NVIDIAの次世代グラフィックスカード「GeForce RTX 4090」が、Videocardzによって数時間後の正式発表に先駆けてリークされました。
Ada Lovelaceのフラッグシップグラフィックスカード「NVIDIA GeForce RTX 4090」、数時間後の発売を前に写真が公開されました。
今回公開されたグラフィックカードは、NVIDIAのフラッグシップモデル「GeForce RTX 4090」です。
このグラフィックスカードは、GeForce RTX 30シリーズグラフィックスカードで見られたのと同様のクーラー設計を備えていますが、いくつかの微妙な変更があちこちに加えられています。
NVIDIA GeForce RTX 4090グラフィックスカードは、前モデルであるGeForce RTX 3090に搭載されていたトリプルスロットBFGPUデザインを踏襲し、フロントに新しいロゴを搭載しています。
また、大型の7ブレードファンを2基搭載し、さらに効率を高めたフロースルー設計を踏襲しています。
また、PCIe Gen 5.0(12VPWHR)コネクタを1つ搭載し、必要な電力を供給し、HDMI 2.1やDPなど4つのディスプレイ出力が装備されます。
NVIDIA GeForce RTX 4090の「予想される」仕様
NVIDIA GeForce RTX 4090は、144個のSMのうち128個のSMを使用し、合計16,384個のCUDAコアを搭載する予定です。
96MBのL2キャッシュと合計384個のROPを搭載し、まさに正気の沙汰とは思えないGPUとなるが、RTX 4090がカットダウンデザインであることを考えると、L2やROP数が若干少なくなる可能性がある。
クロックはまだ確定していませんが、TSMC 4Nプロセスが採用されていることを考えると、2.0~3.0GHzのクロックが予想されます。
GeForce RTX 4090は、24GBのGDDR6Xを搭載し、384ビットバスインターフェースで21Gbpsのクロックを実現する予定です。
これは、最大1TB/sの帯域幅を提供することになります。これは既存のRTX 3090 Tiグラフィックスカードと同じ帯域幅で、消費電力に関しては、TBPは450Wとされており、TGPはそれよりも低くなる可能性があるということです。
このカードは、最大600Wの電力を供給する1つの16ピンコネクタで駆動する予定です。
RTX 3090 Tiで見られたような500W以上のカスタム設計が登場する可能性もある。
RTX 4080とRTX 4070グラフィックスカードを含むNVIDIA GeForce RTX 40シリーズグラフィックスカードは、RTX 4090以外の最初のグラフィックスカードの中で、ゲーマーに発売される予定です。
RTX 4090は、今のところ10月22日に発売されると予想されていますが、数時間後に行われるNVIDIAのGTCキーノートで発表されると思われます。
解説:
RTX4090の仕様が直前にリーク
128SMを使用し、合計16,384個のCUDAコアを搭載、384bitのメモリバス幅に96MBの大容量L2キャッシュと事前の情報通りの仕様になっているようです。
24GB GDDR6X 21Gbpsと基本的に超ド級のスペックですが、上位モデルが存在する余地が残っている仕様と言ってもよいでしょう。
電源は基本450Wですが、一部の過激なOCモデルは600W近くまで要求するものと思われます。
これでFP32演算性能が90TFLOPSとなります。
RTX4090Tiが存在したとしても約90%の性能は持っているわけで、よほどの完璧主義者でない限りは満足できる性能を持っていると言ってもよいでしょう。
あとは価格が出来るだけ安くなることを祈ります。
まあ、最近の円安を見るとなかなかに厳しいでしょうが。