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Intel、ComputexでさらなるArc GPUの活躍を約束 – AIに対応したメモリ容量でBattlemageがプロになる

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Intelは、Arc 「Battlemage」 GPUラインアップの更なるアップデートをComputexで発表すると予告している。

IntelがArc Pro GPUのアップデートをComputexで発表、新しいBattlemageグラフィックス・アーキテクチャを搭載

Intelは、Battlemageグラフィックス・アーキテクチャを採用した最新のArc Proシリーズという形で、さらなるArcのアップデートを予定していることをXで予告した。

Arc Proのラインナップは、AIやコンテンツ制作などのワークフローを含むワークステーション・セグメントをターゲットとしている。

Intelは現時点では詳細を明らかにしていないが、Computexまであと数週間なので、長く待つ必要はないだろう。

期待される点としては、IntelがArc Battlemageラインアップに、プロフェッショナルなワークロードをターゲットとした、

より大容量のメモリ搭載モデルを発売する計画があることが最近明らかになった。

24GBのVRAMを搭載したバリエーションが公開されており、これらの新しいカードは、既存のB580およびB570製品の2倍のVRAM、正確には24GBと20GBを提供することになりそうだ。

現在、IntelのトップArc Pro GPUであるArc Pro A60は12GBのVRAMを搭載しているため、VRAMも2倍になり、現在のArc Pro製品よりもアーキテクチャがアップグレードされることになります。

もう1つのアップデートは、全く新しいGPU SKUの形で行われる可能性があります。

192ビットと160ビットのバリエーションはBMG-G21 GPU固有のものですが、ハイエンドのBMG-G31 GPUはしばらくの間予告されており、この特定のSKUを使用したBattlemage「Arc Pro」グラフィックカードのバリエーションが登場する可能性は十分にあります。

ハイエンドBMG-G31 GPUは、256ビットバスとより多くのXe2コアを搭載すると言われている。

より大きなBattlemageチップを実際に見ることができるのは素晴らしいことだが、IntelがArc GPUのラインナップに投資し、ハードウェアとソフトウェアの両面でアップデートを提供しているのは、やはりエキサイティングなことだ。

今後数日間で、さらに多くのニュースが発表されることを期待したい。

ソース:wccftech – Intel Promises More Arc GPU Action at Computex – Battlemage Goes Pro With AI-Ready Memory Capacities

 

 

 

解説:

大容量メモリを搭載したIntel ARC Proが発売か?

AIワークロード向けということですね。

面白いのはRadeon Proと違ってはっきりAI向けと銘打っているところです。

AIワークロードのPro向けで24GBというのは失笑するしかないですが、最初の製品だとこんなものなのでしょう。

NVIDIAはA100 80GB 130万円からどんどん価格が上がって、BlackwellのRTX Pro 6000 96GBだと168万円です。

半分くらいの価格で80GBなり96GBなりをラインナップしてみたら面白いと思います。

AIはとにかくメモリを食いますので、24GBとか48GBとか中途半端な容量を搭載するより100GB近くのメモリをガツンと積んだ方が良いのではないかと思います。

IntelのXPU(GPU)はWindowsのPytorchもビルドされていますので、ローカル生成AIのGPUとして普通に使えます。

この辺りは現在のRadeonより優れているところです。

Intel独自でdGPU用のWindows向けTensorFlowもビルドして公開すれば面白いのではないかと思います。

個人向けローカル生成AIの第三極としてIntel製GPUが機能してくれると面白いかなと思います。

 

 

 

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