PlayStation 5とXbox Scarlettはどちらもレイトレーシングをサポートしますが、これまでのところ問題に関することは何も示されていませんが、2つのコンソール間で状況が異なるようです。
Gizmodoは最近、リーク提供者がWebサイトに明らかにした内容を詳述したレポートを公開しました。
レポートには、PlayStation 5とXbox Scarlettの両方がレイトレーシングをサポートしているが、異なる手法を使用しており、異なるアプローチを採用していることに言及しています。
リーク提供者は明らかにこれらのテクニックをほのめかしましたが、Gizmodoは詳細を提供していません。
このリークによると、PlayStation 5とXbox Scarlettの両方にカメラが搭載されていますが、Scarlettの方がはるかに優れています。
開発キットは、2msの遅延で4K対応のカメラを備えています。 Microsoftは、照明を変更したSnapchatのようなデモも公開しています。
2台のコンソールの詳細は明らかにされていませんが、リーク提供者は1つのことに確信を持っています。
PlayStation5とXbox Scarlettは、どのコンソール世代と比較しても最大の演算能力ジャンプです。
※ コンソールとはゲーム機のことです。
今週初めに、PlayStation 5には、PlayStation Assistと呼ばれるAI搭載のゲーム内音声アシスタントが搭載されている可能性があると報告しました。
このアシスタントは、簡単なクエリにオンザフライで応答することにより、ゲームプレイのヘルプを提供できます。
新しいコンソールに関する多くの謎が隠されています。 PlayStation 5は、AMDの第3世代Ryzenラインを搭載し、GPUはレイトレーシングをサポートします。
CPUは、AMDの第3世代のRyzenラインに基づいており、同社の新しい7nm Zen 2マイクロアーキテクチャの8つのコアが含まれています。
RadeonのNaviファミリのカスタムバリアントであるGPUは、レイトレーシングをサポートします。レイトレーシングは、光の移動をモデル化して、3D環境での複雑な相互作用をシミュレートする技術です。
PlayStation 5とXbox Scarlettのコンソールはまだ完全に公開されていません。
来年中にリリースされる予定です。
解説:
PS5とXbox Scarlettではレイトレーシングに対して異なるアプローチを採用
PS5とXbox Scarlettではレイトレーシングに対するハードウェアの支援の方法が違うという話です。
常識的に考えるとそんなことがありうるのかなと思います。
NaviというGPUの異なる二つのレイトレーシング支援機能を入れる意味がよくわかりません。
可能性としては
・ソニーかマイクロソフトが何らかの支援をしており、契約上、それぞれのAPUの中でしか使うことが出来ないようになっている
というものが浮かんできますが、「それにしても・・・・」と言った感じです。
ゲーム機は競争が激しく、ソニーやマイクロソフトがマーケティングでも激しくしのぎを削っており、こういった情報すらもマーケティング戦略の一環として利用されますので、実際にどうなのかは公式に発表が無いとわからないと言ったところではないでしょうか。
来年早々にも流通向けの説明会が開催されるはずなので、それまで待つしかないと思います。
販売のスケジュールは6月くらいでは間に合わないので、1年かけてじっくり取り組むという予定だったはずです。
レイトレーシングソフトウェアサポートに関してはCrtytekが自社のエンジンでサポートを明言して技術デモも公開されています。
私はこちらの方式を採用し、「ハードウェアレイトレーシングサポートは無い」という予想を立てています。
AMD公式としては7nmEUVのRDNA第二世代でハードウェアレイトレーシングサポート行う旨のリーク情報が出ていますが、7nmで生産されるPS5やXboxのAPUに搭載するのか?という疑問があったからです。
まあ、ソニーやMSは互いの心理戦として事前の情報公開に無茶苦茶なハッタリを仕掛けることが過去にもよくあり、言ってることが本当かどうかは公式のリリースが出ない限りはハッキリしないです。
ゲーム機戦争というのはこの辺も含めて面白いと思うので、発売まではこういった盤外戦を楽しむのもたしなみなのかなと思います。
いずれにせよ続報が来ないことにははっきりしません。
新たに出てきたレイトレーシングサポートの正体とはいったい何なのか?注目しましょう。