかと思います。

わかりやすい分類とされていますが、アーキテクチャーが錯綜している分、随分わかりにくくなったなと言うのが私の感想です。

ノートPC向けのラインナップがかなり拡充されて、単一のアーキテクチャーのみのデスクトップに比べるとかなり目移りする状況になってきました。

今後、AM5にもRembrandtやPhoenix Pointが下りてくるのかもしれませんし、ひょっとしたらBalcero RefleshやMendocinoも低価格モデルとして発売される可能性は0ではないでしょうね。

だとしても随分先の話になると思います。