AMDのCezanneとLucienneは、両方ともRyzen 5000UシリーズのCPUとなる

次世代Ryzenシリーズのコードネームをもっと見る

AMD LucienneとCezanne

最近の噂によると、AMDは次世代Ryzen 5000Uシリーズに2つのアーキテクチャを採用するという。AMD Cezanneは特定のSKUでのみ提供され、それ以外の部分はLucienneと呼ばれるRenior Refreshに頼ることになるだろう。

Lucienneは、これまでにも何度か噂に登場している。

最大の証拠の断片は、ちょうど1ヶ月前にIgor’s Labによってもたらされました。

それによると、LucienneはGoogle専用のAPUだという。

それはRenoirと同じコアアーキテクチャ-Zen2を特徴とするだろう。

コードネームがピエール＝オーギュスト・ルノワールの隠し子の娘を指しているので、LucienneがRenoirのリフレッシュであるというニュースは実際に意味をなしています。

興味深いことに、Ryzen 5000Uシリーズには、Cezanne(Zen3)とLucienne(Ze2)の両方のプロセッサが搭載されると言われている。

噂によると、Ryzen 7 5800UはZen3コアを採用し、5700UはZen2コアを採用しているとのこと。これは確かに混乱しているように見えるし、この噂は塩の粒を持って取られるべきであるが、しかし、これは、まだ否定されていない最も最近のものである。

Vulkan APIを使用したLow 1080p設定でのAshes of the Singularityベンチマークで1600点を獲得したAMD Ryzen 7 5700U。

現行モデルのRyzen 7 4800Uは1200点。これにより、5700Uは一世代前と比べて33.3%のブーストを得ている。

AMD Majolica-LCN Renoirプラットフォーム、ソース：@TUM_APISAK

AMD Ryzen Mobile APUシリーズ

ソース：Videocardz.com – AMD Cezanne and Lucienne to both power Ryzen 5000U series

解説：

次世代APU Cezanneは一部モデルの採用にとどまり、Lucienneと呼ばれるRenoir Refreshも同時に供給される

と言う衝撃的なニュースが飛び込んできました。

どういう理由なのかはちょっとわかりませんが、Cezanneは一部モデルの採用にとどまるようです。

LucienneはGoogle専用のAPUになるという話も上がっているようですが、Google用のAPUと聞いて真っ先に思い浮かぶのがChrome Bookです。

一応ラインナップには上位のモデルナンバーにCezanne、下位のモデルナンバーにはLucienneと言う構成になっているように見えます。

詳細ははっきりしていませんが、Warholといい、Lucienneといい、7nmから5nmへの移行はスンナリは進まなさそうな気配です。

5nmから3nmへの移行は2023年と言われているので、5nmが解放されるのはまだ先になると言うことなのでしょう。

5nmも改良版である5nm+の話も上がっていますが、今のところ詳細は不明です。

もはやITデバイスの主力はスマホに移り、PCのCPUは後に回されるようになってしまって久しいですが、5nmのCPUが出るのは1年以上先になりそうです。

これはちょっと残念ですね。