AMDは今年7月にZen 2ベースのRyzen 3000プロセッサをリリースし、その堅実なパフォーマンスと優れた価格設定により、すぐにゲーマーに大ヒットしました。
現時点で同社の主力プロセッサはRyzen 9 3900Xで、価格は500ドルで、12コア/ 24スレッドを搭載し、クロックは最大4.6 GHzに達します。
BIOSTARがマザーボードCPUサポートリストの更新を投稿しました。これは、3.1 Xのベースクロックで動作し、65 WのTDPを持つ、「X」なしの以前に発表されていない「Ryzen 9 3900」 )。
Ryzen 9 3900 non-Xは、より低いクロックを備えた3900Xのより電力効率の高いバージョンのようです。
3900Xの4.6 GHzブーストクロックのクロック周波数認証に合格しなかったチップで作られている可能性がありますが、それ以外は正常に機能します。
AMDは、チップのTDPをダイヤルダウンすることで、コア数を増やしたいが、電源と冷却のセットアップのコストを引き上げたくないOEM向けの興味深いSKUを構築することもできます。
ソース:techpowerup – BIOSTAR Lists unannounced AMD Ryzen 9 3900 Processor
解説:
僕らのBIOSTARがまた伝説を書き換えた
NDAってなんじゃらほいという方針で活動しているっぽい台湾のマザーボードメーカーBIOSTARがまたやりました。
未発表のRyzen 9 3900がマザーボードのCPUサポートリストに登場しました。
さすが僕らのBIOSTAR「誰もできないことを平然とやってのける、そこに痺れるあこがれるゥ」という感じです。
出る、出ると言われていましたが、これで正式に製品として計画され・販売されることが確認できたということになります。
肝心の製品は、65Wの文字が躍っており、12コア24スレッドで65Wというのはかなり美味しいです。。
元記事にもあるとおり、基本的に上位モデルの選別落ち品だと思います。
秋葉の店員さんの感触では3950Xを求める人というのはそれほど多くない感じらしいですが、この話を聞くと発売されればは安価で省電力な3900が一番人気になるのではないかと管理人はひそかに考えています。
残念ながら、現在ではHPは修正されていて確認はできません。
さすがのBIOSTARでも「一旦載せてしまったのだからこのままでいく」という風にはいかないようです。
12コア24スレッドで65W、今迷ってらっしゃる方はおひとついかがでしょうか?
老婆心ながらBIOSTARさんは大丈夫なんですかね。
Z390の発売前もZ370のマザーとマニュアルを共通化してその存在を明らかにしていましたが、業界にはBIOSTARルールみたいなものがあるんでしょうか。
心配になります。
Sapphireがウッカリ情報を漏らしてAMDにゴルァされたのとは対照的です。(笑