最近の噂によると、NVIDIAは10月22日に新しいGeForce GTX 1650 Tiグラフィックスカードを発売するGPU製品の予算を延長することができました。
GTX 1650とGTX 1660の間に位置することが期待されているこの新しいグラフィックカードは、RX 5600シリーズと呼ばれると噂されているAMDの未発表のローエンドNAVI GPUに対するNVIDIAの回答になるはずです。
ITHomeによると、GTX 1650 Tiの価格は1100元で、これは155ドルに相当します。つまり、GTX 1650が新しいTiモデルよりも低い価格で値下げされるか、まもなく登場するGTX 1650 Tiの価格がうわさの数字をわずかに上回ります。
4 GBのVRAMと1024から1280 CUDAコアまでのすべてを搭載することを想定した新しいGPUは、現在の製品との良好なバランスを提供し、GTX 1650とGTX 1660グラフィックスカード間のギャップを削減します。
ソース:techpowerup – NVIDIA Could Launch GTX 1650 Ti on October 22nd
解説:
nVidiaがGTX1650Tiを10月22日に発売します。
RX5600シリーズへの対抗製品ですので、RX5600シリーズもその前後に発売されるのかもしれません。
時期的に行ってクリスマス商戦に間に合わせるギリギリのタイミングですから、nViidia的にはAMDがどのような予定を組んでいても発売するつもりなのかもしれません。
仕様的にはかなり美味しい仕様で、4GBのVRAMと1024-1280CUDAコアですので、Pascalで一番人気だった、GTX1060に近い性能になるのではないかと思います。
GTX1050とGTX1050TiはVRAM2GBと4GBで2倍の差がありましたが、GTX1650とTiの間にはそのような差がありませんので、FullHDのゲームをプレイするにあたってそこまで大きな差を感じることは無いと思います。
よって価格を重視される方はGTX1650、性能を重視される方はGTX1650Tiという非常にわかりやすいラインナップになったと言っても良いです。
USドルで$155なので、日本円だと25,000円くらいでしょうか。
このタイミングでRX5600が発売されれば低価格帯GPUは俄然面白くなってきたと言ってもよいでしょう。
RX5600がRX570と同じくらいの性能ですから、GTX1650<RX5600<GTX1650Tiくらいの感じになるかなというのが私の感触です。
このクラスにはもちろんレイトレーシングはありませんから、純粋に価格と性能のバランスということになります。
GTX1050までの例に倣うとGTX1650Tiも補助電源端子無しになる可能性もあり、RX5600も補助電源端子無しになれば、同グレードの製品が三つ巴という形になります。
7nmのRX5600がどこまでのワットパフォーマンス(消費電力と性能のバランス)を出してくるのか注目です。
純粋なバランスになりますので、GTX1650TiがRX5600に負ける可能性も無きにしも非ずです。
この年末はFullHDクラスのGPUが熱いという感じの製品ラインナップになるでしょう。