東芝メモリホールディングスは本日、2019年10月1日に正式にKioxia Holdings Corporationに社名変更すると発表しました。
Kioxia(kee-ox-ee-uh)という名前は、東芝メモリのすべての会社の名前に採用され、ほぼ同じ日に発効します。
Kioxiaは「記憶」を意味する日本語の単語kiokuと「value」を意味するギリシャの単語axiaの組み合わせです。
「記憶」と「価値」を融合させた「Kioxia」は、「記憶」によって世界を向上させるという当社の使命を表しています。
Kioxiaは、大容量で高性能なストレージとデータ処理に対する需要の急増によって定義された新しい時代のメモリを開発します。
「私たちがメモリ業界の最前線での地位を強化し続けているので、私は会社の進化の次のステップを踏み出すことができて嬉しく思います」とStacy Jは言いました。
東芝メモリホールディングス株式会社の会長、スミスは言う、「私たちの出発点として「記憶」を使用して、Kioxiaは日常生活の様々なニーズを満たすために人々と協力し、世界をより面白くし、そして社会に長期的な価値を提供するでしょう。」
東芝メモリは1987年にNANDフラッシュメモリの発明からフラッシュメモリの技術的進化を推進し、最新の3Dフラッシュメモリ、BiCS FLASHを発表しました。
社会が5G、IoT、クラウドコンピューティングなどの新しいテクノロジを使用して大量のアクティブデータを作成するにつれて、これまで以上に多くのメモリとストレージが必要になります。
業界の先駆者であり、フラッシュメモリとソリッドステートドライブの世界的リーダーとしての地位を築いてきた私たちは、デジタル社会が新しいメモリ時代を迎えることを可能にする立場にあります。
キオクシアの使命
「記憶」で世界を高揚させる –
「記憶」を進化させることによって、私たちは高揚体験を創造し、世界を変えます。
キオクシアのビジョン
プログレッシブメモリテクノロジを中核にして、私たちは選択を生み出し、将来を定義する製品、サービス、およびシステムを提供します。
ソース:techpower – Toshiba Memory to Rebrand as “Kioxia” in October
解説:
東芝メモリーがKioxiaに社名の変更を行うとのことです。
東芝でもいいような気がしますが、ここに来てわざわざブランドの変更を行うのはなんでなんですかね。
フラッシュメモリを作っている会社はDRAMもやってるので、東芝もDRAM事業を拡大して、何とか世界シェアで存在感を示してほしいところです。
DRAM事業はアメリカもMicronが残っていますし、中国も内製化します。
産業の米と言われるDRAM事業は何とか日本国内に残ってほしいところです。
エルピーダメモリがMicronに買収されてしまったのは痛かったですね。
フラッシュというかSSDに関しては東芝の製品はかなりの高スペックですので、やはり一流ブランドと言って差し支えないのではないかと思います。
半導体業界は一寸先は闇ですから、わかりませんが。