MSI RTX 3090 SUPRIM X、より厚く、より速く。
GA102 GPUを搭載したMSIのフラッグシップモデルが、今世代最厚のグラフィックスカード「SUPRIM X」です。
SUPRIM Xはトリプルファン、3.5スロット設計のフルカスタムグラフィックスカードです。
GA102をフル実装し、10752個のCUDAコアを搭載しています。最も重要なアップグレードはメモリサブシステムで、21Gbpsと2GBのGDDR6Xモジュール(Micron IZU47 D8BZC)を搭載しています。
MSI GeForce RTX 3090 Ti SUPRIM X、ソース:Videocardz.com
NVIDIAリファレンスクロックが1860MHzであるのに対し、本モデルではGPUクロックをGamingモードで1950MHz、Extremeモードで1965MHzに向上させている。
その分TDPは480W(+30W)と高くなったが、新しいPCIe Gen5 16ピン電源コネクタとPCIeスロットによる525W(450W+75W)の範囲内である。
RTX 3090 Ti SUPRIM Xは、3.5スロットの極厚設計で、重量はRTX 3090 SUPRIMより200g多い2.1kgです
MSI GeForce RTX 3090 Ti SUPRIM X(上)とRTX 3090 SUPRIM X(下)の比較、ソース:Videocardz.com
MSI RTX 3090 Tiは、3月29日に発売されます。正式な価格はまだ確定していません。
解説:
3.5スロットのモンスターが現実世界に登場
Lovelaceから最上位は4スロットになると言われていましたが、それを待たずにRTX3090Tiから3.5スロットのモデルが登場するようです。
MSI RTX 3090 SUPRIM Xがそれですが、本当に3.5スロット分ある写真を見て、物凄い時代になったなと思います。
Mini-ITX派にとっては3.5スロット使ったらそれはもはやMiniPCではなく、単なる普通のPCですから、かなり厳しいGPUと言うことになります。
RTX3090TiはAIBにとってのLovelaceの予行演習と言われていましたが、まさにその通りなのでしょうね。
夢であってほしいと思いましたが、確かに現実のようです。(苦笑