PRO Hi-Tech からの噂を信じるなら、NVIDIA の GeForce RTX 4000 シリーズ グラフィック カードの第一陣、1ヶ月以内に中国のサプライヤーに出荷される予定です。
NVIDIAのGeForce RTX 4000シリーズグラフィックスカードの第一陣は1ヶ月以内に中国のサプライヤーに発送されるとの噂が主張される
この噂は、PRO-Hi-TechのIlya Korneychuk氏が最近、自身のYouTubeビデオで、NVIDIAの次期GeForce RTX 4000シリーズグラフィックスカードの第一陣は1ヶ月以内に発送される見込みであると述べたことに由来しています。
このYouTuberは、この情報が彼自身の中国サプライヤーからのものであると主張していますが、これは、その情報解禁日が大きく異なる可能性があるため、カードが同じ日に小売店の棚に並ぶわけではないでしょう。
中国のグラフィックスカードのサプライヤーから、RTX 4000の最初のロットが1カ月以内に届くと聞いています。
Ilya Korneychuk @ PRO Hi-Tech
https://twitter.com/iKorneychuk/status/1551905127338057730?ref_src=twsrc%5Etfw
いくつかのAIBパートナーと話をしたところ、NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズグラフィックスカードは、まだ基本的な情報が不足しており、パッケージやマーケティング資料もまだ確定していないとのことでした。
そのため、次世代グラフィックスカードが1ヶ月以内に供給される可能性は非常に低いと思われます。
次世代グラフィックスカードの発売は2022年後半に延期され、現在は10月以降をターゲットにしていると、すでに多くの著名リーカーが語っている。
8月中の供給は、ちょっと早すぎるのではないでしょうか。
このラインナップで最初に発売されるグラフィックスカードは、GeForce RTX 4090と言われており、来年まで発売されないと予想されているRTX 4090 Tiに取って代わられるまで、あるいはNVIDIAがハイエンド領域で、同じく今年後半の発売が予想されているAMD RDNA 3ラインアップとの競争が激しくなると見るまではしばらく旗艦となることが予想される。
Igor’s Labの生産期間をガイドラインとして、グラフィックスカードは2022年8月/9月まで大量生産されないと予想されているので、この時期にカードが供給される可能性は非常に低いと思われます。
9月末から10月中旬に供給が開始されるものと思われます。
とはいえ、NVIDIA GeForce RTX 4090が、144個のSMと合計18,432個のCUDAコアを提供するフルダイに対してカットダウン構成であるAD102-300-A1 GPUコアを利用することを確認する複数のレポートがある。
https://twitter.com/unikoshardware/status/1552145818387644416?ref_src=twsrc%5Etfw
NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズグラフィックスカードは、全体的なGPU性能の大幅な向上をもたらすと期待されており、Ada Lovelaceアーキテクチャは、私たちが実際に手に取ってテストするときに話をするのが待ちきれないほど多くの新機能をもたらすことでしょう。
NVIDIA GeForce RTX 4000シリーズ グラフィックカードラインアップ(噂):
グラフィック カード |
GPU | PCBモデル | SMユニット 数 / コア数 |
メモリ種類 / バス幅 |
メモリクロック / 帯域幅 |
TGP | 補助電源 コネクタ |
発売時期 |
NVIDIA Titan A / GeForce RTX 4000? |
AD102-450? | PG137-SKU0 | 142/ 18176? | 48 GB / 384-bit | 24 Gbps / 1.15 TB/s | ~800W | 16-pinx2 | 不明 |
NVIDIA GeForce RTX 4090 Ti |
AD102-350? | TBD | 144 / 18432? | 24 GB / 384-bit | 24 Gbps / 1.15 TB/s | ~600W | 16-pinx1 | 不明 |
NVIDIA GeForce RTX 4090 |
