ntel Rocket Lake、1月から量産開始
Intelが次期第11世代デスクトッププロセッサシリーズの量産を1月に開始するように設定されていることが、@OneRaichuからの新たなリークで確認されたようです。
このロードマップがどの程度最近のものかは不明だが、実際のロードマップであるように見えます。
Intelは6月にエンジニアリングサンプルの製造を開始しており、8月にはリファイン版がリリースされている。
11月下旬には、Intelは品質確認用のサンプルの製造を開始しており、今になってインターネット上に流出している。
これらのサンプルは、パートナーに送られて適格性を確認したり、ハードウェアの評価を受けたりする。
ロードマップでは、RTS(Ready To Ship)の時期が2021年の第12週から第21週頃になると予想されていることを確認しているが、Intelは矢印のように、可能であればもっと早く最初のリテールユニットを出荷したいと考えているようだ。
Rocket Lake-Sのロードマップを完全公開:
Intel メインストリーム Core シリーズ:
SKU | コア数/ スレッド数 |
ベース クロック |
全コア ターボ |
Turbo Boost 2.0 |
Turbo Boost Max 3.0 |
Therm. Velocity Bst/All Core | TDP | 小売価格 (米ドル) |
Intel 11th Gen Core Rocket Lake-S | ||||||||
i9-11900K | 8C/16T | 3.5 GHz | 不明 | 不明 | 不明 | 5.3/4.8 GHz | 125W | 不明 |
i9-11900K (ES) | 8C/16T | 3.4 GHz | 4.3 GHz | 不明 | 4.8 GHz | 不明 | 125W | 不明 |
i9-11900 | 8C/16T | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 65W | 不明 |
i9-11900 (ES) | 8C/16T | 1.8 GHz | 3.8 GHz | 不明 | 不明 | 4.4/3.8 GHz | 65W | 不明 |
i7-11700K | 8C/16T | 3.6 GHz | 4.6 GHz | 不明 | 5.0 GHz | – | 125W | 不明 |
i7-11700 | 8C/16T | 2.5 GHz | 不明 | 不明 | 4.9 GHz | – | 65W | |
i7-11700 (ES) | 8C/16T | 1.8 GHz | 不明 | 不明 | 4.4 GHz | – | 65W | |
i5-11600K | 6C/12T | 不明 | 4.6 GHz | 4.9 GHz | – | – | 125W | 不明 |
i5-11600 | 6C/12T | 不明 | 不明 | 不明 | – | – | 65W | 不明 |
i5-11500 | 6C/12T | 不明 | 不明 | 不明 | – | – | 65W | 不明 |
i5-11400 | 6C/12T | 2.6 GHz | 4.2 GHz | 4.4 GHz | – | – | 65W | 不明 |
Intel 11th Gen Core Comet Lake-S | ||||||||
i3-11320 | 4C/8T | 不明 | 不明 | 不明 | – | – | 65W | 不明 |
i3-11300 | 4C/8T | 不明 | 不明 | 不明 | – | – | 65W | 不明 |
i3-11100 | 4C/8T | 不明 | 不明 | 不明 | – | – | 65W | 不明 |
Intel 10th Gen Core Comet Lake-S | ||||||||
i9-10900K | 10C/20T | 3.7 GHz | 4.8 GHz | 5.1 GHz | 5.2 GHz | 5.3/4.9 GHz | 125W | $488 |
i9-10900 | 10C/20T | 2.8 GHz | 4.5 GHz | 5.0 GHz | 5.1 GHz | 5.2/4.6 GHz | 65W | $439 |
i9-10850K | 10C/20T | 3.6 GHz | 4.7 GHz | 5.0 GHz | 5.1 GHz | 5.2/4.8 GHz | 125W | $453 |
i7-10700K | 8C/16T | 3.8 GHz | 4.7 GHz | 5.0 GHz | 5.1 GHz | – | 125W | $374 |
i7-10700 | 8C/16T | 2.9 GHz | 4.6 GHz | 4.7 GHz | 4.8 GHz | – | 65W | $323 |
i5-10600K | 6C/12T | 4.1 GHz | 4.5 GHz | 4.8 GHz | – | – | 125W | $262 |
i5-10600 | 6C/12T | 3.3 GHz | 4.4 GHz | 4.8 GHz | – | – | 65W | $213 |
i5-10500 | 6C/12T | 3.1 GHz | 4.2 GHz | 4.5 GHz | – | – | 65W | $192 |
i5-10400 | 6C/12T | 2.9 GHz | 4.0 GHz | 4.3 GHz | – | – | 65W | $182 |
i3-10320 | 4C/8T | 3.8 GHz | 4.4 GHz | 4.6 GHz | – | – | 65W | $154 |
i3-10300 | 4C/8T | 3.7 GHz | 4.2 GHz | 4.4 GHz | – | – | 65W | $143 |
i3-10100 | 4C/8T | 3.6 GHz | 4.1 GHz | 4.3 GHz | – | – | 65W | $122 |
ソース:Videocardz.com – Intel to begin mass production of 11th Gen Core Rocket Lake-S CPUs in January
解説:
Rocket Lake-Sが一月から量産開始か?
量産が何を意味するのかははっきりと語られていませんが、ロードマップを見ると、3月の予定が1月に動いており、常識的に判断すると、3月発売が1月発売に早まったと考えてよいでしょう。
恐らく、CESで発表して同日に発売か、マザーボードと同時に発売すると考えた方が良いのではないかと思います。
Core i9-9900Kの発売少し前から供給をショートさせ、そこから2年と少し経ってようやく供給の問題を解決できたということなのでしょう。
欲しいときに欲しいものを欲しいだけ供給できることの重要さ
残念ながら、AMDはRyzen5000シリーズをショートさせています。
欲しいときに欲しいものを欲しいだけ供給できることの重要さは皆さんが今体感している通りです。
この需給バランスを100とすると90など一定数を割ってしまった瞬間、転売屋が大挙して押し寄せ、一気に需給のバランスが崩れるようになりました。
転売屋が殺到しても継続的にモノが入ってくるならば、転売屋が物を抑える資金が続かないので定価で買えなくなるということは無くなります。
例外は任天堂のスイッチくらいでしょう。
まあ、あれは玩具ですので、市場の小さいPCパーツとは比べられませんが。
CPUのフラッグシップホルダーとなったAMDには、頂点である自覚をもってきちんと製品を市場に供給し続けてほしいところです。
Intelは先日供給量を2倍にしたというニュースをツイートしましたが、恐らく、現在の需要に対応できる体制が整ったのでしょう。
最近は主に製造技術の面でさえないニュースの多かったIntelですが、恐らく、以降、モノが手に入らないというニュースは無くなるのではないかと私は思っています。