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ASRock Radeon RX 6800 XT Sub Zero グラフィックスカードの写真 – Big NaviGPUを搭載したリファレンスデザイン

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Asrockさんの公式ツイッターから見解が出ました。こいつはフェイクニュースです。

ASRock は、Sub Zero として知られる Radeon RX 6800 XT を含む Radeon RX 6800 シリーズのリファレンスグラフィックスカードの新製品ラインの発売に取り組んでいます。

このラインナップは基本的にリファレンスデザインに基づいており、より優れた Big Navi チップを使用することで、箱から出してすぐに、より高いオーバークロックとはるかに速いクロック速度を実現します。

ASRock は Big Navi GPU を搭載した Radeon RX 6800 XT Sub Zero グラフィックスカードを発表しました。

情報源から得た情報によると、ASRock Radeon RX 6800 Sub Zero シリーズには、RX 6800 XT と RX 6800 の両方のバリエーションが用意されています。

リファレンスデザインからの物理的な変更はありませんが、ASRock が新しいラインナップに選択した色の選択に視覚的な違いが見られます。

黒とシルバーのカラースキームは廃止され、カードには光沢のあるシルバーのデザインが採用されています。バックプレートもシルバーカラーのようです。

再び、Radeon RX 6800 XT Sub Zeroグラフィックスカードは、2.5スロットのフォームファクタとトリプルファン冷却で構成されたリファレンスデザインを採用しています。

ディスプレイ出力は、DPが2つ、HDMIが1つ、USB Type-Cポートが1つです。このカードを起動するには、デュアル 8 ピンコネクタ構成が必要です。

ASRock Radeon RX 6800 XT Sub Zero は、今年後半に発売される新しいビニングされた Big Navi GPU ダイをフルに活用します。

これらの GPU により、Radeon RX 6800 XT Sub Zero はより高い工場出荷時オーバークロックを提供できるようになります。

Sub Zeroのラインナップは、世界記録を更新する最高のBig Navi GPUダイを求めるLN2オーバークロッカーを主なターゲットとしている。

私たちは、リファレンスモデルがLN2冷却で2.8 GHzのクロックを達成したことを見てきたので、Sub Zeroのラインが3 GHzのマークを突破する可能性は十分にあります。

価格については、このカードはわずかにプレミアム価格で販売され、小売価格は669ドルで、基準希望小売価格の649ドルより20ドル高いと言われました。入手可能性についての言葉はありませんが、このカードは今年中に発売されると予想されます。

ソース:wccftech – ASRock Radeon RX 6800 XT Sub Zero Graphics Card Pictured – Reference Design With Binned Big Navi GPUs

 

解説:

姿を現す白銀の騎士

と厨二っぽくモノローグを打ってみました。

Asrockからより高いクロックで動作可能なRX6800XTの白いリファレンスモデルが発売予定

その名もSub Zeroと言う名前のRX6800XTの中でも選別品を使ったモデルになるようです。厨二っぽく言うと赤い彗星ならぬ「白銀の騎士」でしょうか。

3倍の速度はさすがに出ないと思いますが、2.5GHz迄回ると言われているNavi21の中でもそこに到達できる可能性が高くなるモデルと言う位置づけでよいと思います。

リファレンスモデルは厚みは2.5スロット占有しますが、もともと寸法は266.7 (L) x 119.75 (W) x 49.75 (H)mmであり、長さは約267mmと標準カードのサイズに収まっています。

RTX3090/3080が全長300mmを超えるカードが多い中これだけのサイズに収まっているのは熱的に如何に7nmが有利なのかを端的に示しています。

さらにここから、カスタムモデルのRX6800/XTはRTX3090/3080と同等レベルのサーマルソリューションを搭載することができますので、恐らく、リファレンスモデルより、もっとクロックが上がるでしょう。

私はAmpereがSamsung8nmを採用した時、「がっかりポイント」と言いましたが、強力なライバルが帰ってきた今となってはGeforceの熱烈な信者の方にもその意味を痛感できるのではないでしょうか。

AMDがTSMCにこだわることができたのはやはり、ゲーム機のSoCなどで安くとも大量のボリュームを動かす事が出来たからであり、たとえて言うと100万円の売り上げをあげて10万円の売り上げを上げる会社(nVidia)と1000万の売り上げを上げて10万円の利益をあげる会社(AMD)があったとしたら、結果は同じでもより大量の資材を動かす後者の方が状況を有利に出来る可能性があるということです。

その方がより多くの人や会社と関わりより多くの助けを期待できるということです。

来年のRDNA3にはnvidiaも戦々恐々としているのではないかと思います。

GPUの世界もようやく面白くなってきました。

 

 

 

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