AD102-300? | PG137/139 SKU330 | 128 / 16384? | 24 GB / 384-bit | 21 Gbps / 1.00 TB/s | ~450W | 16-pinx1 | 2022Q4 |
NVIDIA GeForce RTX 4080 |
AD103-300? | PG13*/139 SKU360 | 80 / 10240? | 16 GB / 256-bit | 21 Gbps / 672 GB/s | ~420W | 16-pinx1 | 2022Q4 |
NVIDIA GeForce RTX 4070 |
AD104-275? | PG141-310 SKU341 | 56 / 7168? | 10 GB / 160-bit | 18 Gbps / 360 GB/s | ~300W | 16-pinx1 | 2022Q4 |
NVIDIA GeForce RTX 4060 |
AD106-***? | TBD | >36 / 4608? | 8 GB / 128-bit | TBD | ~200W | 16-pinx1 | 2023Q1 |
解説:
飛ばしか?中国のサプライヤーから来月に最初のRTX4000が届くとの噂が流れる。
中国だから何でもありなのでしょうが、まだAIBにはマーケティング資料すらももらっていない状態のようですので、どうやってもあと1か月で発売するのは無理でしょう。
RTX3090Tiとピン互換でPCBがそのまま使えるらしいですから、パーツさえ届けば生産は開始できるのかもしれませんが、それでもAIBで生産に入っているという噂すらも聞こえてこないこの状態でいきなり出荷はあり得ないでしょう。
中国らしいと言えばらしいです。
現在の最新の噂では2022年Q4にRTX4090のみ発売と言うことになっています。
他のモデルは店頭でAmpereの在庫が余っているため、来年になると言われています。
ここは是非「GPUは金融商品である」と豪語していた資金力豊富なマイナー諸兄に在庫処分のご協力をお願いしたいところです。
価格はRTX3090Tiよりは安くなると言われていますが、30万円前後の価格になることはほぼ確実でしょう。
この価格でAD102に手を出せる人がどのくらいいるのか私は疑問です。
AD103以下の性能はハッキリ言って大してことは無いです。
RTX3080は大幅にカットオフされていたとはいえ、GA102を使って$699と言うバーゲンモデルだったのですが、こういうバーゲンモデルはAD102には用意されないようですね。
少なくとも第一陣のモデルの中には存在しないと思われます。
もし存在するとしたら、RTX4080TiがAD102を使ってくれるといいなあ・・・というくらいです。
もし年内にRTX4090しか投入されないとしたら、2年に一度のクリスマス商戦にRTX4080や売れ線のRTX4070を投入しないということになり、これは思い切った決断になりそうです。
2022年のクリスマスシーズンはAmpereの在庫処分に使うつもりなんですかねえ。
工場にはリードタイムと言うものがあり、市場で在庫が余ってきてもすぐに生産数を落とすことは不可能でしょう。
今日売り上げが下がったから、明日電話して工場の生産数を落とすというわけにはいきません。
そのため、どんどん出荷されて在庫が一定数溜まってきたら、流通や小売りにプレッシャーがかかり、そのプレッシャーが一定のレベルになった時点で、価格が劇的に下がります。
どんなにメーカーが安売りを禁止しても売れないものを持っていても仕方ないですからね。
最悪の場合、転売屋とはまた違った形の不正規な流通経路で流れて安売りされる可能性もあると思います。
今回は次世代GPUの情報がリークされる時期と、マイニング需要が落ちた時期がほぼオーバーラップしていましたので、かなり在庫が残っているのではないのかなと思います。
と言うわけで、この中国発の来月RTX4000シリーズが出荷されるという噂はトバシ(嘘・誤報)だと思います。
また新しい情報が出たらお知らせします。
AMDはもし今年のクリスマス商戦にRTX4070/4080が投入されないなら、RDNA3のRadeon RX7000シリーズをさっさと発売したらどうかな?と思います。
元々ボリュームが小さいので在庫の処分もそれほど大きくないでしょうし、あまり在庫の影響を受けないのであればさっさと発売して、本来Geforceに流れるはずだった顧客をかっさらっていくのも一つの方法ではないかと思います。
スケジュール的には十分可能だと思います。