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AMD Radeon RX 6700 (XT)シリーズはNavi 22 GPUと最大12GB GDDR6メモリを搭載

更新日:

AMD Radeon RX 6700シリーズ

パトリック・シュール氏が、Navi 22 GPUのパワーターゲットに関する初の情報を公開した。この新GPUは、RX 6700モデルとして上位ミッドレンジのRadeon RX 6000シリーズに登場すると予想されている。

AMD Navi 22 GPUについては、もはや謎に包まれているわけではない。

Navi 21やNavi 23と同様に、macOSのファームウェアアップデートを通じてリークされ、GPUが最大40個のCompute Unitsを搭載していることが確認された。これは前世代のRDNA世代のNavi 10 GPUと同じCU数です。これは何を意味するかというと、今後のRadeon RX 6700シリーズは同じコア数でRX 5700シリーズを継承するが、すべての電力効率、より高いクロック速度でカードが顕著に速くなると予想されています。

パトリック氏からの新情報は、次期モデルの電力要件にいくつかの光を共有しています。同氏によると、Radeon RX 6700 XTが採用されると予想されるNavi 22 XTは、合計186~211Wのグラフィックスパワーを備えていると見られている。

AMDが高い値を採用したとしても、消費電力が225WだったRX 5700 XTよりも低くなるという。

Navi 21 XLを搭載していると思われるRX 6700非XTとなると、このモデルは146~156Wを必要とする。この値は、同じくRX 5700 non-Xシリーズ(TBPは180W)よりも低い。

Navi 21とは異なり、22は192ビットのメモリバスを搭載しており、このGPUをベースにしたモデルでは、12GBまたは6GBのメモリを提供する必要があることを意味する。

AMDは最近、ボードパートナーに対して、Navi 22 GPUは以前の計画よりも少し早く発売されるだろうと伝えている。

メーカーは現在、Radeon RX 6700シリーズを2021年1月に投入すると予想している。AMD Navi 22は、NVIDIA GA104と同様のハイエンドゲーミングGPUとしてノートPCにも登場する。モバイルNavi 22の情報はまだ限られているが、これも大きなチャンスかもしれない。

AMD Radeon RX 6700シリーズのリーク

噂のAMD Radeon RX 6000シリーズのスペック

Radeon
RX 6900XT
Radeon
RX 6800XT
Radeon
RX 6800
Radeon
RX 6700XT
Radeon
RX 6700
GPU Navi 21 XTX Navi 21 XT Navi 21 XL Navi 22 Navi 22
CU数 80 72 60 40 不明
ブースト
クロック
 2250MHz  2250 MHz  2105 MHz 不明 不明
メモリ容量
・種類
 16GB G6  16GB G6  16GB G6  12GB G6 不明
メモリバス幅  256-bit  256-bit  256-bit  192-bit  192-bit
メモリ速度  16 Gbps  16 Gbps  16 Gbps 不明 不明
TGP  300W  300W  250W  211-186W  156-146W
発売日 2020/12 2020/11 2020/11 2021/1 2020/1

https://twitter.com/patrickschur_/status/1329930346687852544?ref_src=twsrc%5Etfw

ソース:Videocardz.com – AMD Radeon RX 6700 (XT) Series to feature Navi 22 GPU and up to 12GB GDDR6 memory

 

 

解説:

まあ、そうなるよね

Navi22、RX6700/XTの情報が出てきました。

Navi22(RX6700XT)はSP数が全く同じのRX5700XTの後継ですから、スペックはある程度、予想ができます。

下は以前の記事で私が予想したRX6700/XTのスペックです。

参考:AMD Radeon RX 6800 XTは、リークされたAotS 4KベンチマークでNVIDIA RTX 3090を打ち負かす

グラフィックカード AMD Radeon RX 6700 AMD Radeon RX 6700 XT
GPU Navi 22 (XL?) Navi 22 (XT?)
製造プロセス 7nm 7nm
トランジスタ数 134億? 134億?
CU数 36? 40
SP数 2304? 2560
TMU数/ROP数 144/64? 160/64?
ゲームクロック 未確認 未確認
ブーストクロック 未確認 未確認
FP32演算性能 9.72TFLOPS? 12TFLOPS?
メモリ容量
・種類
12 GB
GDDR6
12 GB
GDDR6
インフィニティ
キャッシュ
64-96MB? 64-96MB?
メモリバス幅 192-bit 192-bit
メモリクロック 14 Gbps? 16 Gbps?
メモリ帯域幅 320 GB/s 384 GB/s
TDP 144W? 180W
価格(米ドル) 未確認 未確認

