TSMCの5nmシリコン製造ノードの話をしたDigiTimesのレポートによると、NVIDIAもこのチップの顧客になりそうで、近い将来にそれを使う可能性があると報じている。
そして、これらのチップが次世代GPUには入らないことを知っているということは、非常に興味深い情報だ。それはなぜでしょうか?
なぜなら、NVIDIAは、GeForce RTX 3070やRTX 3080グラフィックスカードのようなデザインで終わる次世代Ampere GPUのために、TSMCとSamsungの両方の7nm製造ノードを利用することを知っているからです。
これらのデザインは、NVIDIAが5nmを必要とするものではない。
NVIDIAはすでに高性能グラフィックス市場の需要を満たす製品をパイプラインで持っていることから、おそらく彼らは誰もが驚く何かを計画している。
誰ももが知っている製品ですが、憶測 (かなり割り引いて考える必要があります) では、NVIDIA が最新のノードで Tegra SoC を更新していることになります。
そのTegra SoCは、Nintendo Switchのようなモバイルデバイスの範囲で使用することができます, ので、NVIDIAはNintendo Switch 2のための新しいチップを準備している可能性があるのでしょうか?
ソース:techpwoerup – NVIDIA is Secretly Working on a 5 nm Chip
解説:
nvidiaが5nmのチップを設計しているという情報が入ってきました。
これはTegraの新シリーズではないかと予想されているようです。
記事中では任天堂のスイッチ次世代機のためのSoCではないかとしています。
nVidiaが5nmチップを設計する理由
この新Tegraがすぐに出てくる可能性は低いですが、このSoCは本当にゲーム機だけのために製造されているのでしょうか?
私の願望込みですが、ゲーミングARM PCでnVidiaがプラットフォームホルダーに復帰してくれると面白いかなと思います。(笑
現時点ではスイッチ次世代機のためのSoCである可能性が濃厚だと思います。
任天堂スイッチは全世界出荷台数5200万台を突破しています。
5200万台を超える出荷台数を誇るゲーム機の次世代機ならば、確かにnVidiaも任天堂の要望を大きく取り入れるべく動くかもしれませんね。
現在、XboxもPS5もすべてAMDのSoCを採用しています。
この二つのゲーム機は同じAMD製のSoCでZen2コアのCPU+RDNA2世代のGPUを使っているにも関わらず、それぞれの専用設計になっているといわれています。
nVidiaとしては世界的に有名なゲーム機メーカーである任天堂のゲーム機のSoCの受注は絶対に逃したくないところでしょう。
PS4は世界で1億台うれました。
Switchも5年目にはそれに近いくらい売り上げる可能性はあります。
世界で一億台近く売れるゲーム機ならば、nvidiaも専用設計のSoCを用意してもおかしくありません。
TeagraX1はnvidiaのShieldというアメリカで販売されているゲーム機に採用されているほかはほとんど採用されていません。
Switchの欠点とも言える、ほかのゲーム機との性能差はかなり厳しいレベルと言っても良いですから、最新のプロセスを使って少しでも縮めたいところでしょう、
スイッチに使われているTegraシリーズの最新版はXavierですが、XevierはGPUがVoltaでAI系の処理に重点を置いている今までのTegraとは明らかに方向性が違うSoCなので、任天堂がスイッチの次世代機にGeforce系列のGPUを搭載したSoCを望んでもおかしくはないと思います。
スイッチの発売年である2017年から3年目、ゲーム機の更新サイクルは約5年といわれていますので、2022年に発売されるとすれば、今回のリーク情報はちょうどよいタイミングなのかもしれません。