NVIDIAのGeForce RTX 5090がインドネシアのGPU工場(おそらくZOTACのテスト施設)で動作しているのが目撃された。
NVIDIAの次世代GeForce RTX 5090フラッグシップGPUは、サイズに関しては確かに「べヒモス」であり、最初の外観から興味深い事実が明らかになった。
週末に興味深い展開があったのは間違いない。
それでも、NVIDIAのフラッグシップGPU RTX 5000シリーズの最初の外観はここにあるようで、画像は確かに漠然としているが、それらは合法的なもののようだ。
Chiphellのスレッド(Olrakより)から、NVIDIAのGeForce RTX 5090 GPUが、特定のGPUが出荷される前のテストユニットと思われるもので動作しているのを見ることができ、BilibiliにアップロードされたGPU工場のビデオからは、NVIDIAの次期SKUのかなり興味深い姿を見ることができた。
興味深いことに、この特定のGPU工場は米国の制裁を回避するために使用されており、ビデオの説明によると、インドネシアの施設はGPUを中国に出荷するために使用されており、NVIDIAのGeForce RTX 5090も同様のケースになる。
米国の対中チップ輸出規制により、4090と同等以上の性能を持つグラフィックカードチップは中国本土への輸出が禁止されている。この動きがRTX5090の初リリースに与える影響を回避するため、ボー・ネンは緊急にインドネシアのバタム島に工場を建設した。動画は工場の生産ラインのデバッグ画面。ビデオでモニターを照らしているグラフィックカードは、間もなく発売されるNVIDIA RTX5090グラフィックカードである。
画像に写っているGPUが実際のNVIDIA GeForce RTX 5090でない可能性はごくわずかだが、市場でこのような既存のデザインを見たことがないことを考えると、このSKUが本当に新しいものであることを示唆している。
ZOTACはまた、2022年9月に最初のカスタムモデルがある工場で撮影されたとき、発売前にRTX 4090をリークした最初の人物でもあった。
画像をよく見ると、ファンブレードの中央にZOTACのロゴがあり、同社のサプライチェーンとNDA対策に重大な欠陥があることがわかる。
GPUは画像のアングルからは巨大に見え、3つのファンで冷却する3スロット設計で、1つの12V-2×6電源コネクタで駆動する。
ビデオでは、ユニットが動作していることから、AIBのパートナーは、おそらく試験テストの段階にあり、その後、量産が開始される。
正式な発売が始まったら、この実際のリークが真実であることが判明するかどうか興味深い。NVIDIAにとっては、次世代機の発売を台無しにするだけでなく、NDA実施の重大性という点でも問題が生じるため、チェックすべき重大な問題である。
NVIDIAは、2025年のCESまでにGeForce RTX 5000 「Blackwell 」シリーズを発表する予定である。
NVIDIA GeForce RTX 5000 GPUのスペック(暫定版):
グラフィック カード名 |
NVIDIA GeForce RTX 5090 |
NVIDIA GeForce RTX 5080 |
NVIDIA GeForce RTX 5070 |
NVIDIA GeForce RTX 5060 |
GPU名 | Blackwell GB202-300 |
Blackwell GB203-400 |
Blackwell GB205 |
Blackwell GB206? |
GPU SM数 | 170 (192 Full) | 84 (84 Full) | 46(48 Full)? | 24(24 Full)? |
GPU コア数 | 21,760 (+33%) | 10,752 (+11%) | 5,888(±0%)? | 3,072(±0%)? |
クロック | 未定 | 未定 | 未定 | 未定 |
L2 キャッシュ | 未定 | 未定 | 未定 | 未定 |
メモリ容量 | 32 GB GDDR7 (+33%) |
16 GB GDDR7 (0%) |
12 GB GDDR7 | 未定 |
メモリバス幅 | 512-bit (+33%) | 256-bit (0%) | 192-bit (0%) | 128-bit? (0%) |
メモリ速度 | 28 Gbps | 32 Gbps | 28 Gbps | 28 Gbps? |
メモリ帯域幅 | 1792 GB/s | 1024 GB/s | 672 GB/s | 448 GB/s |
TBP | 600W (+33%) | 400W (+25%) | 250W (+14%) | 未定 |
補助電源 コネクタ |
12V-2×6 (16-Pin)*1 |
12V-2×6 (16-Pin)*1 |
12VHPWR (16-Pin)*1 |
12VHPWR (16-Pin)*1 |
ソース:wccftech – NVIDIA GeForce RTX 5090 GPU Allegedly Pictured In New Leak From A ZOTAC Factory
解説:
ZOTACの工場とみられるところからRTX5090が生産されている現場の動画がリーク
これによるとRTX5090はベヒモス(ゲームなどに出てくる巨大な地を司る魔獣から前例のない巨大なカードだということを表しているものと思われます)であり、かなり巨大なものになるとされています。
元になった動画は米国の制裁を回避するためにインドネシアに作られた工場内のようです。
これが本物なのか銅貨はちょっと判断が付きませんが、リーカーはRTX4090のリークも的中させた人物のようです。
真実である可能性はそれなりに高いといえるでしょう。
どんどん巨大になるフラッグシップGPUですが、最近のPCの進化はGPUの進化とイコールですから、それなりに資金をつぎ込む価値はあると思います。
RTX4090が298,000円ですから、それより安くなることはないのでしょうが、ホビー用としてはかなり厳しい価格になることは確実なのでしょう。