Minisforumは、AMD Ryzen AI 300 「Strix 」APUを搭載した次世代EliteMini AI370デザインを発表した最新のミニPCメーカーです。
MinisforumがEliteMini AI370デザインを発表し、AMD Ryzen AI 300 「Strix 」ミニPCがさらに登場する見込み
ミニPCメーカー各社は、AMD Ryzen AI 300「Strix」APUを搭載した次世代製品の発表準備を進めている。
すでにBeelinkとAOOSTARがそれぞれのデザインを発表しており、今回Minisforumがこの陣営に加わった。
Minisforumは、ミニPCに関しては有名で非常に定評のある企業であり、インテルのMeteor LakeとAMDのHawk Pointチップを搭載した最新の製品で、最高の製品デザインを提供してきた。
エリートミニAI370ミニPCに搭載される特定のStrix SKUについて、同社は多くを語っていない。
このプラットフォームには、新しいZen 5およびRDNA 3.5アーキテクチャに基づく12個のCPUコアと16個のGPUコアを提供するAMD Ryzen AI 9 HX 370チップが搭載される。
このチップのTDPは15~54W。AI能力は、NPUで最大50TOPS、チップ全体で最大80TOPSと評価されている。
EliteMini AI370 Mini PCのシルエットを見ると、標準的な四角いデザインで、エッジはカーブしており、側面には熱気を吹き出すための通気口がある。
一部のメーカーがデバイスに専用のコパイロットボタンを採用しているのを見たことがあるが、ミニフォーラムがこの路線を踏襲するかどうかはわからない。
このメーカーの以前のAMD EliteMini Mini PCは、最大70Wの冷却が可能で、OcuLinkサポートと優れたIO機能を備えていた。
発売時期や価格についてはまだ発表されていませんが、今後数週間のうちに発表される予定ですので、ご期待ください。
ソース:wccftech – Minisforum Teases Its EliteMini AI370 Mini PC, Powered By Ryzen AI 300 “Strix” APUs
解説:
MinisforumがStrix Point搭載のminiPCをティーザー
なかなか恰好がいいです。
この正方形の筐体は規格化してOculinkでモバイル用のGPUを外付けできるようになると面白いですね。
上か下に重箱のように重ねる形で増設できると見栄え的にも悪くないのではないかと思います。
AIBは独自性を出すためにデザインや細かい規格を独自にすることが多いですが、APUの性能がかなり上がっている今、デスクトップとノートPCの中間くらいの存在として、市場にインパクトを残せるようになると面白いと思います。
外付けのPCIeがX8くらいでリンクできるとGPUが帯域に足を引っ張られることも無くなるのではないかと思います。。
Oculinkは(実際に使えるかどうかは別として)PCIeのバージョンには左右されませんが、x4になっていますのでやはり高速バスを外に出すのは難しいなあという感じです。
Strix Haloが出ると夢がますます広がりますね。
やはり、AMDが今一番力を入れている製品はAPUであり、未来は無限に広がっているという感じがします。
Strix Pointから12コア24スレッドになったのは大きいと思います。
ついでにNPUも搭載されましたね。
Strix Pointの少し気になる点はProモデルしかないとのことなので、リテールでは出ないのかなあという点です。
ぜひともAM5番を出していただきたい。