Radeon RX 6800/XTのロンチ時に公開されたAMD公式のスライドを見ると、インフィニティ・キャッシュは4つあるブロックごとに分かれていましたので、64MBになるのかなと思う反面、128MB程度無いとヒット率が下がるという説明もありましたので、容量が下げられない可能性もあるのかなと思っています。

128MBから下げられない場合(下げたらキャッシュのヒット率が極端に下がる場合)519mm2と言われるNavi21のダイサイズから半分以下にはできないということになりますね。

余談ですが、このキャッシュ128MBと言う容量は奇しくもIntel Iris Pro系GPUの高速キャッシュであるeDRAMの容量と同じですので、GPUに搭載する高速キャッシュは128MB積めば、キャッシュのヒット率が一定レベルになるというのは、事実なのでしょう。

面白いのは、当時のIntelもCPU内蔵のGPUと単体GPU言う違いはあれど、128MBと言う容量も同じ、エネルギー効率が高くなるという説明も同じ点です。

この点、ゲームエンジンが使いきれない数のCUDAコアを実装して、演算性能の割にはリニアに性能が伸びなかったGA102とゲームエンジンが使いきれる程度のSPを実装して、大容量キャッシュ埋め込み、エネルギー効率を高めたNavi2Xと言えると思います。

CGのレンダリングソフトの性能で比較すると、スペック上の演算性能にほぼ比例した結果が出ていますので、Ampereはゲームエンジンが増えたCUDAコアを有効活用できるようにアップデートするとまだ性能が伸びる可能性があるということになります。(ただし、本当にそうなるかどうかに関しては保証いたしかねますが。)

今までRadeonはGeforceと比較するとエネルギー効率が悪く、設計で劣っているといわれてきましたが、キャッシュと言う思いも寄らなかった方法論でその欠点を埋めてきたと言えるでしょう。

総合的な性能としてはAmpereの方が優れているというのは事実なのでしょう。

RX6000シリーズは大容量キャッシュにシリコンを割いていますのでなおさらです。

しかし、スペック上はどうあれ、問題はゲームで有効に活用されるか否かです。

そういう点ではRX6000シリーズは非常に優れたゲーム用GPUと言えると思います。

いずれにしてもRX5700/XTと言う前例とRX6800/XTのスペックからほぼ確定的に予想できるスペックと言うのはかなりありますので、上のような性能に落ち着くのではないかと思います。

性能レンジとしてはRTX2080/SUPERと同程度でしょう。

クロックに関してはNavi21系よりも熱的には有利であることと、SP数においてRX6800の3840とRX6700XTの2560には1.5倍の差があり、多少は無理に回しても性能的に抜いたりということは難しいでしょうから、思いっ切り回してくる可能性はあると思います(少なくともフルシリコンのRX6700XTは)

RX6800XTは2.5GHzまで回るといわれていますが、ブーストクロックは2.25GHzです。

RX6700XTはブーストクロックが2.5-2.7GHzくらいまで行く可能性はあると思います。

OCモデルは制限が無ければ3GHzくらいまで回る可能性はありますね。(苦笑

同クロックで1.5倍の性能差と言うのは製品のラインナップととしてみた場合、差が付きすぎです。

ラインナップの隙間を埋める意味でも、nVidiaに差をつける意味でもRX6700XTは回るんだったら回るだけ回すという面白いモデルになる可能性はあるのかなと思っています。

そういうのが好きな人は結構いると思いますので、ミドルレンジの有力な候補として、選別品で、フルシリコンの(可能性が高い)RX6700XTを狙ってみるのはありでしょう。

もちろんそういう傾いている人はリファレンス版ではなく、AIB各社のカスタムOCモデルを購入するのが良いでしょう。

Sapphireで言えば、OC控えめのPulse系と上位のNITRO系がありますが、狙い目はNITROのような上位のモデルですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

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