インテルは、「Comet Lake」マイクロアーキテクチャをベースにした第10世代Core i3デスクトップ・プロセッサの仕上げを行っている。
これらの次期ソケットLGA1200プロセッサは4コア/8スレッドで、Core i3デスクトッププロセッサのブランド拡張にHyperThreadingとTurbo Boost技術のデビューを見ることができます。i3-10100は3.60GHz、4.30GHzブーストのエントリーレベルの製品で、i3-10300は公称3.70GHz、4.40GHzブーストの高クロックです。
クロック速度以外にも、2つのパーツはL3キャッシュ量で差別化されており、i3-10100は6MB、i3-10300は8MBとなっています。
この2つのチップのCinebench R20スコアが、CPU-Monkeyによってウェブ上にリークされた。
i3-10100はシングルスレッドテストで448点、マルチスレッドテストで2284点と報告されています。
一方、i3-10300は、シングルスレッドテストで457点、マルチスレッドテストで2330点となっている。
同じ情報源によると、第3世代AMD Ryzen 3 “Matisse” 4コア/8スレッドプロセッサシリーズをテストしたところ、Ryzen 3 100はシングルスレッドで444点、マルチスレッドで2154点、Ryzen 3 3300Xはシングルスレッドで491点、マルチスレッドで2341点を記録したとのことです。
これらのスコアが本当であれば、2社のエントリーレベルのチップの間で勝負になります。
解説:
下位のCPU同士の激突はAMDの圧勝か?
話題のRyzen3 3300X/3100のベンチマークとCore i3-10300/10100のベンチマーク結果がリークしました。
ベンチマークはお馴染みCinebench R20です。
結果を見ると、今までと正反対の結果でシングルスレッドでRyzen3 3300Xがリード、マルチスレッドで互角となっています。
Comet Lakeは当初は無いといわれていた10350Kがあるようですので、10350Kで3300Xと互角か少しリードしているくらいでしょうか。
ここでもPCI Express4.0が欲しい方はRyzen3 3300X/3100を選択すべきだと思います。
価格とのバランスもありますので、3300Xは15000円台で購入できるCPUとしては非常に優秀だと考えてよいでしょう。
第九世代は9350Kは流通せず、9350KFのみの販売でした。
同じGPUがないCPU同士ならば、10350KFが二万円程度で売られている9350KFと同じ程度の価格なら、競争力はあまりないかなと思います。