MSIがロープロファイルGeForce GTX 1650グラフィックスカードを発売

MSIは、GeForce GTX 1650をベースとした最初の薄型（ハーフハイト）グラフィックスカードの1つを発売しました。このカードは、2つの60 mmファンで換気されるモノリシックアルミニウムヒートシンクを使用しています。

ディスプレイ出力は1列しかありませんが、クーラーの厚さは1スロットを超えるため、フルハイトとハーフハイトの両方に対応するデュアルスロットI / Oシールドが得られます（ロープロファイル）。

このカードは、すべての電力をPCI-Express 3.0 x 16スロットに依存しており、1665 MHzのブーストおよび8.00 GHz（GDDR 5有効）メモリのNVIDIA基準クロック速度に準拠しています。

12 nmの「TU117」シリコンをベースとしたGeForce GTX 1650は、896の「Turing」CUDAコア、56のTMU、32のROP、および4 GBのメモリを保持する128ビット幅のGDDR5メモリインターフェースを備えています。

このMSIロープロファイルカードのディスプレイ出力には、意外にもDisplayPortがなく、HDMI 2.0bとデュアルリンクDVI-D（アナログD-Subピンがない）しかありません。

ソース：techpowerup – MSI Releases a Low-profile GeForce GTX 1650 Graphics Card

解説；

発売が待望されていたGeforce GTX1650のロープロファイルカードがついに発売されしまた。

一番気になるのは、ディスプレ出力だと思いますが、デュアルリンクDVI-DとHDMI2.0bです。

DisplayportとD-Subはありません。

DisplayPortは処理用に高価なICが必要といわれており、他はともかくDisplayportがないのは、コストダウンのためなのだと思います。

ディスプレイでも安価なモデルには搭載されていないのはそういった事象もあるのだと思います。

このタイプにはよくありがちな拡張スロットはロープロファイル用とノーマル用二つのサイズのブラケットが付属して、自分の環境に応じて切り替えるタイプです。

発表だけされてなかなか発売されなかったので、ようやく発売されたかといった感じです。

amazonではまだ販売されていませんでしたが、数日のうちに出回ることになるんじゃないかと思います。

まだ発売されていないのかと思って、amazonでGTX1650LPで検索するとGTX1050LPがヒットしていたのですが(笑、ミニPCユーザーやスリムPCをアップグレードして予算を節約したいユーザーさんにとっては待望のGTX1650ではないかと思います。

やはり補助電源無しでFullHDのゲームを楽しみにたいユーザーさんにとっては、ロープロファイル対応・補助電源無しのGPUというのは一つのおおきなアップグレードパスと言ってもよいと思います。

GTX1050を使っていた方はこの機会に買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。

Zotac製品はまだ発売されていないようです。

噂されているGeforce GTX1650Tiもまだ発売されていないようですが、GTX1660と比較するとどの程度の性能なのか、補助電源コネクタの有無はどうなのか、やはりこちらも気になるところです。

今後上位のRTX2060/2070/2080 SUPERシリーズも発売されると思いますが、基本的に今までの焼き直しでしょうから、まだ出ていないラインナップも方も早いところ拡充が望まれます。

MSI GeForce GTX 1650 4GT LP

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