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Apple、今後18か月でArm-Powered MacBookを発売

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Appleは現在、Arm Instruction Set Architectureに基づいて、Macbookラップトップラインナップ向けにカスタムCPUシリーズを設計しています。

iPhoneシリーズのデバイス内にある最も強力なモバイルプロセッサのいくつかを設計したAppleは、MacBookにカスタムCPUを搭載することで、さらに強力なデバイスラインナップへの移行を準備しています。

IntelがCPUのコアラインナップを交換およびアップグレードする速度にうんざりして、Appleは問題を独自の手に取り、カスタムソリューションへの切り替えについてのうわさはしばらく続いていると判断しました。

ただし、Armを搭載したMacの最初の波をいつ予想するかについて、いくつかの情報が得られました。

Apple業界の有名なインサイダーであるアナリストMing-Chi Kuoによると、次の18か月間、正確には2021年前半にArm-powered Macbookの最初の波が予想されます。

おそらく、これらの新しいMacの最初のチップは5nmの製造プロセスで製造される予定です。AppleはTSMCファウンドリでチップを製造してきた長い歴史があるため、おそらくTSMCで製造されるでしょう。

それまでの間、Appleが開発者にx86-64ソフトウェアを新しいArm ISAに移行するためのツールを提供することを期待できます。

ソフトウェアエコシステムがなければ、ハードウェアプラットフォームは本質的に価値がありません。

Appleはこれを知っています。

彼らがそれをどのようにプレイするかを見て、さらに情報があればすぐに報告します。

ソース:techpowerup – Apple to Launch Arm-Powered MacBook in the next 18 Months

 

解説:

Intelに吹く逆風

前々から噂が出ていましたが、ついに具体的な話が出てきました。

AppleがMacにx86-64CPU搭載をやめて、独自のARM CPUに切り替えるという噂です。

Appleに詳しいアナリストは今後18か月間の間にその波がやってくると予測しています。

AppleはiPhoneやiPad向けにAシリーズプロセッサを設計・搭載しており、Mac用に独自のCPUを搭載するのはその延長線上ということなのでしょう。

ARMは電力効率に優れていますが、ハイエンド向けとしてはそれほどでもないといわれてきました。

しかし、近年、スマホのSoCも性能が上がり、改良したCPUをPCに搭載しても遜色がない程度に性能が上がってきたということなのでしょう。

AppleがARMをノートPCやデスクトップに搭載すれば、PCパーツとしてのARMも活気づくかもしれません。

iOSだけでなく、Androidも含めればすでにインストールベースでARMのほうが数が上であり、スマホ向けのアプリやWEBのサービスを含めれば、もはやソフトに困ることはないという判断なのでしょう。

すでにマイクロソフトオフィスもOffice365という名前でWEBサービス化されています。

X86-64にこだわる理由というのはなくなってきています。

AppleはあまりAMD製品が好きではないようですが、採用するとしても2020年の一度だけになりそうな気配です。

HauweiもARMの自作PC向けマザーボードを製造していますが、どうやら2020年代はAMDのほかにもARM陣営も打倒Intelに参戦してきそうです。

2つのAがIntelを打倒するIntelがかつて危惧していた通りの展開になっているのは面白いです。

Atomも結局x86のシェアを食い合うだけでARMへの対抗にはなりえませんでした。

やれることはやってきたと思うのですが、ARMに対する決定打にはならなかったということです。

果たしてゲーミングPCはどのような形になるのか?

STADIAのようなクラウドゲーミングがすべてをかっさらうのか?

今年は大きな変化の波がやってくる年になりそうです。

 

 

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